このような悩みにお答えします。
「低価格でよく切れて持ち運びができて、色んなサイズ展開がある」これなんだと思いますか?正解は「オピネルのナイフ」です。愛用者が多いオピネルのナイフ。
目次
オピネルとは
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オピネルは主に折畳みナイフを製造しているフランスの刃物メーカーです。1890年に折畳式ナイフの原型を開発したのが、ジョセフ・オピネルという人。開発者の名前をとって、そのナイフは「オピネル」と名づけられました。
2から12までのナンバーが振られ、10の異なるサイズを開発。開発者のジョセフ・オピネルの息子が、使用中でも持ち運び中でもしっかりと刃を固定できる「ビロブロック」を開発。その機能は、現在でも引き継がれています。
120年以上ほぼ基本的なデザインを変えることなく生産されているところが、本当にすごいですよね。実用的なナイフとして、かつてはあのピカソも愛したと言われるほど!フランスを代表する芸術家にも愛されるオピネルのナイフ。
もうなんとなくすごいナイフだという感じがしませんか?歴史的背景を知らずに持っていましたが、色々知るともっと自分のナイフに愛着がわいてきて、大事にしようと思うから不思議です。
どんな種類があるの?
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オピネルのナイフの刃(ブレード)は二種類あります。
ステンレススチール
その名の通りステンレス製で錆びにくく、面倒な手入れも不要。切れ味もいい。アウトドア初心者向け。初めて持つオピネルは、これがお勧めです。
カーボンスチール
硬度が高くて切れ味抜群。研ぎやすいのも特徴の一つ。メンテナンス必須ですが、メンテナンスしてこそ、手間をかけてこそ、愛着が沸くもの。より道具を大事にしたい方、特に玄人向けです。
サイズ展開が豊富
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オピネルのナイフのサイズは、11種類展開されており、それぞれ場面にあった使い方ができます。
〈#2~#5〉
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かなり小ぶりで少し使いづらい。ただ、小さくてかわいい。小さいというのを活かすのであれば、防災リュックに入れておいて、いざという時に使えます。そして、使える使えないに関係なく、ミニチュアサイズを愛する女子はたくさんいます。
なんか小さくてかわいい、それだけでも魅力。なので、アウトドア好きの彼女へのプレゼント、なんかでも喜んでもらえそうな気がします。
〈#6~#9〉
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オピネル愛用者は、この中のサイズを持っている人が大半なのではないでしょうか。この中のサイズだったら、あとは好みです。それぞれ自分の手のサイズに合わせて、より握りやすいものや使いやすいものを選びましょう。
我が家が愛用しているのは#7ですが、握りやすく切りやすく、とってもお気に入りです。ただ、手が大きい人には少し持ちづらいかもしれません。最初の1本目として購入するとしたら、#8か#9がおすすめです!
〈#10~#12〉
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大きいサイズのナイフ。#10は刃渡り10㎝、#12は刃渡り12㎝です。刃渡りが長い分、持ち運びという点では少し長い感じがしますが、小枝を切ったり、野菜を切ったりする時には重宝します。手が大きい男性向きかもしれません。
◎番外編
〈#18〉
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実はナイフの他にも#18サイズの折畳式ノコギリがオピネルから発売されています。フォールディングノコギリと言って、折り畳んで持っていくには少々大きい気はしますが、枝を切ったり丸太を切ったりと大活躍できそう。サイズ#12もありますよ。
シリーズも豊富
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サイズ展開も豊富なオピネルですが、シリーズも豊富なんですよ。
〈コロラマ〉
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取っ手の部分の色が変えられるのが、このシリーズ。他のキャンプギアと合わせてコーディネートが楽しめるので、個性を出したい人にはうってつけアイテムです。私のお友達はオレンジをキャンプのテーマカラーにしているので、このシリーズのオレンジを愛用しています。とってもかわいいですよ。
〈キッズ〉
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我が家が愛用している子どもが使いやすいように安全に配慮されているナイフ。刃先が丸みをおびているので、子どもと一緒にキャンプ料理を作るなら絶対これ!折畳み式ではないですが、料理に興味のあるお子さんへのプレゼントとして、キッチンで使えるものもあります。
実は我が子のお誕生日プレゼントとして渡しました。木と赤色の組み合わせがとってもかわいくて、子どもはもちろん親もお気に入り。ただし、丸みを帯びているといっても、とても良く切れるので、取り扱いには十分に注意しながら使ってください。
〈アウトドア〉
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ブッシュクラフト向きのナイフ。ファイアスターターやホイッスルが装備されているので、キャンプだけではなく、万が一の備えとしても重宝するシリーズです。
〈キッチン〉
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これは折畳式のものではなく、自宅のキッチンで使うことを目的としたナイフのシリーズです。オピネルの包丁だったら、きっと切れ味も良さそう!一度は使ってみたいです。
ロックが固くなりやすい?!対策方法2点と保管方法
オピネルは使っていくとわかることなのですが、段々ロック部分が開閉しにくくなってきます。それは、水や湿気でハンドルが膨張するからです。固くて開閉しにくくなった時の対処法を2つご紹介します。
- ハンドルを持って、刃の方を傷つけるおそれのないところで(あまり固くないところ)で軽く打ち付ける
- オリーブオイルを少し塗り滑りを良くする(滑りやすくなったらオイルは乾いた布でふき取る)
固くなった時は以上の方法でなんとかなるとは思いますが、そもそも固くなってしまわないためにも、保管時は【湿気の少ない場所に保管する】のがマストです。特にカーボンナイフは、錆びやすいので、必要に応じて防錆オイルを塗ってる方もいるようですよ。
また、最近話題の分解して行う「オイル漬け」ですが、かなり賛否両論あるようです。行う時は、マイナス面も考慮した上で臨んだ方がよさそうですよ。
キャンプのナイフ代表はオピネル!サイズを徹底比較!:まとめ
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- オピネルはフランスの老舗刃物メーカーが作っており、120年以上デザインが変わらない
- ブレードはステンレススチールとカーボンスチールの2種類ある
- サイズ展開は11種類。1本目に選ぶなら#8か#9がおすすめ
- 多種多様なシリーズがあり場面に合わせて選べる
- ロックが固くなる原因は湿気。オイルを少量塗るか、刃側を打ち付けることで固さが解消される
世界中で愛されているオピネルをぜひ試してみてください。