春キャンプって風対策は必要?
どんな対策をしたらいいの?
そんな疑問にお答えします。
春だけに関わらず、キャンプの際風はとても厄介ですよね。
今回は春のキャンプの際の風対策をお伝えします。
春のキャンプで1番厄介なのが強風です。
風が吹いてしまうとキャンプの難易度がぐっと上がります。
テントの設営も焚き火も風の抵抗を受ける事で普段からキャンプをやり慣れてる人でも難しく感じます。
私も春キャンプでは毎回風に翻弄されていました。
思うように進まない準備に少し体力も精神的にもダメージを受けてしまい、せっかくのキャンプの思い出が台無しになってしまうところでした。
ですが風対策次第では春のキャンプも怖くありません。
もちろん強風がずっと続くようであったり、自分が危険かなと思ったら撤収することも選択肢の一つです。
また、周りに迷惑になりそうな場合も残念ですが、日にちを改めましょうね。
安全に楽しくキャンプができるようにしっかりと天気と相談してくださいね。
今回の風対策のポイントを抑えると、風が少し強くても、快適に春キャンプを過ごせるでしょう。
春キャンプ以外にも、オールシーズンで応用できると思うので、ぜひ最後までお読みください。
目次
春キャンプって風対策は必要?
結論から申し上げると風対策は必要です。
暖かくなり始め、皆さんキャンプデビューをしたくなる季節になる春は、強風が吹くことがあります。
風はキャンプにおいてとても厄介で、難易度も高くなります。
風が吹くとテントやタープの設営も大変です。
火を起こすにもなかなか火が付かなかったり、せっかくついた火が消えてしまったりすることがあります。
実は私もキャンプデビューは春キャンプでした。
その当時は風対策について全く知りませんでした。
なので、テントもタープも設営すらうまくできず、最終的には撤収したという苦い思い出があります。
危険を少しでも感じたら撤収することも必要ですが、せっかくならできる対策をして、キャンプを楽しみたいですよね。
春キャンプの風対策は?
では実際に自分で出来る風対策はどんなものがあるでしょうか?
今回はお金をかけずに出来る対策から、これからキャンプを始めるのに道具を買う方の風対策に特化した道具選びまでお伝えします。
自分で出来る風対策をして春キャンプを楽しみましょう。
設営場所の選択
風を遮るものがないキャンプサイトは突風によりテントの設営も難しく、せっかく設営しても飛ばされたりと大変危険です。
木や建物で風を遮られる場所があれば、たとえ景色がよくなくても風を避けられる場所にテントを設営するのがベターです。
車を横付けできるサイトならば、風の向きにも注意して、吹いてきている方向に車を止めましょう。
設営場所を選ぶときは風向きにも注意しましょう。
テントの出入り口から風が入り込むと、バルーンのように膨らんでしまい危険なので、出入り口は必ず風下の方に向けましょう。
時間と共に風向きも変わる場合もあるので、風が強い日には、常に風向きを観察しましょう。
設営のコツ
設営は風が止んでいる、もしくは弱まった瞬間を見計らって設営しましょう。
風の抵抗を受けながらの設営は非常に疲れます。
体力的にもダメージを受けます。
できるだけ体力を温存してキャンプを楽しんでほしいので、風が止んだタイミングでさっと設営してしまいましょう。
風上の方からペグを打ち込むとやりやすいですよ。
また、風がすごく強い場合は、ペグをクロスするように打ち込むと強度が増し、飛びにくくなりますよ。
ペグはできるだけ深く打ち込むようにしましょうね。
中途半端に抜けてしまった、なんてことがあると大変危険ですのでペグはしっかり確実に!
もしどうしても強風で抜けてしまう場合は残念ですが、設営は無理に行わず、撤収しましょう。
風対策に特化したテントを選ぼう
テントにはいろいろな種類の形がありますよね。
ではどのような形のテントが風対策に向いているでしょうか。
風対策にはワンポールテントやツールームテント、ドームテントがオススメです。
ワンポールテントは、中央のポールのみで少し心細く感じますが、形状が風を受け流してくれます。
高さの低いツールームテントやドームテントは、地面にどっしりとピッタリくっついているため、風の抵抗が多少あっても大丈夫ですよ。
また風が強いと外で焚き火をした場合は火の粉が非常に飛びます。
難燃素材のテントを選べば、火の粉が飛んで穴が空いてしまったなんてことも防げますよ。
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風が強い日は防寒対策もしっかりしよう
風があると気温がグッと下がります。
風邪をひいてしまってはせっかくのキャンプが台無しです。
防寒対策をしっかりとしましょう。
長袖長ズボンはもちろんのこと、上に羽織れるものやブランケットなど温度調節しやすいものを選びましょう。
ヒートテックを着用するなども効果的です。
私は春のキャンプで薄着をしすぎて風邪をひいたことがあります。
風を通しにくいウィンドブレーカーなどがあると心強いですね。
こちらの記事簿参考にしてみてください。
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焚き火をする場合はしっかり風の強さを見極めよう
風の中で焚き火をすることは正直あまりお勧めしません。
火の粉も飛んで危ないですし、周りの方に迷惑をかけてしまうこともあります。
焚き火をしても大丈夫なくらいの風なのか、迷ってしまった場合は諦めることも選択肢の一つです。
もし調理で火を使うようなら風防を用意してアルミ製のクッカーを使うと熱伝導も早く、短時間で調理ができますよ。
火を使う際はしっかりと見極めて、危険だと思ったり、周りに迷惑をかけそうだなと思ったら諦めることもマナーではないかなと思います。
オススメのキャンプギア紹介
私のお勧めキャンプギアを紹介します。
今回は風対策に特化して春キャンプにオススメの春キャンプギアを紹介します。
テンマクデザイン サーカスTC BIG
ポリコットンという素材を使い、燃えにくいです。
またワンポールテントで風の抵抗も受けにくく、設営撤収ともに楽ちんです。
大きさは三種類あり、こちらのタイプは1番大きなものになります。
撥水加工もされていますので、突然の少量の雨なら大丈夫です。
結露もしにくく、遮光性も通気性もバッチリです。
専用のインナーセットもあるので、虫対策にも効果的です。
夏は涼しく、冬は暖気を逃さない設計になっていて、オールシーズン使えるのも嬉しいですよね。
ウィンドスクリーン
風を遮ってくれるので、料理効率が上がります。
火が燃え移りにくく、炎も燃え広がらないので安全です。
また折りたためてコンパクトになるので持ち運びにも便利ですね。
ペグが組み込まれているので、地面にしっかりと固定できます。
油はね防止にも効果的なので家庭でも使えます。
ばらばらに分解して必要な大きさに変えて使えるのもうれしいですね。
焚火陣幕
風よけとして陣幕を使うことも良いですね。
座っていれば、プライベート空間を作ることができます。
ポリコットン生地で火の粉にも強く、カビ防止加工や表面撥水加工もされています。
安定性も抜群で結合することもできるので、必要な分だけつなぎ合わせて使えます。
コンパクトに収納もできてI字型、L字型やコの字型にも張ることができ、多方向からの風を遮ることができますよ。
春キャンプでの風対策は完璧に!正しい風対策で快適キャンプを過ごそう!:まとめ
今回は春キャンプでの風対策についてまとめました。
春キャンプの風対策は必要不可欠です。
ポイント 風よけになるものがある場所を選ぶ。 風が弱い時や止んでいる時を狙って風上からペグを深く打ち込む。 ワンポールテントやツールームテント、ドームテントなど風の抵抗をあまり受けないテントを選ぶ。 防寒対策もしっかりと行う。 焚火は慎重に行う。
春キャンプは暖かくなってきて、空気もきれいでとても気持ちのいいものです。
紹介したポイントを抑えて、風とうまく付き合いながら春キャンプを楽しみましょうね。
こちらの記事も参考になると思うので是非見てみてくださいね。
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