このようなお悩みにお答えします。
非日常を感じられる登山って、最高ですよね。
何と言っても、山頂で食べるご飯の味は格別です。
雄大な自然を眺めながらのご飯、言葉にできない美味しさですよね。
今回は、登山でのご飯の中でも、「パスタ」に注目してみたいと思います。
登山の料理には欠かせない万能クッカー「メスティン」とともに、登山だからこそ、私がおすすめしたいのは、「湯切り不要パスタ」です。
もちろん食べられます。
記事を読んだ後には、登山での料理のバリエーションの中に、「パスタ」が欠かせない存在になるでしょう。
ぜひ楽しんでご覧ください。
目次
万能クッカー「メスティン」
メスティンは、アウトドア料理には困らないと言っても過言ではないほど、重宝されているものです。
メスティンの特徴
・アルミ製で熱を伝えやすい。
・調理の幅が広い。(焼いて良し、炊いて良し、茹でて良し)
・軽量で持ち運びに便利。
・収納箱としても活用できる。
このメスティン1つあれば、料理で困ることはありません。
少なくとも私は困っていません。
量や好みで変わることはありますが、これだけでも大活躍してくれます。
私も登山やキャンプに行く時は、かならず持っていく必需品で、毎回お世話になっております。
収納箱としても活用できるので、とても便利です。
1つ持っていて損はありません。役に立つこと間違いなしです。
こういったセットを持ち合わせていたほうが、より料理の幅が広がります。
メスティン 網付き アルミ製 アウトドア専用4点セット
今回はこの万能クッカー「メスティン」と共にお伝えしていきます。
なぜ湯切り不要パスタ?
私が「湯切り不要パスタ」をおすすめする一番の理由は、「貴重な水は大事に使うべき」だと考えているからです。
通常パスタを作るときには、「湯切り」という作業を行います。
湯切りとは?
湯切りとは、麺を茹でた後、ざるなどを使って麺を湯から引きあげ、水分を取る作業のことです。
「湯から引きあげる」というくらいですから、そのために水をたくさん使う必要がでてきます。
登山において、水はとても大切で、貴重な資源です。
そんな貴重な水を、できればあまり使いたくないですよね。
ましてや、湯切りに使った水や、食べ残った煮汁を、そのまま自然の中に流してしまうのは、適切な行為とは言えません。
だから私は、なるべく水を無駄なく使える「湯切り不要パスタ」をおすすめしています。
では、実際どのようにして「湯切り不要パスタ」を作るのかをみていきましょう。
ポイントをおさえよう
「湯切り不要パスタ」と言っても、特別に難しいことはありません。
味つけや好みの食材を入れる前に、麺を茹でる水の量を調整するだけです。
メスティンの準備はもうできましたか。さっそくポイントをおさえていきましょう。
水の量がとても大事
水を大切に使える湯切り不要パスタですが、始めに入れる水の量が肝心です。
私の体験からでありますが、目安を確認しておきましょう。
水の量のポイント
・パスタ100gに対して、200cc前後がベスト。
・量を計れない場合は、容器(メスティン)の真ん中より、やや下くらいの高さを目安に。
・ちょっと少ないかなと思うくらいが、ちょうど良い。
麺を茹でた後に、多少の水分が残る程度が理想です。
時間短縮のコツ
登山は結構な体力を使いますよね。
私もどちらかと言えば、あまり時間をかけずに料理を楽しみたい派です。
このパスタ作りでも、茹でる時間を短縮する工夫があります。
パッケージに記載されている時間より、1分~2分はやく茹でることができます。
私もよく実践しています。
このやり方で時間を短縮した麺でも、いつも美味しく食べることができています。
味音痴と言われればそれまでなのですが、味付けは自由なので、美味しくなかったということはまだありません(笑)。
私と同じような感覚で、少しでも早く食べたいと感じる方は、ぜひお試しください。
パスタの種類
麺の選び方も人それぞれですが、できれば短時間で茹で上がるものがいいですよね。
私はよくこちらのパスタを持っていきます。
時間も3分と短く、とても便利です。
長さ的には、メスティンにそのまま入る長さではないので、真ん中を折って入れています。
また、サラダ用ではありますが、さらに時間を短縮できるこのような麺もあります。
こちらは折らなくてもメスティンに入ります。
麺の太さがやや細く感じますが、私にとっては満足できる麺の長さでした。
サイズも小さいので、持ち運びにもとても便利ですよ。
麺の種類は様々ですが、私個人としては早く茹で上がるものをおすすめします。
ポイントまとめ
・水の量は少ないと感じる程度で200cc前後を目安に。
・水の状態で麺を入れておくことで、時間短縮につながる。
・早ゆで麺がおすすめ。
味付けはお好みで
これで麺の準備は完了です。あとは自分の好きな味つけをして楽しむのみです。
登山が初心者という方は、パスタソースから始めるのも良いでしょう。
私自身も、初めのうちは麺だけ茹でて、あとはパスタソースをかけて食べていました。
初めから無理をする必要は全くありません。
まずは自然の中で料理を食べる雰囲気を楽しむことからです。
最近のパスタソースは、クオリティが素晴らしいものばかりなので、十分満足できます。
そこで今回は、これは試す価値ありと思うパスタソースをご紹介しますね。
キューピー あえるパスタソースシリーズ
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登山では、当然ながら電子レンジなど持っていけません。
また、メスティンのみでの料理となると、容器も1つなので、パスタソースを温める工程に時間がかかってしまいます。
この「あえるパスタソース」は、温める必要がありません。
温めた麺にそのままかけて、まぜるだけです。
登山やキャンプでパスタを楽しみたい方にはもってこいの商品です。
私もよく使っています。とても楽で簡単ですよ。
種類も豊富なので、手間を省きたいと考える方は、ぜひ一度お試しください。
何度か登山で試した後に、自分流の料理を充実させていきましょう。
簡単にできる!素早く作る明太子パスタ
登山を続けていくと、だんだんとそんな気持ちが芽生えてきますよね。
今回は、私もおすすめする明太子パスタのつくり方をお伝えします。
とても簡単です。これからパスタを作りたいと考えているのではあれば、手始めにちょうど良い一品です。
材料(1人分)
・パスタ・・・70g~100g
・明太子・・・30g
・バター・・・10g
・昆布茶・・・小さじ3分の1
・大葉・・・1枚
できれば小さな容器が別に1つあれば良いですが、なくても大丈夫です。
容器がある場合は、明太子・バター・昆布茶を混ぜ合わせておきましょう。
麺が茹で上がったら、混ぜたものを投入して、大葉をちぎって入れれば完成です。
容器がない場合は、茹で上がった麺の中に、ほぐした明太子とバター、昆布茶をそのまま入れて、混ぜてください。
すごく簡単なのですが、とても美味しいです。
私もパスタ作りの一番最初は、この明太子パスタでした。
料理があまり得意ではなかった私でも、美味しいと感じることができたパスタです。
料理初心者にもぜひおすすめしたい一品です。
もう少しこだわりを持って、「明太子クリームパスタ」などにも挑戦してみると、もっと料理の幅が広がりますね。
挑戦してみたいと思う方は、こちらの動画を参考にされてみてください。
まずは簡単にできるものから作っていき、だんだんと自分流の味を極めていきましょう。
登山がさらに楽しくなること間違いなしです。
ほかの種類のパスタも作ってみたいと思う方は、こちらの記事もぜひ参考にされてみてください。
メスティンで作るパスタは登山でも大活躍!湯切り不要でも大丈夫!?:まとめ
登山でもパスタを味わうことができるんだということを、知って頂けると幸いです。
「湯切り不要パスタ」は、登山において貴重な水を無駄にしないための工夫の一つでもありますね。
これからも楽しい登山を満喫されてください。
登山をもっと充実させたいと思う方は、こちらの記事もぜひ参考にされてみてくださいね。
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