そんな悩みにお答えします。
さまざまなメーカーが販売しているスキレット。
あらゆる料理が作れるため、キャンプ飯の必需品と言っても過言ではありません。
今回紹介するユニフレームのスキレットは、シーズニング不要・ソロキャンプにちょうどいいミニサイズ・お手入れ簡単と3つの特徴があるのです。
ユニフレームのスキレット7インチをおすすめしたい理由とともに、注意点とお手入れ方法を紹介します。
目次
ユニフレーム(UNIFLAME)のご紹介
ユニフレーム(UNIFLAME)は、1985年に新潟県燕市で生まれたブランドです。
ブランド名の由来は、「ユニークな炎(フレーム)を創造する」という会社の理念から。
低価格&耐久性が良い製品を作り続け、キャンプ初心者から上級者まで多くのファンがいます。
キャンパーから人気を集めているユニフレームですが、これまで一度もSNSを使用していないのをご存知でしょうか。
いまだにツイッターもインスタグラムもしていない理由はたったひとつ。
「SNS運用に人件費をかけるくらいなら、金物などにお金をかけて喜ばれる商品を作りたい」から。
「品質・価格・供給」の3つに力を入れる。だからこそSNSはしないと決めているようです。
SNSでPRしていないにも関わらず、ユニフレームの製品である焚き火台「ファイアグリル」や炭焼きグリル「ユニセラ」は今でも売れ続けています。
ものづくりへの強いこだわりをひしひしと感じます。
ユニフレームのスキレット7インチをおすすめする3つのポイント
出典引用:ユニフレーム
ユニフレームのスキレット7インチは全長31センチと小さめサイズ。
小さい分、簡単にお手入れできるメリットがあります。
シーズニング不要ですぐに使える
通常、新品のスキレットにはサビを防止するワックスが塗られています。
「シーズニング」とは、そのワックスを落とす作業のこと。
ワックスの匂いが料理にうつるのを防ぐため、使用前にシーズニングが必要である製品は多いです。
シーズニングは下記の6つの手順を行います。
1.食器用洗剤でスキレットを洗う
2.強火にかけて、煙が出るまで空焼きする
3.スキレット全体に油を塗る
4.くず野菜(野菜の皮など捨てる部分)を炒め、焦げる寸前で取り除く
5.スキレット全体に油を塗る
6.保管する
実際やってみて「手間をかけると愛着がわく」派と「もう結構です」派ではっきり分かれる作業だと感じました。
ちなみに私は後者。
自宅の狭い台所でシーズニングを始めたところ、換気扇では追いつかない量の煙がスキレットから出て途中でやめた経験があります。
キャンプ当日、そのスキレットには家でお留守番してもらいました。
ユニフレームのスキレット7インチはシーズニング不要。
「シーズニングしたくない」と感じた方は、シーズニング不要のスキレットを選んだほうが安心ですね。
ソロキャンプにちょうど良いミニサイズ
スキレットはフライパンと比べると厚みがあり、見た目以上に重たい特徴があります。
しかし今回紹介するユニフレームのスキレット7インチは、全長31センチ重さ1.5kgと片手でらくらくもてるミニサイズ。
重すぎず扱いやすいため、あらゆる料理に使える万能調理器具です。
ソロキャンプで使うなら断然7インチがおすすめ。
小さすぎることもなく、大きすぎることもないからです。
とにかく「ちょうどいい」と感じること間違いなし。
合わせて読みたい
違いを知りたい方やサイズで悩んでいる方はこちらもチェック
-
ユニフレームのスキレット10インチがオススメ!その魅力とは?
続きを見る
スキレットを使って簡単に作れるレシピを紹介
-
キャンプ飯にはスキレット! 簡単豪華で美味しいレシピ3選
続きを見る
スキレット使用後のお手入れが簡単
メンテナンスをすることで、一生使える相棒になります。
お手入れと言っても難しくありません。
初心者でもできるお手入れ方法を紹介します。
1)食器用洗剤で洗う
ザラザラとした粗いスポンジではなく、柔らかいスポンジでしっかり洗います。
普通のフライパンと同じように食器用洗剤を使ってOK。
洗ったあとは、乾いたタオルや布巾で水気を拭きとりましょう。
ポイント
・スキレットを適度に冷ましてから洗うこと
・水分はきちんと拭き取ること
2)食用油を塗る
キッチンペーパーを使ってスキレット全体になじませましょう。
使用後に油を塗ることで、焦げやサビを防ぎます。
使用後のお手入れは、これで完了。
たった2ステップのお手入れでスキレットが長持ちするので、忘れずにしてくださいね。
絶対NGです。食洗機で洗うと確実にサビます。
食洗機は洗浄力が強いため、スキレットのコーティングを落としてしまうのです。
かならず手洗いを行いましょう。
スキレットの注意点&一緒に持っておくべきおすすめアイテム3選
最後にスキレットを使う上で注意してほしいポイントと、一緒に持っておくべきおすすめアイテムを紹介します。
スキレットの注意点
ヤケドに気を付ける
スキレットは「熱しやすく冷めにくい」特徴があります。調理中はもちろん、テーブルに運んだあともしばらくアツアツです。
食事が終わってもまだ熱いかも。スキレットが冷えてるか確認してから片付けましょう。
はやく洗いたいからといって水をかけるのはNG。
急激な温度変化はスキレットが割れる原因にも繋がります。
料理を入れたまま放置しない
食べ物がこびりついたり、サビが発生したりする原因になります。
すぐに食べないときや残してしまったときは、別のお皿に食べ物を移動させましょう。
私の場合テンションが上がって食べすぎると、ついつい放置していました。
お腹いっぱいになると動くのがおっくうになりがちですよね。
ある日洗い物担当を決めるジャンケンに負けた私は、「あとでやる」と言い続けて気づけば3時間。
その日スキレットを使って食べたのはチーズフォンデュ。どうなったと思いますか?
皆さんの想像通りです。
冷えたスキレットには、カリッカリに固まったチーズがこびりついていました。
お湯につけてもぜんぜん柔らかくならないので、最終的にはタワシでゴシゴシ。
スキレットを長持ちさせるためにも、私のようなミスをしないよう注意してくださいね。
一緒に持っておくべきおすすめアイテム3選
ユニフレームのスキレット7インチと合わせて、持っておくべきアイテムを3つ紹介。
耐熱グローブと鍋敷きは、さまざまなメーカーが販売しています。
自分が持っているアイテムに合わせて、お気に入りのものを選んでくださいね。
スキレットハンドルカバー
出典引用:ユニフレーム
持ち手専用カバーです。ユニフレームの純正品であるため、スキレット7インチにぴったりフィットします。
初めてスキレットを見たときにフライパンと同じだと思って、うっかり持ち手を触ったことがあります。
人間って不思議なことに危険だと思えば頭よりも先にからだが動くのです。
一瞬触れただけでしたが、指先が溶けたかと思うくらいアッツアツでした。
鉄製のスキレットは想像しているよりも熱くなることに注意しましょう。
スキレットを使うのであれば持ち手カバーは必需品だと感じます。
これでも不安な方は、次に紹介する「レザーグローブ」も準備してくださいね。
レザーグローブ・軍手
出典引用:キャプテン・スタッグ
キャンプに欠かせないアイテムのひとつ。熱いスキレットでヤケドしないよう、手を守るために使います。
熱いものを持つのが苦手であればレザーグローブがおすすめです。
このレザーグローブは焚き火のときにも役立つアイテムなので、ひとつは用意しておきましょう。
鍋敷き(トリベット)
出典引用:ユニフレーム
調理後そのままお皿がわりになるのがスキレットのメリット。
しかし、テーブルの素材によっては焦げたり傷ついたりするデメリットに変わる可能性も少なくありません。
そこで登場、ユニフレームのシリコンパズルシートです。
耐熱温度約220℃でアツアツのスキレットでも安心。
しかも4枚1セットで購入できるので、使用するサイズに合わせて使えるのも魅力的。
シリコン素材を選ぶメリット
・柔らかくて軽い
・汚れても簡単に洗えるのでコスパ◎
ユニフレームの製品ではないのですが、私もシリコン素材の鍋敷きを使っています。
以前は「かわいい」という理由で木製の鍋敷きを選んでいました。しかし、木製の鍋敷きは汚れたときに洗えないのがデメリット。
アヒージョの油をこぼしても、さっと洗えるのはシリコンだけですよ。
とは言ってもキャンプに100点満点の正解はありません。
自分のお気に入りのものを見つけて、キャンプを最大限楽しみましょう。
【シーズニング不要】ユニフレームのスキレット7インチのお手入れ術:まとめ
今回はユニフレームのスキレット7インチについて、3つの特徴を紹介しました。
まとめ
ユニフレームのスキレット7インチは
- シーズニング不要のため買ってすぐ使える
- 【全長31cm重さ1.5kg】メイン料理もデザートも作れるちょうどいいサイズ
- 洗剤でしっかり洗えてお手入れも簡単
見た目は小さいフライパンでも、圧倒的な存在感をもつスキレット。
注意点にさえ気をつければ、どんな料理でもこなせてしまう「なんでも屋さん」です。
ひとつあれば何かと役に立ってくれますよ。