難しそうだけど自分で出来ますか?
そんな悩みにお答えします。
テントってけっこう汚れますよね。
泥汚れやすす汚れ、結露の跡や飲み物をこぼした跡など様々な汚れがあります。
簡単な汚れは水拭きで落ちるのですが、なかなか落ちにくい汚れやテント全体の汚れが気になる場合は丸洗いをしてしまいましょう。
確かに普通の洗濯とは違うので簡単に出来る事ではないです。
そして洗い方を間違えてしまうとテントの劣化に繋がってしまいます。
それでも私は1年に1回は丸洗いをするようにしています。
キャンプの頻度によっては引く位汚れている時もあります(笑)
テントの丸洗いは大変ですが汚れも臭いもすっきり落ちて、愛用のテントを長年使用するためにはオススメです。
この記事では自宅で出来るテントの丸洗い方法と注意点をご紹介します。
目次
テントを丸洗いする際の注意点
自分でテントを丸洗いする際に注意することがいくつかあります。
この注意点を気を付けないとテント生地の劣化に繋がります。
ここではテント丸洗いの際の注意点4つをご紹介します。
洗濯機は絶対に使用しない
テント生地は防水加工されている為、洗濯機で洗うと脱水が出来ません。
脱水の段階で生地が洗濯槽の穴に張り付いてしまい、洗濯機は止まってしまいます。
洗いに使用した水が溜まったままの洗濯機からテントを引っ張りだすことになります。
それだけではなく洗濯槽の穴をふさぐことが原因で、最悪の場合は洗濯機が故障してしまう事もあるそうです。
さらには洗濯機で洗う事で撥水加工・防水加工が落ちてしまい、生地の劣化にも繋がります。
洗濯機の使用は絶対NGです。
ゴシゴシ洗わない
先にご紹介の通り、洗濯機はNGなので手洗いを行います。
その際に汚れがひどいからと言ってゴシゴシ洗うのはNGです。
撥水加工が落ちる原因となります。
またその部分だけ生地が薄くなり、破れの原因にもなります。
優しく手洗いが鉄則です。
完全に乾燥させる
テントにとって水分は大敵です。
カビの発生や撥水加工が落ちる原因になります。
大きいものなので乾かすのは大変ですが、必ず完全に乾燥させましょう。
直射日光に注意
完全に乾燥させる為に直射日光に当てがちなのですが、実はテントにはNGなことです。
紫外線がテント生地の劣化に繋がります。
直射日光に当てたい気持ちは押さえて、風通しのいい場所で陰干しで乾燥させてください。
自宅で行うテント丸洗いの手順
注意点が分かったら実際に洗っていきましょう。
ここでは実際に丸洗いする手順をご紹介します。
①テントを洗う
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ポイント
お風呂やビニールプールに水を張り、中性洗剤を溶かします。
テントはファスナーをすべて空けて水の中にテントを漬け込みます。
汚れがひどい場合は先に優しくこすり洗いをしておきましょう。
私は台所用洗剤を使用しています。
台所用洗剤だといつも家にあるので特別に準備する必要がありません。
私は今のところ何も悪い影響は出ていないですが、専門のものがいいという方はテント用の洗剤もありますよ。
こちらの洗剤はテントだけでなくレインウエアなども洗うことが出来ます。
普段から使用する合羽なども洗えるので1本持っていてもいいですよね。
一部口コミでロゴのプリントが落ちてしまったとあったので、お持ちのテントに使用できるか確認してから使用してくださいね。
ビニールプールだと手で洗うことも出来るかとは思いますが、我が家はお風呂で洗うので足で踏み洗いします。
同じ場所ばかり洗ってしまわないように時々ひっくり返したりしてくださいね。
水遊び感覚で楽しいのか子ども達も喜んで一緒に洗ってくれますよ。
②よくすすぐ
ポイント
何度か水を入れ替えて洗剤が残らないように充分にすすぎます。
我が家はこの時も子ども達に踏んでもらいます。
大人はすでに疲れが見え始めているので、すすぎはほぼ子ども任せです(笑)
③広げて乾燥させる
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ポイント
生地を広げて陰干しをしましょう。
生地が重なってしまうとその部分だけ乾燥せず、カビ発生の原因になりますので気を付けて下さい。
室内で干される場合は水がしたたり落ちなくなるまでお風呂場で干してから室内で広げましょう。
④防水スプレーをする。
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ポイント
完全に乾燥すれば防水スプレーをしておきましょう。
買ってから間もないなど撥水加工が落ちていない場合はしなくても大丈夫ですよ。
私は愛用のテントはもう数年使っているので丸洗いする度に防水スプレーをしています。
こちらの防水スプレーは水分だけでなく、汚れや油も防いでくれます。
大型テントも1本でOKとのことですが、足りないという口コミもあるので何本か用意しておくと安心ですね。
テントの丸洗い初挑戦の際にはこちらの動画もぜひご覧ください。
ご紹介した手順で丸洗いされているのでイメージが付きやすいと思いますよ。
テントを丸洗いしてくれるサービスを使おう
自分でどうにかできる汚れじゃない!
そういう場合はテントのクリーニングサービスを利用しましょう。
自分で丸洗いをして生地を痛めるのが心配な方にもクリーニングサービスはオススメです。
クリーニング業者に頼むメリット
- 綺麗に汚れが落ちる
- カビ防止、除去のサービスがある
- 撥水、防水加工をしてくれる
- 除菌、消臭をしてくれる
- 綺麗に畳んでくれる
費用がかかってしまうのがデメリットではあります。
でもテントを早期劣化から守る為の必要経費と考えればそんなに高くないですよね。
こちらでは宅配OKのテントクリーニング業者をいくつかご紹介します。
テントクリーニング.COM
提携のキャンプ場から直送OK
11,000円以上で送料無料
ヤマトクリーニング
11,000円以上で送料無料
テント以外にポールケースやペグケースのクリーニングもあります
テントクリーニング研究所
テントの状態をチェックしてカルテにしてくれる
有料の預かりサービスもあります
それぞれサービスが異なりますので、希望に合ったものを探してみてくださいね。
テントは丸洗いできる?自分で出来る洗い方と注意点をご紹介!:まとめ
まとめ
- 自分でテントを丸洗いする時の注意点を理解する
- 正しい手順で洗う
- 時にはテントクリーニング業者に依頼する
自分でテントを丸洗いするのは時間も体力も消耗します。
ただ愛用のテントを長く気持ちよく使うためには、年に1回でも丸洗いすることをおすすめします。
丸洗いをされる際はお持ちのテントの選択表示を必ず確認してからお願いします。
キャンプは夏だけ、という方はぜひ寒くなる前に一度丸洗いに挑戦してみてください。
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