楽にご飯が炊けるメステインは、キャンプには欠かせないアイテムで人気クッカーの1つです。そんなメステインですが、ただの白飯だけではなく、ぜひ炊き込みご飯を作ってみてください。
特に、缶詰を使えば食材を切ったりする手間が省けて、もっと楽においしい炊き込みご飯が作れます。今回は、缶詰で作れる炊き込みご飯を紹介します。
目次
メステインで炊飯するときに抑えておきたいポイント4点
人気のメステインでは、ものすごく簡単にご飯が炊けますが、抑えておきたいポイントが4つあります。こちらを気をつけないと、おいしいご飯が出来なくなってしまうので、このポイントを確認しながら作りましょう。
私は、この工程を忘れておいしくないご飯を作ったことが何度もあります…。それでは、炊飯時に抑えておきたいポイント4つを説明します。
下記では、同じくメステインで炊き込みご飯を作るポイントを紹介しています。
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水の量を間違えないこと
メステインには、取っ手と本体をつないでいる箇所に丸く少し出っ張った箇所があって、その出っ張りの中心くらいまで水をいれましょう。
水の量が少なかったら芯が残りやすくなるし、逆に多かったら吹きこぼれたり、べちゃっとした仕上がりになってしまうので、この出っ張りを目安に水を入れましょう。
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お米にしっかりと吸水すること
お米に吸水させることはメステインに限らず、炊飯する前に行わなくてはいけないことです。もし吸水させないと、炊き上がったときにお米に芯が残りやすくなり、ふっくらとしたお米が炊きあがらない恐れが出てきます。
ポイント
夏場で30分・寒い時期は1~2時間ですが、待っていられない方は、小さめのペットボトルに1合分のお米を入れたらひたひたになるくらい水を入れておきましょう。吸水する手間が省けますよ。
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炊飯時の火加減に気をつける
昔から火を使用して炊飯する場合「初めチョロチョロ、中ぱっぱ」という言葉があるように、土鍋で炊いた場合は初めは弱火で、温まってきたら後は中火にするのが従来の炊き方です。しかし、メステインは15~20分間ずっと弱火のままでおいしいご飯が炊けるのです。
ここで、火から下ろすポイントが2つあります。
- 焦げ臭くなったとき
- パチパチという音が鳴ったとき
もし水が蒸発して無くなっていないかなど、心配になったときは、途中でフタを開けても大丈夫ですが、慣れないうちはタイマーをセットすると良いでしょう。
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炊飯後は必ず蒸らす
蒸らすことで中までふっくらと炊けます。しかし蒸らし中にメステインの本体が冷えてしまっては、温かいご飯が食べられなくなってしまいます。そこで、布やアルミホイルで包み、10分間蒸らしましょう。
特にアルミホイルは、食材を蒸し焼きにするときに便利ですので、持っていって損はないアイテムですよ。
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缶詰を使用した簡単炊き込みご飯のレシピ5選
皆さんお待ちかね、缶詰を使った炊き込みご飯のレシピを紹介していきます。ここで、メステインで炊き込みご飯を作るときの注意点をお伝えします。
- 水煮缶を使う場合は、しょうゆよりも白だしのほうが味が薄くならないので、白だしを使用するのをおすすめします。
- 野菜は事前にカットして、ジップロックに入れておきましょう。もちろん野菜無しでもおいしいです。ちなみに、私は野菜をカットしていくのが面倒くさいため、持っていっていません(笑)
- 塩は小さめのジップロックに、白だしやしょうゆは小さいペットボトルに入れて持っていくと、荷物が重くならないため、おすすめです。
- タレは、火をかける前に入れましょう。
なお、お米は無洗米を使用、量は1合分で、吸水済みになっています。
炊き込みご飯以外でも作れる料理はこちら
鯖の炊き込みご飯
- 鯖の水煮缶:1缶
- めんつゆ:大さじ1/2
- しょうがチューブ:2cm
焼き鳥の炊き込みご飯
- 焼き鳥の缶詰:1缶
- しょうゆ:大さじ1
- 酒:少々
- ナンプラー:大さじ1
イワシの炊き込みご飯
- イワシのオイルサーディン:1缶
- 塩:少々
- 酒:少々
サンマの炊き込みご飯
- サンマのかば焼き缶:1缶
- しょうがチューブ:お好み
- しょうゆ:大さじ1
ホタテの炊き込みご飯
- ホタテ缶:1缶
- 白だし:大さじ1
- 塩:少々
吸水したお米に、これらを入れて炊くだけで簡単においしい炊き込みご飯ができます。なお、家族で炊き込みご飯を作る場合は、ラージタイプのメステインを使用してください。ラージタイプは3合炊けるので、人数分のメステインを購入しなくても大丈夫です。
下記のメステインは、クッカーがセットになっているため、個別に購入しなくても大丈夫なのでおすすめです。
キャンプでの炊飯時におすすめなアイテム紹介
メステインは、おいしいご飯が簡単に炊けますが、それだけでは食べられず、当然スプーンや燃料など必要になってきます。そこで、こちらでは持っていくと非常に便利なアイテムを紹介します。
ウィンドスクリーン
風除けです。キャンプはいつも無風とは限りませんよね。そこで、強風が原因で火が消えないようにウィンドスクリーンを使うと、炎は安定して消えることは少なくなるでしょう。
私はウィンドスクリーンを忘れてしまい、強風の中火が消えないように体で風を防いでいましたが、それでも、火が安定しなかったという苦い思い出があります。ウィンドスクリーンを重要さを身に染みて実感しました。
固形燃料
炊飯時間の15~20分で火が消えるように、固形燃料のサイズを調節して使うのもおすすめです。下記で紹介している固形燃料は、1つ20分ほど持つのでメステインでご飯を炊く際におすすめです。
ガスバーナー
メステインは弱火で炊かなくてはいけないために、火の調節ができるガスバーナーもおすすめです。炊飯以外にもコーヒー用のお湯を沸かすなど用途があるので、持っていって損はないでしょう。
ゴトク
炊きあがったご飯を蒸らすとき、メステインを置くのに使用します。メステイン以外にも、物を置くときに便利なアイテムです。ゴトクを持っていかなくても大丈夫な場合もありますが、キャンプ場は大抵地面が平らではないので、ゴトクを使用したほうが物も安定し、倒れてしまうという事態にはならないでしょう。
メステインで作る炊き込みご飯は缶詰で簡単!楽に作れるコツとは:まとめ
- メステインで炊飯するときに抑えておきたいポイント4点
- 缶詰を使用した簡単炊き込みご飯のレシピ5選
- キャンプでの炊飯時におすすめのアイテム紹介
キャンプで炊き込みご飯と聞くと、結構手間がかかる料理なんじゃないかと思いがちですが、缶詰を使えばただ入れるだけなので非常に簡単です。しかも楽にご飯が炊けるメステインを使用しているので、炊き上がりの失敗も少なく、おいしいご飯にありつけるでしょう。(失敗してもそれはそれで、良い思い出になりますが)
貴方も、メステインと缶詰を使って、キャンプ飯の1つに炊き込みご飯を加えてみるものいかがでしょうか。とても簡単でおいしいですよ。