このような疑問にお答えします。
スペアリブ(骨付き肉)は人気の料理で見た目も豪華なため、キャンプ場でスペアリブを食べていたら周囲の目を引く事間違いなしの料理です。
私もキャンプ場でスペアリブを豪快に食べる事を憧れて焼いてみたのですが、食感が固くてあまりおいしく感じませんでした…。
注目
しかしちょっとした下準備をする事で、固かったスペアリブが柔らかくおいしく食べられるようになりました!
そこでこの記事では、人気のキャンプ飯スペアリブの食感を柔らかく、しかもおいしく調理する方法をお伝えします。
目次
スペアリブを柔らかくおいしく調理するコツは3つ
スペアリブをキャンプで柔らかくおいしく食べられるコツは3点あります。
このちょっとしたコツで、今まで固い食感だったスペアリブが柔らかくおいしく仕上げられます。
なお仕込みは数日前もしくは前日に家で行いましょう。すぐにおいしいスペアリブが食べられますよ。
下記の記事ではスペアリブと同じ肉料理である、ステーキのおいしい焼き方について解説しています。
包丁で肉の繊維を断つこと
肉料理全般に言われることですが、肉の繊維を切る筋切りを行えば食感が柔らかくなります。
どうして固くなる?
肉は本来筋肉の部分で、体を動かすための繊維がたくさんありこの繊維を切らないと歯に当たってしまうため食感が固く感じてしまうのです。
筋切りするコツは繊維に対して、垂直に細かく切る事です。
下茹でを行うことで肉離れが良くなる
私もスペアリブを柔らかくする方法を教えてもらった時はこう思いました。
しかし下茹でをする事で骨周りの肉が取れやすくなり、よりスペアリブを食べやすくするメリットがあります。
さらに下茹でをやらずにそのまま焼いてしまうと生焼けになってしまう事も多く、最悪の場合食中毒になってしまう危険もあるので注意しましょう。
下味は温かいまま漬け込む事
温かいまま漬け込むことで中までしっかりと味が染み込み、スペアリブがおいしく食べられます。
前日に下準備をする際に、一晩冷蔵庫で漬け込むことをおすすめします。
理由はキャンプ当日はテントの設営で忙しく、疲れてご飯の仕込む余裕がない事も多いです。
少しでも手間を省くために、数日前か前日に家で仕込み作業を行ったほうが楽ですよ。
下準備のやり方は4工程ある
スペアリブを柔らかくするには下準備が大切とお伝えしました。それではその下準備のやり方は以下の通りです。
- 骨に沿って包丁で切れ込みを入れる
- スペアリブを強火で焼く
- スペアリブを下茹でする
- スペアリブに下味をつける
下準備もスペアリブを茹でる工程でかなりの時間がかかるので、短縮したい方は圧力鍋を利用するのをおすすめします。
それでは1つずつ見ていきましょう。
1.骨に沿って包丁で切れ込みを入れる
上記でもお伝えした通り、包丁で切れ込みを入れることにより肉の繊維が切れて食感が柔らかくなります。
スペアリブの骨に沿って切れ込みを細かく入れます。念のため切れ込みをサイの目状にいれたほうが、より肉の繊維が切れやすく下味も染み込みやすいメリットがあるので試してみましょう。
2.スペアリブを強火で焼く
スペアリブを強火で焼く事で肉のうまみと脂を閉じ込め、パサパサした食感になりにくくなります。
1つ注意点があって目を離したすきに真っ黒に焦げてしまう事も多く、味も苦くなってしまうので別作業をしながら焼かないほうが良いです。
なお次の工程で茹でるので、中まで火を通す必要はないので気をつけてください。
3.スペアリブを下茹でする
スペアリブがしっかりとつかるくらいの水を入れ、そのまま茹でます。
ここでしょうがと、あればで良いのでネギの青い部分を一緒に入れて茹でれば、肉の臭みが軽減するのでおすすめです。
4.スペアリブに下味をつける
スペアリブを茹でている間に漬けこむためのタレを作りましょう。
基本の下味(肉400g)
- しょうゆ:大さじ2
- はちみつor砂糖:大さじ2
- すりおろした玉ねぎ:1/4
- すりおろしたにんにく:1かけ
- すりおろしたしょうが:1かけ
好みでケチャップやウスターソースを大さじ2入れてもおいしいし、にんにくやしょうがを抜いても大丈夫です。
はちみつや砂糖は肉をよりやわらかくする効果があるので、こちらは入れたほうが良いです。
いつもの味に飽きたらこれ!味のバリエーション4点
紹介した基本の下味でも充分おいしいですが、たまには味を変えて食べたいですよね。そこでこちらではスペアリブの味バリエーションを4点紹介します。
下記の記事ではスペアリブに合う白飯を、人気のメスティンでおいしく炊く方法を詳しく紹介しています。
カレー味
基本の下味にカレーパウダーを小さじ1プラスしてみましょう。一気にスパイシーな大人の味に変わりますよ。
ただし辛くなるためお子様には食べづらいかもしれません。なのでスペアリブを仕込む時に大人用と子供用に分けたほうが良いです。
つぶマスタード味
こちらも大人向けの味になります。マスタードの辛さが脂っこさを軽減してくれて、良いアクセントにもなります。
基本の下味に小さじ1のつぶマスタードを追加しましょう。ちなみにつぶマスタードがない場合も普通のからしで代用できます。
マーマレード味
こちらは子供向けの味付けになります。はちみつをマーマレードに変えてみましょう。さっぱりとしたスペアリブができますよ。
ただしマーマレードの甘味によって、はちみつや砂糖の量は変わりますので味見をしながら調節しましょう。
下準備をする時に、お子様と一緒に味見しながら準備をするのも楽しくておすすめですよ。
コーラ煮
下味をつけたスペアリブを鍋に入れて、コーラで煮るやり方です。スペアリブに限らず肉料理はコーラを入れることで柔らかくなります。
コーラ煮の分量は以下の通りです。
- コーラ:350ml
- しょうゆ:大さじ2
コーラ煮の作り方
- 鍋にひたひたになるくらいのコーラをしょうゆをいれる
- アクを取りながら30分ほど煮て出来上がり
時間がかかってしまうところがネックですが、実際に作って食べてみた感想は肉も非常に柔らかく味も甘めで、子供はもちろん大人でもおいしく食べられる味でした。
キャンプ飯にスペアリブを食べたい!柔らかくおいしくするコツとは:まとめ
- スペアリブを柔らかくおいしく調理するコツは3つ
- 下準備の工程は4工程ある
- いつもの味に飽きたらこれ!味のバリエーション4点
家で食べるスペアリブもおいしいですが、野外で食べたらよりおいしく感じます。だからこそ肉の食感が、固くならないようにする下準備はとても重要です。
キャンプの用意も食材の下ごしらえ以外に色々と行う事も多いですが、仲間や子供と一緒に行えば楽しく準備もできておすすめです。
野菜も食べたいという方は、下記の記事で肉巻きのレシピについて詳しく紹介しているので読んでみてはいかがでしょうか?