どんなテントなんですか?
そんな疑問にお答えします。
ノルディスクとは?
1901年にデンマークで設立されたアウトドアブランドです。
北欧生まれらしい自然になじむデザインで高品質、機能性が高い製品が多く、キャンパーからの人気もとても高いです。
白くまのデザインでも有名です。
最近は映えるキャンプが出来るとしてノルディスクのワンポールテントがとても人気ですよね。
実はノルディスクのワンポールテントはお洒落さだけでなく、その機能性からキャンパーにとても人気のテントなんです。
しかしドーム型のテントを使用していると、ワンポールテントは何が違うのか分からないという方もいらっしゃると思います。
私もテントを購入する時、ノルディスクのワンポールテントも選択肢の一つでした。
ただ当時はドーム型のテントしか知らず、ワンポールテントがどんなものなのかよく分かっていませんでした。
この記事では
- ワンポールテントのメリット・デメリットは?
- ノルディスクのワンポールテントの特徴って?
- ノルディスクのワンポールテントはどんな種類がある?
をご紹介します。
- ワンポールテントデビューしたい方
- ノルディスクのテントの購入をお考えの方
- おしゃれキャンパーを目指したい方
はぜひご覧ください。
目次
ワンポールテントのメリット・デメリットは?
ワンポールテントは名前の通りポール1本で建てられる、円すい形のテントの事です。
まずはワンポールテントのメリット、デメリットを確認しましょう。
メリット①設営が簡単
ワンポールテントはポールを1本立ててペグで固定するだけで建てることが出来ます。
ペグ打ちに慣れるまでは大変かもしれませんが、ドーム型テントのように複雑なポールの組み立ては不要なのでとても簡単です。
1人でも簡単に設営することが出来るので、ソロキャンプにもぴったりですよ。
メリット②天井が高い
ワンポールテントは最初にもお話した通り円すい形の形をしています。
そのためドーム型テントに比べて天井が高くなります。
ドーム型テントではまっすぐ立てない身長の方でもワンポールテントでは余裕ですよ。
メリット③意外と風に強い
ワンポールテントはポール1本で支えており、高さもあるので風に弱そうに見えますよね。
ただ強風でドーム型やツールーム型のテントが倒壊する中、ワンポールテントは登山向けテント並みに耐えたという話を聞いたことがあります。
しかし色んな方向にペグを打ち固定するので、想像以上に風に強いんです。
ただし完全に倒れないというわけではないので、ロープのたるみやペグが抜けないかは必ず確認しましょう!
デメリット①デッドスペースが多い
ワンポールテントは円すい形なので、テントの端の方がデッドスペースになります。
また真ん中にポールが立っているため、テントの真ん中もデッドスペースになってしまいます。
そのため、テント内の空間が狭いと感じてしまう可能性があります。
テントのサイズによってはマットなど大きめのものは入らない可能性もありますので注意が必要です。
ポイント
テント端のデッドスペースに荷物をうまく飾りながら並べると、テント内も映えるようになりますよ!
デメリット②設営しにくい場所がある
ワンポールテントはポールとペグを使って建てますので、ペグが打てないような固い地面には設営できません。
またペグが浮いてきてしまうような柔らかい地面の所も、ペグが抜けてテントが崩壊する可能性があるので設営は避けた方がいい場所です。
初めてワンポールテントを使うキャンプ場に行く場合は、よく下調べをしてから行くようにしましょう。
デメリット③雨の日は要注意
ワンポールテントはキャノピー(ひさし)がないものがあり、出入りの際に入口から雨が入ってきやすくなります。
そのため、雨の日のワンポールテントは屋根の代わりになるタープが必須となります。
ただしテントの屋根全体が斜めになっているので、屋根に雨がたまることはありません。
そこは安心ですよね。
キャンプ場は天気が変わりやすいので注意しなければいけない点です。
私の友人はワンポールテントを使い始めたころ、キャンプで寝ている間に雨に降られ、気付いたらテントの中がびちょびちょになっていたそうです。
夜中にトイレに行った時に閉め方が甘かったのか、テントの入口が完全に閉まっておらず、そこから雨が入ったことが原因でした。
テント全体が斜めになっているので、入口が閉まっていないと流れてきた雨が入ってしまいます。
雨が降っているときや降る可能性がある時は、必ず完全に入口を閉めるようにしてくださいね。
ノルディスクのワンポールテントの特徴は?
ノルディスクのテントが人気なのはなぜなのでしょうか。
その特徴を確認してみましょう。
①水に強いポリコットンを使用
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ノルディスクのテントといえば一番に思い浮かぶのはコットン製であることですよね。
しかもただのコットンではなく、ポリエステルとコットンを混ぜたポリコットンという素材で作られています。
コットンと言えば水が染み込みそうなイメージがありますが、ポリコットンを使用することで耐水性が高くなっています。
そのうえ元々コットンには水分を吸収するという性質があります。
そのためテントを使う際の悩みである結露も抑えることが出来ますよ。
注意ポイント
コットンはとても水を吸うので、きちんと乾かさないとすぐにカビが生えます。
濡れた後は必ずよく乾かしましょう。
また耐水性が高くなっているとはいえ、長く雨に当たったりしてしまうと染み込む可能性がありますので注意が必要です。
②年中使える
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ノルディスクのワンポールテントは見た感じ通気性が悪そうに見えますが、コットン素材なので実は通気性がとてもいいんです。
そのため、夏場のキャンプでも蒸れる事がなく比較的快適に過ごすことが出来ます。
またコットンテントは火にも強いため、テント内で火を使うことができます。
ですので冬キャンプでもストーブを使って暖かく過ごすことができますよ。
1年中キャンプをしたい方にはピッタリですよね。
注意ポイント
テント内で火を使う時は火事はもちろん、一酸化炭素中毒にも注意しましょう。
③見た目がいい
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ノルディスクのワンポールテントは自然になじむナチュラルな色合いですよね。
コットンの風合いが少しレトロでそのうえシンプルでとてもお洒落です。
他のメーカーのテントとは雰囲気が違うので、キャンプ場にテントが設営されていると目を引きますよね。
映える写真を撮るために普段キャンプをしない方も、わざわざノルディスクのワンポールをレンタルをしてキャンプすることもあるそうですよ。
好みはあると思いますが、見た目のよさは他のメーカーと比べるとダントツだと私は思います。
私もおしゃれキャンパーになりたいなぁって思っちゃいます!
④お値段は高価
ノルディスクのテントを購入したいと思って調べた時に値段に驚いた方も多いと思います。
とにかく高価です。
私も初めて見た時は、この金額なら他のメーカーを使えば一式揃うな、と思いました。
テントに関する他の製品も合わせるとびっくりする金額になる事もあります。
正直簡単に手を出すのは難しいですよね。
ただ私の周りでノルディスクのワンポールテントを持っている人は、みんな高かったけど買ってよかったと話しています。
製品に絶対の自信があるからこその値段設定なんですね。
⑤重い
今は色々なメーカーで軽くて持ち運びやすいテントが販売されていますよね。
それに比べるとノルディスクのワンポールテントは重いです。
さらに雨や結露で水分を含んだ状態になるとさらに重くなってしまいます。
重いものを持つのが苦手な方は、購入前には一度持ってみるのがおすすめですよ。
私も普段軽いテントを使っているので、ノルディスクを持つとかなり重く感じます。
荷物が多いファミキャンだと、持ち運びだけで結構な重労働になってしまいますね。
⑥サイズ表示が独特
ノルディスクのテントには商品名の後ろに数字が付いています。
初めて見るとなんの数字か不思議に感じますよね。
その数字はテントの大きさを表しています。
7.1=7.1㎡
12.6=12.6㎡
19.6=19.6㎡
と数字が大きくなるほどサイズも大きくなっていきます。
数字の意味を理解すると簡単ですよね。
ちなみに定員は
7.1=3人用
12.6=6人用
19.6=8~10人用
と公式サイトでは表記されています。
ただワンポールテントについては、実際には定員マイナス1人でちょうどいい感じに使えますよ。
注意ポイント
テントの種類や条件によって定員は変わりますので、詳しくは各テントの詳細をチェックしてくださいね。
ノルディスクのワンポールテントをご紹介!
ノルディスクのワンポールテントは大きく分けて2種類あります。
その詳細を詳しく見ていきましょう。
Asgard(アスガルド)
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ノルディスクのテント中でも一番人気のシリーズです。
ノルディスクと言えばこのテントを思い浮かべる方も多いと思います。
アスガルドはワンポールテントでありながら円すい形ではないので、より広くテント内を使うことができますよ。
サイズはこちらの3種類があります。
アスガルド7.1
使用時サイズ:300×265×200
収納時サイズ:97×30㎝
重量:15.5kg
付属品:収納袋、ペグ、ポール、ガイライン
公式価格:¥105,600
ソロや2人でのキャンプにピッタリなコンパクトなサイズのアスガルドです。
夫婦と小さい子どものファミキャンにもちょうどいい大きさですよね。
コンパクトサイズなので、他のサイズに比べるとあまり天井は高くありません。
7.1の大きな特徴は一体型のフロアシートが付いていることです。
別に買わなくていいのは費用面ではとてもありがたいですね。
ちなみに7.1は定番のナチュラルな色だけでなく、広島の老舗メーカーとコラボしたデニムバージョンも販売されています。
サイズなどは同じで公式価格は¥192,500‐です。
こちらも珍しくておしゃれですよね。
現在公式サイトは在庫切れになっていますが、ちょっと他人と違うノルディスクが欲しい方にはおすすめですよ。
アスガルド12.6
使用時サイズ:400×375×250㎝
収納時サイズ:114×37㎝
重量:16kg
付属品:収納袋、ガイロープ、ポール、ペグ
公式価格:¥134,200‐
アスガルドの中でも一番人気のサイズです。
ファミキャンや友達とのキャンプにぴったりな大きさですよ。
12.6はサイドをロールアップするとタープとしても使用できるんです。
2通りの使い方が出来るのはコスパがいいと思います。
ただしフロアシートは別売りなので注意が必要です。
子どもが小さい間はテント内で走り回ることができ、大きくなってから一緒に寝てもサイズに余裕があるので、買って大正解だったようですよ!
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アスガルド19.6
使用時サイズ:400×375×250㎝
収納時サイズ:37×114㎝
重量:20kg
付属品:収納袋、ガイロープ、ポール、ペグ
公式定価:¥162,800
アスガルドシリーズの中で最大の大きさのテントです。
大人8〜9名ほどまで快適に過ごせる大きさなので、グルキャンにおすすめです。
少人数でもリビングと寝室でスペースをある程度分けて使うことも出来ますよ。
こちらも12.6同様、サイドをロールアップしてタープとして使用可能です。
またフロアシートは別売りなので気を付けて下さい。
こちらはかなりの大きさなので、キャンプ場やサイトによっては設置が出来ない場合もあります。
初めて19.6を設置するキャンプ場に行くときは、よく下調べしておきましょう。
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参考 アスガルドシリーズはすべてのサイズで専用のインナーキャビンもあります。 テント内でプライベート空間を確保したい場合や、リビングと寝室など空間を分けたい方におすすめですよ。
Alfheim【アルフェイム】
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こちらもノルディスクを代表する形のテントで、アスガルドと並んで人気のシリーズです。
綺麗な三角形のティッピー型がキャンプ場内でより映えますよね。
こちらは2種類のサイズがあります。
アルフェイム12.6
使用時サイズ:400×400×275㎝
収納時サイズ:99×32㎝
重量:11.8kg
付属品:収納袋、ガイロープ、ポール、ペグ
公式価格:¥121,000
大きすぎず小さすぎずちょうどいい、として人気のサイズです。
初心者でもひとりで簡単に設営することができ、慣れれば15分ほどで出来るようですよ。
屋根の部分にも換気用のベンチレーションがついており、ヒモで調整可能です。
なおフロアシートは別売りですので気を付けて下さいね。
私の知り合いが昨年こちらのテントを購入しました。
使ってみた感想とりあえず天井が高い!とのことでした。
天井が高いので、テントの中なのに開放感があるそうですよ。
アルフェイム19.6
使用時サイズ:500×500×350㎝
収納サイズ:99×36㎝
重量:18kg
付属品、収納袋、ガイロープ、ポール、ペグ
公式価格:¥140,800
グルキャンにおすすめの非常に大きいサイズです。
19.6㎡と言えば大体12帖ほどなので、想像するとかなりの大きさですよね。
キャンプだけでなくイベントやグループの集まりにも最適なサイズですよ。
大人数でのキャンプだけでなく、テント内で空間を分けたい方にも充分な広さですよね。
コットンテントで焚き火や調理も出来るので、寒い冬でもみんなで火を囲んで楽しめます。
注意ポイント
このサイズを使っている人は、大きくてとても快適だけどとにかく重い!という意見が多いようです。
アスガルドも同じですが、大きくなればなるほど重くなります。
運ぶ際はアウトドアワゴンやカートなどを使って、腰や背中を傷めないようにしましょう。
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参考 アルフェイムシリーズもインナーキャビンが別売りで用意されています。 テント内が広いのでしっかり空間を分けて使いたい方、グルキャンだけど寝る時はプライベートを確保したい方などには大活躍しますよ。
お洒落な映えキャンプサイトにはノルディスクのワンポールテントが必須!:まとめ
今回は
- ワンポールテントのメリット・デメリット
- ノルディスクのテントの特徴
- ノルディスクのワンポールテント
をご紹介しました。
ノルディスクのワンポールテントはおしゃれなサイト作りには欠かせませんが、おしゃれなだけでなく高品質であり機能性も充実しています。
ノルディスクのテントは高価なので、試しに買ってみる、ということは難しいですよね。
どのワンポールテントにしようか悩んでいる、という方のテント選びの参考になればと思います。
ノルディスクのテントはレンタルも出来る?!