どっちを選べばいいの?
そんな疑問にお答えします。
ネイチャーハイクとwaqはどちらも「相場より安くて品質がいい」と名高いアウトドアブランド。
テントやチェア、ワゴンなどさまざまなアウトドアギアを展開しています。
そのなかでも今回は、両ブランドで販売されている「コット」にフォーカスしたいと思います。
コットはキャンプ内での過ごし方を大きく左右する重要なアイテムです。
だからこそ、「どちらを選べばいいの?」と迷う人も多いはず。
値段も同じぐらいだしどっちにすべき?と私も過去にさんざん悩みました。
そこでこの記事では、ネイチャーハイクとwaqのコットにはどんな違いがあるのかをご紹介しています。
ぜひ最後まで読んで、あなたのアウトドアライフに合うコットを選んでくださいね。
目次
両ブランドの魅力を紹介
そもそもネイチャーハイクとwaqはどんなブランドなのでしょうか?
それぞれに魅力がありますので、まずはここでご紹介したいと思います。
ハイスペックさが魅力【ネイチャーハイク】
ネイチャーハイクはもともと中国で2010年に設立されたアウトドアブランドです。
じわじわとキャンパーの中で人気度をあげていき、2020年に日本でも販売をスタート。
現在は国内での正規代理店や公式HP、Amazonなどの通販サイトで購入することが可能です。
ネイチャーハイクでは特にテントに力を入れており、ソロキャンプから大人数でのキャンプに対応したサイズや、バリエーション豊かな形状のテントを展開していますよ。
ほかにもタープや寝袋だけでなく、デザイン性の高いアパレルも販売しており、ギアはすべてネイチャーハイクで揃えているという人も少なくありません。
そしてどのアイテムにも共通する口コミが「ハイスペックである」ということ。
その価格からは想像できないぐらいの品質の良さが、ネイチャーハイクの最大の魅力と言えるでしょう。
使い勝手のよさが魅力【waq】
waqは2017年に大阪で生まれたアウトドアブランド。
テントやマット、ランタンなどのアウトドアギアを展開しています。
waqはスポーツ用品店などでも取り扱っていますが、Amazonや楽天市場などの通販サイト、公式サイトなどで多種類のアイテムが販売されていますよ。
waqでは「誰にでも使いやすい」というコンセプトをもとにデザインを考えられていて、アウトドア初心者でも使いやすい仕様になっています。
組み立てが必要なものには、商品についているQRコードを読み取ると組み立て方の動画を見ることができるなど、アフターフォローも欠かしません。
そしてwaqでの口コミに多いのが、「低価格で品質が良く、使い勝手がいい」というもの。
気軽に試しやすい値段でありながら、使いやすく高品質であることがwaqの魅力と言えますね。
コットを選ぶときのポイントはこの3つ
両ブランドの魅力がわかったところで、次はコットについて紹介したいと思います。
コットはテント内でベッドとして使ったり、テント外でベンチとして使ったりと、アウトドアを快適にしてくれるアイテム。
だからこそ、コットを選ぶときのポイントは知っておいたほうがいいですよね。
こちらでは選ぶポイント3をつにしぼってご紹介していきます。
高さで選ぶ
コットをベッドとして使う場合は、地面からの冷気などを防ぐ意味でも高さのあるハイコットがおすすめ。
ベンチとして使いたいという場合にも、ハイコットを選ぶようにしましょう。
ですがデメリットとして、天井が低いテントの中ではハイコットだと圧迫感が出てしまいます。
そういった場合には高さのないローコットを選ぶと、開放的に過ごすことができますよ。
ローコットはハイコットに比べると重さも軽くなるので、ツーリングや登山の場合にもおすすめです。
また、どちらも選べないという人にご紹介したいのが2WAYコット。
生地の張り感で選ぶ
コットをベッドとして使用するのなら、寝心地のよさは譲れないポイントですよね。
張りを選ぶときのポイントとしては、沈み込みが少ないかどうかというところ。
あまりにも沈み込んでしまう場合は、体にフィットしにくく寝心地がいいとは言えません。
できるだけ張りがあり、沈み込みが少ない生地を選ぶようにしましょう。
耐荷重で選ぶ
忘れてはいけないのが、耐荷重のチェックです。
特にコットをベンチとして使用する場合は要注意。
1人分の体重には耐え切れても、2、3人でベンチとして使ったときに耐えられるかどうかはわかりません。
大切なアウトドアギアであるからこそ、そのようなことがないように事前に耐荷重をチェックしておきたいですね。
ネイチャーハイクとwaqのコットはここが違う!
それではいよいよ、ネイチャーハイクとwaqのコットを比較していきたいと思います。
ネイチャーハイクでは3種類展開していますが、waqでは2WAY仕様の1種類のみ。
そのためネイチャーハイクからも販売されている2WAYコット同士で比較していきますね。
生地の違い
まずは生地の違いについて。
使用されている生地によって寝心地や使い心地も変わってきますので、注目したいポイントですね。
ネイチャーハイクの素材は600Dナイロン、waqの素材は300Dナイロンと表記されています。
数字の最後についている「D(デニール)」は繊維や糸の太さを表しており、数字が大きければその分糸も太く、耐久性が上がるとされています。
ですので生地としては、ネイチャーハイクのほうが丈夫だと言えるでしょう。
サイズの違い
ネイチャーハイクのサイズは190×65×38cm、waqのサイズは190×67×37cmとなっています。
サイズに関してはほぼ違いがありません。
どちらも縦が190cmあるので、大人でも十分ゆったり寝転ぶことができる大きさに作られていますよ。
耐荷重の違い
耐荷重はどちらも150kgと同じ。
平均的な大人1人なら十分の耐えられますが、大人2人以上になると耐えきれない場合もあります。
ベンチとして複数人で使うときは十分に注意しましょう。
重さの違い
ネイチャーハイクの総重量は2.7kgなのに対し、waqの総重量は3.2kgとやや重め。
それでもどちらも軽量になっていますが、より軽さを重視するのならネイチャーハイクがおすすめです。
ポールの素材の違い
ネイチャーハイクはアルミ合金、waqは超々ジュラルミン素材となっています。
アルミ合金の特徴はサビに強く丈夫で、軽量であるというところ。
そして超々ジュラルミンはアルミの中でも1番強度が高い素材です。
どちらもメンテナンスしやすく、軽さも叶えてくれる素材と言えますね。
その他の違い
その他の違いとして、ネイチャーハイクのコットは寝返りをするときの「きしみ音」を軽減させる工夫をしています。
複数人で同じテント内に泊まる場合や、音に敏感な人はきしみ音を軽減してくれるネイチャーハイクのコットがおすすめ。
一方waqでは、コットのシートだけを販売しています。
コットを使用していくなかで生地が破れてしまったり、ついた汚れが取れなくなってしまったりしたときに、再度本体を購入するよりも低価格でシートの交換をすることができますよ。
ネイチャーハイクとwaq、それぞれこんな人におすすめ!
ネイチャーハイクとwaqの違いについて解説しましたが、まだどちらか決めかねているという人に向けて、それぞれどんな人におすすめなのかをまとめました。
ネイチャーハイクのコットをおすすめしたいのはこんな人
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ネイチャーハイクのコットは総重量がwaqよりも軽量であることから、ソロキャンプや登山、ツーリングなどで使用したい人におすすめ。
そして生地が丈夫で張りがあるので、体重が重めの人でも体が沈みすぎることなく、快適に眠ることができます。
そのため平均的に体格のいい、男性にもおすすめしたいコットです。
waqのコットをおすすめしたいのはこんな人
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waqのコットはポールの強度が高いこと、生地だけを交換できるというところから、ファミリーで使用したい人におすすめです。
子どもがいるとコットに飛び乗ったり、コットの上に飲みものをこぼしたりというアクシデントが起きがち。
破れたり汚れたりする可能性が高いことから、家族でキャンプに行く、BBQをよくするという人に向いていますよ。
また、家族だと荷物も多くなるのでコットの上に荷物を置くこともでき、使い勝手がいいです。
ネイチャー ハイクとwaqのコットを徹底比較!2つの違いは何?:まとめ
ネイチャーハイクとwaqのコットは、どちらも相場より低価格で購入することができます。
サイズや耐荷重にも違いはなく、スペックも同等。
ですが素材やオプションの違いから、どんな人にどちらのほうが向いているのかがハッキリしましたね。
コットはアウトドアシーンを快適にしてくれるアイテムであるからこそ、自身に合ったほうを選びましょう。
ぜひこの記事をコット選びに役立ててくださいね。
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