どのような違いがあるんでしょうか?
そんな疑問にお答えします。
皆さんはキャンプでフィールドラックは使われていますか?
沢山フィールドラックは販売されていますが、中でも日本のアウトドアメーカー、ユニフレームのものはとても人気ですよね。
私は気にはなっていましたが、なくても特に不便はなかったので使用していませんでした。
ところが友人に色々使えるからすごく便利だよ!と強くすすめられて購入を考えるようになりました。
そこでフィールドラックについて色々調べてみました。
その時に他メーカーからユニフレーム製にそっくりのフィールドラックが販売されていることを知りました。
そっくりだけど何が違うのだろう?と疑問に思ったので、ユニフレームと他メーカーの商品を比較してみました。
目次
フィールドラックがキャンプに便利な理由とは?
フィールドラックと言えば普段から愛用している人も多いキャンプ用品ですよね。
しかし使わなくても事足りている人やキャンプ初心者にとっては、それ必要なの?と感じるものでもあります。
しかし愛用者が多いのにはちゃんと理由がありました。
この投稿をInstagramで見る
荷物を地面に置かなくていい
フィールドラックは足がついていて高さがあります。
地面に直接置きたくないクーラーボックスやウォータージャグ、コンテナなどの置き場所としてぴったりです。
この投稿をInstagramで見る
スタッキング可能
スタッキング(積み重ね)出来るのもフィールドラックの特徴です。
メーカーにより何段まで可能かというのは変わってきます。
積み重ねて棚のようにして使うと、細々したキャンプ用品を一つにまとめて置くことができます。
キャンプサイトがどうしてもごちゃごちゃしてしまい、どこに何を置いたか分からなくなる方にはぴったりですよ。
この投稿をInstagramで見る
テーブルにもなる
フィールドラックは天板部分がメッシュになっていますが、木製やスチール製の天板が各メーカーから販売されています。
天板を乗せるだけであっという間にテーブルになります。
- ローチェアにあわせてローテーブルに
- 積み重ねてハイチェアや立ち飲み時のテーブルに
- 積み重ねてキッチンテーブルに
- メインテーブルが狭かった時に追加して
などテーブルとしても大活躍しますよ。
お絵描きブームが過ぎればまたラックとして使うと話していました!
この投稿をInstagramで見る
収納がコンパクト
フィールドラックは足を折りたたんでコンパクトに収納が出来ます。
メーカーにもよりますが、収納時サイズの厚さは約1cm〜3cmのものが多いです。
ここまでコンパクトになると、車に積み込む時も場所を取らなくていいですよね。
天板部分は小さくならないので、バイクでのソロキャンプなどで持ち運ぶのは難しいかもしれないですね。
ユニフレームのフィールドトラックとその類似品を比較!
ユニフレーム製のフィールドラックの類似品として名前があがるものは、
- キャンピングムーン
- HIBARI
の2メーカーです。
先ほどご紹介したフィールドラックの基本的な特徴は変わりませんが、何が違うのでしょうか。
詳しく比較していきましょう。
スペックを比較!
まずは基本スペックを確認していきましょう。
ユニフレーム
使用時サイズ:約60×35×23(高さ)cm
収納時サイズ:約60×35×1(厚さ)cm
重量:約1.7kg
キャンピングムーン
使用時サイズ:約60×35×23cm
収納時サイズ:約60×35×2.3cm
重量:約2.15kg
HIBARI
使用時サイズ:約60×35×23cm
収納時サイズ:約60×35×1cm
重量:約1.8kg
使用時サイズはほぼ変わりません。
収納時はキャンピングムーンだけ少し厚さがあります。
フィールドラックは1つだけでなくいくつか使う方が多いので、折りたたんで重ねると差が結構ありそうですよね。
キャンピングムーンは重量もあるので、出来るだけ軽くコンパクトに持ち運びたい方は避けた方がいいかもしれません。
ちなみに分散耐荷重は3つとも約30kgです。
安心してクーラーボックスやコンテナを乗せることが出来ますよね。
実際に3メーカーのフィールドラックを持っている方によると、高さは並べると微妙に違うようです。
並べて使おうとしてもぴったり合わないようなので、メーカー違いで買いそろえたい場合は注意しましょう。
材質を比較!
屋外で使うキャンプ用品の材質は重要ですよね。
材質に違いはあるのか確認してみましょう。
ユニフレーム
材質:スチール・カチオンメッキ
見た目:光沢あり
キャンピングムーン
材質:スチール黒メッキ
見た目:光沢なし
HIBARI
材質:鉄・カチオンメッキ
見た目:光沢なし
素材はすべて汚れの落としやすいスチールです。
キャンプ中についた泥や土の汚れも洗って落とせるので助かりますよね。
ユニフレームとHIBARIのカチオンメッキとはさびにくいメッキです。
さびにくいと濡れても安心ですよね。
組み立て方を比較!
フィールドラックは組み立てて使うものです。
基本的な組み立て方は一緒なのですが、微妙に違う部分もあります。
ユニフレーム
足に付いているツメを天板に引っかける
キャンピングムーン
天板に付いているツメに足を引っかける
HIBARI
足に付いているツメを天板に引っかける
言葉では説明しにくいので、こちらの動画をご確認ください。
ユニフレームとフィールドラックの組み立て方はこちら
HIBARIの組み立て方はこちら
キャンピングムーンだけが天板にツメがついていて、見ていてもちょっと手を挟みそうで怖いなと思います。
HIBARIは組み立てと収納にかなり力がいるという口コミが多数あります。
特に収納時は女性の力ではかなり難しいようです。
どのメーカーでも組み立ての時に手を挟んでしまう恐れがあります。
組み立てる時に手を挟んで怪我をしてしまうと折角のキャンプが台無しになってしまいます。
取扱説明書をきちんと読んで組み立てましょう!
軍手をしていたので幸い大した事はなかったですが、していなければどんなに痛かっただろうと思います。
収納ケースも比較!
フィールドラックはそのままの持ち運びではなく、ケースを利用されている方が多いです。
各メーカーのケースも確認してみましょう。
ユニフレーム
サイズ:約60.5×40×10㎝
重量:約480g
材質:6号帆布・パラフィン加工
留め具:バックル(1箇所)
収納可能枚数:4枚
キャンピングムーン
サイズ:約64×38.8×6㎝
重量:約410g
材質:900Dバリスティックポリエステル
留め具:マジックテープ(2箇所)
収納可能枚数:フィールドラック2点と天板1点
HIBARI
サイズ:約62×37×9㎝
重量:約400g
材質:900Dポリエステル製
留め具:バックル(2箇所)
収納可能枚数:4枚
サイズに若干の差があったり素材がちがったりするものの、スペックに大きく大差はありません。
差があるのは留め具です。
キャンピングムーンはマジックテープなので、バックルに比べて耐久性が少し心配ですね。
一番の大きな違いは販売方法です。
公式サイトではユニフレームはケース単品でのみの販売、ほか2社はフィールドラックとのセット販売のみです。
キャンピングムーンの収納ケースは楽天やアマゾンで単品販売されています。
ケースの買い替えなどをご希望の場合はこちらを利用するのもありですよね。
ちなみにフィールドラックを折りたたんだ時、足部分はユニフレームとHIBARIは半固定なので特にぶらつきません。
対してキャンピングムーンは半固定ではないので、折りたたんだ際に足がぶらつきます。
ちょっとした事ですが、足が固定されていないので収納ケースに入れにくいという口コミもあります。
地味にストレスになりそうですので、気になる方はよく考えて選ぶようにした方がよさそうですね。
価格を比較!
一番大切なのは価格ですよね。
各メーカーの販売方法が異なるので、フィールドラック2枚+収納ケースの公式サイトの価格を統一して比較してみたいと思います。
ユニフレーム
フィールドラック4,500円×2+フィールドラックトート3,000円
合計 12,000円
キャンピングムーン
フィールドラック2点+収納バッグ
5,980円
HIBARI
フィールドラック2点+収納袋
6,000円
ユニフレームと比べると他2メーカーは半額です。
フィールドラックをいくつか重ねたり組み合わせて使用することを想定すると、この金額の差はかなり大きいですよね。
見た目もそっくりでサイズも変わらない事を考えると安い方がもちろんいいですよね。
ただ安い分、少し気になるところもあるようです。
キャンピングムーン:作りが甘い、溶接部分が錆びて取れる
HIBARI:溶接部分が錆びて取れる、足の高さがそろっていない、セットの二つの高さが違う
という口コミが多く見られます。
一方で問題なく使えるという方もいるので、個体差による当たりはずれがありそうですね。
ユニフレームのフィールドラックと何が違う?!類似品を比べてみました!:まとめ
今回はユニフレーム、キャンピングムーン、HIBARIのフィールドラックを比較してみました。
こうやって改めて比較してみると似ているところ、違うところがよく分かりますよね。
文字だけで見て比べるのと実際に使ってみて比べるのではまた違ってくるとは思いますが、どのメーカーにしようか悩んでいる方の参考になればと思います。
フィールドラックについてはこちらでも紹介しています!