そんな疑問にお応えします。
キャンパーの間でも人気の高いアウトドアブランドのwaq。
その中でもアレンジの効くティピーテントが注目を集めています。
もう購入されている方や購入を検討されている方も多いのではないでしょうか。
ここではwaqのティピーテント【Alpha TC】についてメリットとデメリットについて検証します。
既に購入されている方
これから購入を検討されている方
自分の持っているティピーテントと比較したい方
ぜひご一読下さい。
ティピーテントとは
キャンプ用語でワンポールテントの一種です。
ちなみにティピーとはアメリカインディアンの中でも平原の部族が利用している移動用の住居のことを指します。
目次
ティピーテントの魅力
ティピーテントは画像のようなとんがり屋根のテントになります。
近年ではその形から可愛らしいサイト作りができると女性人気が高まっています。
そんなティピーテントの魅力を解説しましょう。
おしゃれな見た目
この段落の冒頭でも書きましたが、特徴的なとんがり屋根がおしゃれであることから人気を呼んでいます。
天井が高い
テントの見た目からもわかりますよね。
天井が高いと屈まずにテント内を行き来できますし、着替えも立ったまま出来ます。
立ったまま行動ができるのは何気に重要ではないでしょうか。
毎回出入りの度に屈んでいては腰が痛くなったりそもそもの行動が億劫になったりします。
しかし、背の高いテントは風の影響を受けやすくなるので注意が必要です。
初心者にも優しい設営
ペグを打ち、ポールを1本立てるだけなのでキャンプ初心者の方や女性でも設営出来るのがいいですよね。
ティピーテントの設営の仕方
こちらはこれから紹介するwaqのものではありませんが、ワンポールテントが設営しやすいのがわかります。
ちなみに動画で使われていたテントがこちらになります。
出典引用:DOD
ティピーテントのメリットとデメリット
次にティピーテントのメリットとデメリットも見ていきましょう。
メリット
高いデザイン性を誇るおしゃれなシルエット
使用するポールが少ないため軽量化になる
慣れると設営と撤去が簡単
天井が高いので高身長な方も快適に過ごせる
メリットに関しては前項の魅力でお伝えしたことの重複になります。
デメリット
住居スペースの真ん中にポールがあり邪魔になる
設計の上下に隙間ができやすい
製品によってはグランドシートを別購入する必要がある
テントの端は斜めになるのでデッドスペースになりがち
雨の日はタープが必要
メリットは良い部分なのでわかりやすいですが、デメリットは少し詳しく解説していきますね。
住居スペースの真ん中にポールがあり邪魔になる
ティピーテントはポール1つで設営できる利便性があります。
しかし、そのポールはテント内のど真ん中に立てるため就寝やくつろぎ場所を考慮する必要があります。
テント内の1番天井の高い空間がデッドスペースになってしまうのです。
設計の上下に隙間ができやすい
ティピーテントは製品により、インナーテントがないものやフライシートのみの製品があります。
インナーテントがない製品の場合は下に隙間ができるため、寒い時期は冷気が入ってしまいます。
フライシートのみの製品の場合は底部分が直接地面になるので夏場は特に害虫問題が発生します。
対策
常にベタ付けすることで外部と遮断できる【スカート】をカスタムする。
元々スカートが備わっている製品を選ぶ。
スカートとは
フライシートの下から地面まで伸びるカーテン状の生地です。
製品によってはグランドシートを別購入する必要がある
フライシートとインナーシートで分かれていない製品の場合、別途グランドシートを用意する必要があります。
グラウンドシート
テントの下に敷く保護シートのこと
インナーテントのついている製品でもグランドシートを使うことでインナーテント本体へのダメージを減らすことが出来ます。
テントの端は斜めになるのでデッドスペースになりがち
ティピーテントは三角形の形状なのでテントの端部分が傾斜になります。
そのため傾斜部分は高さもなくデッドスペースになりがちです。
外観は女性好みの可愛らしいテントですが中は少し狭く感じることもあります。
ただし、荷物を置くことができるのでデッドスペースを活用することもできますよ。
雨の日はタープが必要
ティピーテントは前室がないものが多いので雨天時には別途でタープを用意する必要があります。
雨が降ってしまっている場合、靴の脱ぎ履きや荷物整理時にびしょ濡れになってしまうためにタープが必要になります。
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waqのティピーテント【Alpha TC】
出典引用:waq
それではティピーテントの基礎部分がわかったところでいよいよwaqのティピーテントについて紹介します。
基本スペック
サイズ
フライシートサイズ(約)W240cm × D240cm × H150cm
インナーテントサイズ:W230cm x D110cm x H135cm
収納サイズ:(約)W57×D22×H22cm
重さ※付属品を含む 6.5kg
収容可能人数 1人
材質
テント幕ポリコットン【ポリエステル65% 綿35%】
ポール アルミ合金
セット内容
フライシート x 1
インナーテント x 1
メインポール x 1
サブポール x 2
コンプレッションベルト付きキャリーバッグ x 1
ロープ✕6本(4本はテントに取り付け済)
ペグ✕16本
生産 中国
価格 29800円【公式価格】
またサブポールを使って3パターンのアレンジが可能です。
出典引用:waq
アレンジが可能なのでその時の気分でテントの形状を変えられるのは魅力的です。
メリットとデメリット
ここで前項で上げたメリットとデメリットに照らし合わせてみていきましょう。
メリット
高いデザイン性を誇るおしゃれなシルエット→◯
使用するポールが少ないため軽量化になる→◯
慣れると設営と撤去が簡単→◯
天井が高いので高身長な方も快適に過ごせる→◯
デメリット
住居スペースの真ん中にポールがあり邪魔になる→これはやはりティピーテントとして避けられません。
設計の上下に隙間ができやすい→スカートとベンチレーションが付いているので夏でも冬でも使えます。
出典引用:waq
製品によってはグランドシートを別購入する必要がある→インナーテント付きですが、お財布に余裕のある方は持っていても損はないです。
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テントの端は斜めになるのでデッドスペースになりがち→これもティピーテントとしては避けられないです。
ただ、コットが入るほどのスペースがあるのでコットを使うと下に荷物を入れて空間を広く使えます。
雨の日はタープが必要
→
出典引用:waq
こちらのアレンジですとタープがわりにもなります。
しかし、雨天時の撤収作業を考えると別途でタープがあった方が作業しやすいでしょう。
メリットデメリットはいかがでしたか。
デメリットも補える部分があるAlpha TCですがやはりティピーテントであるが故の避けられない事情もあります。
組み立て動画
ユーザーの声
ここで、実際に利用しているユーザーからのコメントもまとめておきます。
収納袋が大きめ
ちゃんと畳まなくても入るのは雨天時などでささっと片付けたい時にはありがたいですよね。
また、しっかり畳めば他のギアも収納できるのでテントギアをひとつにまとめておけるのは忘れ物防止にもなります。
雨漏り注意
こういった意見が数件レビューを拝見していてありました。
公式Q&Aにも記載があり、ファスナー部分は防水性ではないためファスナーカバーをしっかり止めるなど対策をお願いします。
となっていました。
ただし、ファスナー部分に隙間があるなどの不良が見られた場合は購入から30日の返品保証と1年間のメーカー保証があるので早めに対応してもらいましょう。
メインポールをなくす二股化
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メインポールの二股化ができるとテントの中心も使うことができるので空間を広く使えますよね。
waq専用ではありませんが,サイズが合うのでメインポールが気になる方は試してみるのも有りです。
waqのティピーテントAlpha TC。メリットとデメリットを解説:まとめ
waqのティピーテントAlpha TCはいかがでしたか。
購入後の後悔がないようにデメリットを多く書きましたが持っていて損はない良い商品です。
我が家はファミリータイプを持っていて愛用しています。
設営が本当に簡単なので直ぐに焚き火の用意ができたり、荷物がおけたりするので助かっています。
以前は人気商品のため品薄状態もありましたが、今は安定していつでも購入可能です。
ぜひwaqのティピーテントを仲間入りさせてはいかがでしょうか。
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