そんな疑問にお応えします。
形あるものはいつか壊れてしまう日がきます。
テントやタープ等、年に数回とはいえ長年使っていると骨組みであるポールに負荷がかかり曲がってしまうこともありますよね。
ましてや設営時にちょっと無理やり押し込んだ等となれば尚更です。
恥ずかしながら私はその気がありまして、棚などを組み立てる際にネジが少しズレただけなら力技でねじ込んでしまったり。
本当は良くない事とはわかっていますが大雑把なんです。
テントやタープもそんな扱い方をしていたら曲がるのは当たり前です。
私のような方だけではなく、長年使い劣化したという方もいらっしゃるでしょう。
今回はサバティカルのポールが曲がってしまった時の対処法を紹介します。
サバティカルブランドが好きな方
ポールが曲がって困っている方はぜひご一読ください。
目次
サバティカルのテント
サバティカルは2019年に市場に登場したアウトドアブランドです。
市場に登場してからまもないですが取り扱う商品は人気な物が多く、欠品や抽選販売になるほど。
人気の理由は2つあると私は思っています。
一つ目は、サバティカルの立ち上げた会社であるA&Fカントリーが長年培った輸入商品を見極める力。
これは1977年からアウトドア用品を輸入していたA&Fカントリーの賜物です。
二つ目は量産せずに必要な分だけを生産し、コストを抑えるという会社理念のためだと感じています。
物価が高騰している今の状況を考えると本当にコスパの良い戦略ではありますよね。
まずはそんなサバティカルの人気商品であるテントたちの基本スペックを再確認しましょう。
モーニンググローリー
サバティカル公式ではシェルターというカテゴリーに分類されます。
別途のインナーテントを用いることで2ルームテントにもなります。
こちらはTC素材のものと、ポリエステル素材のものがあります。
スペック
素材:TC素材/ポリエステル
使用サイズ:470×440×270cm
収納サイズ:77×36×23cm
収容人数:2〜4人
モーニンググローリーTCとSyntheticは素材は異なりますがそれ以外は同じ仕様です。
スカイパイロット
こちらもモーニンググローリー同様にシェルター分類の商品になります。
外観が違うだけでインナーテントを用いて2ルームにする点や2種類のテント素材があることなど、モーニンググローリーと同じです。
スペック
素材:TC素材/ポリエステル
使用サイズ:720×380×270cm
収納サイズ:82×39×29cm
収容人数:4〜8人
スカイパイロットTCとSyntheticはモーニンググローリー同様に素材以外は同じ仕様です。
アルニカ
出典引用:サバティカル
サバティカル公式ではテントのカテゴリーに分類される2ルームテントです。
シェルター分類の商品の場合はインナーテントが別売りでしたが、こちらは付属品として4人用のインナーテントがあります。
パネルを跳ね上げる事ができるので1〜2人のキャンプの場合にはタープがなくても多少の雨は防げます。
インナーテントを付けなければシェルター代わりにもなります。
スペック
素材:ポリエステル
使用サイズ:620×320×210cm
収納サイズ:81×42×35cm
収容人数:8〜10人
収容人数はインナーテントを使わずにシェルターとして利用した場合の人数になります。
インナーテントを使用した場合にはインナーテントが4人用ですから4人くらいが丁度いいですね。
ギリア
出典引用:サバティカル
こちらもカテゴリーはテントになります。
付属品として2人用と5人用のインナーテントが付いてきます。
2人以下で利用する場合には2ルームテントに、2人以上の場合は広い荷物置き場になります。
これは特許を取得しているギリアの特徴になります。
こちらもインナーテントを付けなければシェルターとしても利用できる多様なテントです。
スペック
素材:ポリエステル
使用サイズ:520×300×170cm
収納サイズ:67×35×30cm
収容人数:2〜5人
ギリアはシェルターとしても使えますが、特許を取得していることから収容人数は2〜5人となっています。
項目冒頭でお話ししましたがこれらの商品は人気が高く、ほとんどの商品が抽選販売になっているんです。
モーニンググローリーとスカイパイロットのポリエステル素材である、Syntheticは最近登場したばかりの新商品なので、公式サイトですぐに購入できますよ。
大手ネット通販でも購入できる場合もありますが、価格が公式より高いことが多いので注意して下さい。
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ポールが曲がっちゃった、修理できる?
それでは本題であるポールの修理についてみていきましょう。
我が家もそうでしたが、ネットなどをみると多くの方が曲がってしまうのはメインポールの一部分でした。
では、ポールの修理は可能なのか公式サイトに問い合わせしました。
結論
会社側での修理はできない。
ですが、曲がってしまった部分だけのポールの購入が可能。
購入方法も選べます。
①自宅に郵送してもらう
A&Fから直接自宅に郵送してもらうことができます。
ですが、商品代+送料+代引き手数料がかかります。
②近くのA&F店舗で取り寄せる
取り寄せに1週間ほどかかりますが店舗購入となるので、かかる費用は商品代だけです。
近くに店舗がある場合には②の方法がお財布に優しいですね。
ですが、A&F店舗はそもそも全国に16店舗ほどしかありません。
修理のやり方
新しいポールが手元に届きました。
さぁ直しますか‼︎と手早く進められる方もいらっしゃるでしょう。
ですが私は「?」からのスタートです。
なぜならポールはヒモで繋がっているからです。
このポールが繋がっているヒモはショックコードというそうです。
これを外すだけでてんやわんや。
親切な方が動画にアップしてくださっていました。
我が家の場合は夫婦でなんとか修理できました。
倒壊の瞬間から修理までの流れを上げている方もいらっしゃいました。
風通しが良いテントというのも風の強い日は逆に危険なんですね。
どうしても自力では難しい方はメーカーや店舗で相談して修理をお願いしましょう。
その際には別途で料金がかかるかと思いますので商品代金より多めに予算を用意しておきましょう。
ポールが曲がらないように気をつけるべきポイント
記事冒頭でも言いましたが、形あるものはいつか壊れます。
ですがなるべく壊れないように気をつけることはできますよね。
ポールが曲がらないよう気をつけるポイントも抑えておきましょう。
①繋ぎ目をしっかり連結する
ショックコードが付いているとはいえ、ポールの差し込みはしっかりしておきましょう。
差し込みが甘く、ポールとポールの間に隙間ができてしまうとその部分の耐久性が一気に下がります。
そこに力が加わってしまうと曲がる恐れがあるので気をつけましょう。
②強風時の設営は避ける
「風が強い」これだけでテントにはかなり負荷がかかります。
風速が5mある場合はテント設営途中に幕が煽られポールが曲がる恐れがあります。
風速10mを越える場合にはポールが曲がるどころか、テント自体が飛んでしまうなどの大きな事故に繋がることもあります。
楽しみにしていたキャンプだとしてもキャンセルすることをおすすめします。
風速の体感
5m→枯葉や砂埃が舞い上がりやすく、絶えず葉っぱや小枝が揺れている状態です。
このくらいであれば交通機関などの影響はない強さです。
10m→歩きづらさを感じる状態です。
傘を使用している場合は上手く指せなかったり、ビニール傘などは骨組みが折れるおそれがあります。
風速10mの様子がわかる動画がこちらになります。
これはキャンプをできる状態ではないですね。
テントだけでなく、自分や家族、友人を守るためにも中止するべきです。
風速10m +雨天でもキャンプをされている方の動画もありました。
注意喚起のためにのせておきますね。
③ロープをしっかり張る
これは②に通ずるものがあります。
風でポールが曲がる恐れがあるとお伝えしましたが、それを軽減できるのがロープをしっかり張ることです。
しっかり張るといっても強くロープを張るということではありません。
強風に晒された際にテントへの負荷がロープを伝い分散できるように全てのロープに均一なテンションをかける必要があります。
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④無理矢理押し込まない
恥ずかしながら私が良くやってしまう行為です。
ポールがしっかりとスリーブを通らずにピンを刺すと曲がってしまう事があります。
上手く入らないからといって、私のように無理矢理力技で押し込まず、もう一度やり直すなどしてしっかりと端までポールを通しましょう。
私も気をつけます。
サバティカルのテントのポールが曲がっちゃった⁉︎修理は可能?:まとめ
結論から、曲がったポールの修理は可能です。
公式に問い合わせすると壊れた部分のみのポールが買えるというのはとても親切ですよね。
私は曲がってしまったポールの一本分の買い直しだと思っていましたから本当にありがたかったです。
ショックコードを引っ張り出す行為は大変ですが、それが出来れば自力で修理ができます。
気をつけるべきポイントを抑えて楽しいキャンプライフを送りましょう。
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