そんな、あなたの質問にお答えします。
春になりだんだんと暖かくなってくるとキャンプの季節ですね。
そして、春になると旬のお野菜もたくさん出てきます。せっかくのキャンプですから、お料理にもこだわりたいところです。
でも、当日に頑張りすぎると他の楽しみに時間を使えないなんてことにもなりかねません。
ここでは
- 春キャンプの特徴
- キャンプ料理を手軽にする方法
- 春キャンプに喜ばれるレシピ
について書いていきます。
春キャンプの特徴を理解し、おしゃれな料理も楽しんでくださいね。
目次
春キャンプの特徴
春は過ごしやすい季節でキャンプに適した時期と言えるでしょう。3月中旬から下旬頃からキャンプを行う方も多いのではないでしょうか。
春キャンプを満喫するためにもいくつか特徴を知っておきましょう。
春キャンプの寒暖差
春は 暑すぎない、寒すぎない時期でキャンプ以外でも過ごしやすい時期です。
私は春になるとお出かけの事を考えてウキウキしてしまいます。
桜を見るのもいいですし、近所を散歩するだけでも気持ちがいいですよね。
私のように春が好きという方も多いはず。
ですが、春キャンプでは気を付けなければならないこともあります。
それは寒暖差です。
実際、日中と朝晩では10℃くらいの差が出ることもあります。
防寒対策は必須といえます。
春キャンプの楽しみ
桜の開花時期であれば、花見の楽しみがありますね。
プライベートな空間で場所取りの必要も少ないので満喫できることでしょう。
また、日中は散策もおすすめです。
キャンプ場内にハイキングコースがある所なら特におすすめです。
過ごしやすい気候のため気持ちがいいですよ。
虫も夏よりは少ないので、煩わしさが少ないのも良いですね。
時間が経つのも忘れてしまいます。
夜は焚き火を楽しむ
上の方でも寒暖差についてふれた通り、夜は冷え込みます。
そんな中焚き火があると暖かくて良いですね。
ご家族やご友人と焚き火を囲んで話し込むのが楽しみという方も多いのではないでしょうか。
私も焚き火が大好きです。
青春時代には焚き火を囲んで夜遅くまで友人と話し込んだこともあります。
ついつい心に秘めていたことまで話してしまった、なんて経験も一度や二度ではありません。
焚き火の火の揺れにはリラックスさせる効果があるそうなので、その為かもしれません。
心の中を見せ合うというのは距離が縮まる感じがするので素敵です。
私にとって焚き火は青春の1ページといえるかもしれません。
ぜひあなたもご家族やご友人と語らいあってみてはいかがでしょうか。
焚き火を囲むことで普段聞けなかった話が聞けることもあるかもしれません。
それはきっと、あなたにとって思い出の1ページになるでしょう。
キャンプ料理を手軽にする方法
やりたいことが多すぎて、料理の時間が足りない。料理の時間がかかりすぎて他を楽しむ時間がない。
そんなキャンプでは楽しさが半減してしまいそうですね。
せっかくのキャンプ、食事も散策などの楽しみも、どちらも欲張りましょう。
時間が足りないなら、時間を作りましょう
日中は過ごしやすい気候のため、アクティブに活動する方も多いでしょう。
テント設営や火おこしをしたり、散歩を楽しむ方もいるのではないでしょうか。
私も散歩しながら「春」を探すことが好きです。芽吹いた植物をみて歩くだけでもあっという間に時間が過ぎ去っていきますね。
澄んだ空気も気持ちがよくて、暑すぎないから汗でべちゃべちゃにならないのは春の散歩ならではです。
食事もキャンプの楽しみのひとつだと思います。気合を入れておしゃれな調理に挑戦もいいですね。
しかし当日の調理に時間をかけていては「やりたいこといっぱいあるのに、時間が足りないよ」なんてことになりかねません。
時間が足りないのなら、時間を作ってしまいましょう。
さっそく結論です。
当日の時間を増やしたいのなら調理の時間を少なくするしかありません。
「手抜きにしましょう」とお勧めしているわけではありません(笑)
具体的な方法としては、前日に料理の下準備をしっかりとしておくことです。
煮るだけ、焼くだけで当日の調理が終わりなら、調理時間も減ってその分、他のことに時間を使うことができますね。
空いた時間をどう使うかはあなたの自由です。前日の下準備で自由な時間を作りましょう。
春キャンプに喜ばれるレシピ
ここまで説明した通り、春キャンプは楽しみがいっぱいです。人によっては時間が足りないなんてことにもなりかねません。
その為にもしっかりと下準備を済ませて、おしゃれな料理やおいしい料理を楽しみましょう。
春キャンプに適した料理
基本的には過ごしやすい気温なのでどんな料理でもキャンプを彩ってくれることでしょう。
ですが、寒暖差を考慮すればスープ類は欠かせません。冷えた体を温めてくれる料理は幸せを感じさせてくれますね。
あたたかいスープ系の料理は必須だとして、あとは何にこだわれば良いかというと、私は旬の食材にこだわることをおすすめします。
春の旬な野菜は甘味があり栄養価も高いことが特徴です。
キャンプで旬の野菜を食べるのは粋なキャンプだと思います。
なぜなら、自然の中で『春』を感じ、お口の中でも『春』を感じることになりますから。
そして旬の食材にこだわりつつも、当日にしっかり時短できる料理が特におすすめです。
春にはたくさんのお野菜が旬を迎えます。キャベツ、アスパラガス、セロリ、そら豆、新玉ねぎなど様々。
魚介類ではあさり、くだものではいちごも旬を迎えます。
できる限り料理は時短し、旬の野菜も取り入れて、全力で春キャンプを楽しみましょう。
おすすめのスープ料理
具沢山ロールキャベツ
<材料>
- キャベツ 4枚(大きい葉)
- 好きな野菜等 好きなだけ(私のおすすめは人参、大根、ジャガイモ、ウインナー)
タネ
- 豚ひき肉 100g
- 玉ねぎ 1/2個
- パン粉 大さじ1
- 牛乳 大さじ2
- ナツメグ 少々
- 塩 少々
- 黒こしょう 少々
スープ
- コンソメキューブ 2個
- お湯 500ml
- 塩 少々
- こしょう 少々
自宅で行う下準備
- キャベツ1玉を丸ごとラップに包んでレンジでチン。(目安として600Wで4~5分)まだキャベツが硬いようなら追加でチンしてください。
- キャベツが柔らかくなったら、茎側から1枚1枚丁寧にはがしていきましょう。下茹でしてから作るよりは簡単です。
- タネを作るため、玉ねぎはみじん切りにして炒めます。
- 炒めた玉ねぎが冷めたらタネの材料を全ていれ混ぜ合わせましょう。
- キャベツでタネを包んであげましょう。広げたキャベツの真ん中にタネをのせて、両端を折って肉を包むようにし、ころころと丸めていきます。
- ラップをして冷蔵庫へ。使い捨ての容器に入れておくと片づけも楽になります
- 一緒に煮込みたいお野菜等も切っておきましょう。ご自宅で作るよりも大きめにカットして大丈夫です。これもぜひ使い捨ての容器にいれておきましょう。
- 下準備と言いつつもほぼ出来上がりですね。キャベツをうまく剥がすことができれば、あとは時間をかければ誰でも簡単にできますよ。
当日の調理
- ダッジオーブンにスープの材料と、自宅で仕込み済みのロールキャベツや一緒に煮込みたい食材もいれましょう。
- 蓋をして煮込むだけです。
- 味を見て塩、こしょうで味を整えましょう。
当日の調理がこれだけなら、時間に余裕ができて調理以外の楽しみも見つけられそうです。前日の準備を頑張った甲斐がありますね。
自然の中で冷えた体を温めてくれるロールキャベツは格別のおいしさです。
ぜひ、キャンプを共にするご家族やご友人に振舞ってみてください。みんなの心に残る一品になることでしょう。
みんなの喜ぶ顔を見ながら前日の自分の頑張りをほめてあげてください。
ちなみに、ロールキャベツはスープの味をトマトベースに変えてもおいしいですよ。
丸ごとロールキャベツ
私もまだ試せていないのですが、一度作ってみたい料理があります。それは『丸ごとロールキャベツ』です。
どのような料理なのか簡単に説明すると、キャベツ1玉を茎側からくりぬき、タネを入れるスペースを作ります。
くりぬいたキャベツにタネをたっぷり入れて、ダッジオーブンにいれてお好きなスープで煮る。
なんだか簡単そうですよね。
私の家族にこの料理を振舞うことを考えるとちょっとわくわくしてしまいます。
ふたを開けたら丸まんまのキャベツ。子供たちのがっかりする顔が目に浮かびます(笑)
でもそのキャベツの中には大好きなお肉がたっぷりと入っているんです。
一回がっかりさせてからの、「すごーい!」って興奮するところを想像すると面白いです。
ちょっと話がそれました。
何度もお伝えしているように時短が大事です。
お家ではキャベツをくりぬいて、タネを入れるまで下準備しておきましょう。そうすることで当日調理はスープで煮るだけになります。
簡単なのに豪快で見た目もよく、まさにアウトドア料理といえるでしょう。
見た目の豪快さも見てほしいので動画も確認してみてください。
私も今年は挑戦してみようかな。
子供たちがどんな顔をするのか気になります(笑)
おしゃれな定番キャンプ料理 アヒージョ
スキレットで作るアヒージョは見た目もおしゃれで、人気のある定番料理ですね。
春キャンプでは旬の野菜を取り入れたアヒージョで楽しみましょう。
下準備があれば、当日の調理は簡単です。
おいしくておしゃれなアヒージョで春キャンプを盛り上げましょう。
そら豆とエビのアヒージョ
<材料>
- そら豆8〜10粒
- エビ6〜8尾
- マッシュルーム2個
- ニンニク2片
- オリーブオイル適量
- 塩こしょう適量
- 鷹の爪1本
自宅で行う下準備
- ニンニクはみじん切りか、スライスの状態に切っておきます。
- マッシュルームも食べやすい大きさにカットしてください。
- エビの下処理をしておきましょう。
- ぷりぷりのエビに仕上げたいので、エビの殻を剥いた後は片栗粉と塩でもみこんでから流水で流しましょう。(分量は:エビ200グラム、塩小さじ半分、片栗粉大さじ1)忘れずに背ワタも取り除いてくださいね。
- キッチンペーパーで洗い終えたエビの水気を拭き取ります。
- ジップロックに入れ、できる限り空気を抜いて冷蔵庫にいれておきましょう。
- そら豆をさやから取り出します。さやをねじるようにすると取り出しやすいです。
- 薄皮を取りやすくするため、黒い部分の反対側(丸まっている方)に浅く切れこみを入れます。
- 熱湯で1~2分下茹でし、ざるにあけ冷めてから薄皮を剥きます。(下茹でが面倒な方は生のままでも剥きとれます)
- 薄皮を剥いたそら豆はジップロップにいれ、冷蔵庫へ。
※そら豆は鮮度が命とも言われています。さやから出すことで多少品質が落ちることも考えられます。
『鮮度』と『楽』を天秤にかけ、『鮮度』が勝った方はぜひ当日にそら豆の下準備をお願いします。
補足ですが私は『楽』を優先します。(笑)
当日の調理
- えびに塩で下味をつけます。
- スキレットにオリーブオイルとニンニク、鷹の爪を入れ火にかけます。(ニンニクが焦げないように注意)
- ニンニクの香りがしてきたら、エビ、そら豆、マッシュルームを投入。
- 具材に火が通ったら塩コショウで味を調えて完成です。
下準備さえしておけば誰でも簡単に調理ができます。
そら豆の緑色にエビの赤色も入って見た目もきれいです。
おしゃれ度の高いキャンプになること間違いないでしょう。
ぜひ、旬のほくほくしたそら豆と、ぷりぷりのエビを堪能してくださいね。
余談ですが、アヒージョは作り方は一緒でも、食材を変えるだけでがらりと雰囲気が変わる料理です。
おしゃれで、料理が上手にみえるので実は私もよく作ります。
子供が食べるので家では鷹の爪を使用していませんが、それでも家族からは好評です。
見た目の割に簡単なので料理が得意でない方にもおすすめですよ。
そして、アヒージョを食べるならしめにパスタはいかがでしょうか。うまみたっぷりなオイルで食べるパスタは絶品です。
こちらを参照してください
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キャンプの定番 バーベキュー
キャンプで一番親しまれているのはやはりバーベキューではないでしょうか。
私もアウトドアではバーベキューが多いです。おいしいのに手間がかからず、みんなで楽しめるところが大好きです。
お肉や魚介を焼くだけという手軽でおいしいところはまさに、シンプルイズベストなアウトドア料理といえるでしょう。
そんなバーベキューですが、旬のお野菜も一緒に楽しんでみるともっと満喫できますよ。
アスパラとキノコのバター焼き
<材料>
- アスパラガス食べたいだけ
- お好きなキノコ(しめじやエリンギなど)食べたいだけ
- バター適量
- 醤油少々
自宅で行う下準備
- アスパラガスとキノコを食べやすいサイズに切る。
- ホイルに食材をのせ、その上にバターをのせる。
- ホイルで包みこむ。
他のバーベキューの食材と一緒に仕込んでも、すぐにできます。
当日の調理
- ホイルに包んだまま網に乗せて焼く。
- 10~15分程焼いたらホイルをはがし醤油をさっとかける。
作り方はとても簡単です。なのにうまい。
たれや塩味に偏りがちなバーベキューにもバリエーションができるのでおすすめです。
まるごと新玉ねぎのホイル焼き
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新玉ねぎは甘味がありおいしい春の味覚です。ホイルに包むだけでさらに甘みが増すので、やらない手はないですね。
私のおすすめは玉ねぎ1玉の皮をむき、上に味噌とバターを乗せてホイルで包んで焼くシンプルな料理です。
玉ねぎの甘味と味噌とバターが最高にマッチしておいしいですよ。
肉や海鮮のバーベキューもいいですが、春キャンプには旬のお野菜も仲間入りさせて楽しんでくださいね。
デザートもいかがでしょうか?
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旬のいちごを使ったレシピ。お菓子作りが好きな方ならこういうのもいいかもしれませんね。
お家でシフォンケーキを焼いておき、当日はシフォンケーキをカットしていちごと生クリームをサンド。
私のように「ケーキなんて焼けないよ」という方も、市販のシフォンケーキで代用もできそうです。
簡単にデザートまで準備できると、キャンプの満足度もさらに上がりますね。
ちょっとだけでいいのでお時間いただいてもいいですか?
自然豊かな環境の中で、コーヒーと一緒にデザートをいただく姿を想像してみてください。
インスタ映えのするデザートを食べながら、片手で薫り高い湯気のでたコーヒーを飲む。
私はすぐに「めっちゃおしゃれ!」って思いました。あなたのイメージはどうでしたか?
もしも私と同じ気持ちなら、アウトドアならではのコーヒーグッズがあるんです。
パーコレーターってご存じですか?
キャンプでおしゃれなデザートとコーヒーを楽しむのならパーコレーターがおすすめです。
どういうものかというと、蒸気圧を利用してコーヒーを抽出する道具なんです。
それだけ聞いても「なにがいいの?」って感じですよね。
もう一度想像してください。
おしゃれなデザートを準備しながら、形を整えインスタ映えを考える。何度か写真も撮ることでしょう。
コーヒー用にお湯を沸かして、ハンドドリップの準備をする。ゆっくり丁寧にコーヒーを抽出。
優雅なひと時を過ごす予定が、ちょっと忙しすぎませんか?
正直一人で全部準備なんて私なら勘弁です(笑)
そこで、パーコレーターです。説明した通り、蒸気でコーヒーを抽出してくれるのでセットしておくと、後は火にかけるだけで良いんです。
これなら、デザート作りに集中できますね。インスタ映えにも意識を集中できるでしょう。
使い方は動画の方が分かりやすいのでこちらで確認してください。
パーコレーター自体もキャンプ感を演出してくれていていい絵になりますね。
春キャンプにおすすめのレシピ!調理を時短でもっとアクティブに!!:まとめ
春キャンプは過ごしやすい気温であるため、時間が足りないほど楽しみがたくさんです。
当日にキャンプ料理を楽しむのも良いですが、前日にしっかりと下準備を行うことで調理時間を短縮することが可能になります。
時短してできた時間をどう使うかはあなた次第です。
ぜひ、あなただけの個性いっぱいの春キャンプを楽しんでくださいね。