キャンプ用品 サバティカル 類似品

サバティカルとスノーピークのテントは似てる?比較してみた

サバティカルとスノーピークに似た様なテントがあるけどスペックの違いはどうなの?

そんな疑問にお応えします。

欲しいと思った商品を検索すると「あれ?これ、会社は違うけど欲しい商品に似ているな」と思ったことはありませんか。

私は自分が欲しい物もそうですが、こうしたキャンプ用品の執筆をするにあたって商品を検索しているとよくあります。

似た商品に出会った時に皆さんはどこの部分に重点を置きますか。

価格ですか、機能性でしょうか、それともデザインでしょうか。

十人十色という言葉がありますから、重点を置く場所は個々に違いますよね。

私はキャンプ用品の様に何回も使用する場合には機能性に重点を置きます。

食べ放題などでも元を取りたいと思ってしまうので、価格以上に使えたらと考えているからです。

今回は人気アウトドアブランドであるサバティカルとスノーピークから販売されている類似商品について紹介します。

サバティカルブランドが好きな方

スノーピークブランドが好きな方

キャンプ用品の購入で悩んでいる方はぜひご一読ください。

 

サバティカル

出典引用:サバティカル

まずは各ブランドについて知っていきましょう。

取り扱い会社

サバティカルというアウトドアブランドの大元はA&Fコーポレーションという会社です。

A&Fは1977年に創業し、海外のアウトドア用品を輸入しています。

現在は73のアウトドアブランドを取り扱っています。

ブランド誕生

サバティカルというブランドをA&Fが立ち上げたのが2019年とA&Fの歴史ではまだ最近なんです。

長年多くの海外アウトドア用品を見てきたA&Fが次のステップとしたのが自社ブランドの立ち上げでした。

ブランド名であるサバティカルは長期休暇や研究者が活動範囲を広げるために制約なしの自由な休暇という意味があります。

これは本来の自分に戻ることにもなることからサバティカルと名付けました。

ブランドコンセプト

サバティカルが掲げるテーマは地球の道具です。

そして日本のアウトドアにおいてザ・スタンダードを目指しています

多くのユーザーが商品を手に取りやすい様に品質・機能性・デザイン・適正価格という四つをバランスよく揃えました。

これにより誰もが良いと思える商品を適正価格で届ける。

こうしてアウトドアのすそ野を広げる目的があります。

直営店

サバティカルにはA&Fカントリーという直接商品を見て手に取ることができる直営店があります。

しかし、全国に十数店舗しかないため来店するのが難しい方も多いのが現実です。

 

スノーピーク

出典引用:スノーピーク

次に対象となるスノーピークについても掘り下げていきましょう。

取り扱い会社

スノーピークの商品を取り扱っている会社は株式会社スノーピークです。

本社は新潟県三条市にあります。

スノーピークの商品は日本で生産されているんですね。

ブランド誕生

スノーピークの創業当初は金物問屋でした。

初代社長が当時の登山用品に不満があったことからオリジナルの登山用品と釣り具の開発に取り掛かり、アウトドアメーカーとして事業を拡大します。

メモ

初代社長は山を愛し、登山が趣味だったそうです。

自ら登山をしていたからこそ欲しい登山用品に気づくことができたんですね。

1986年にキャンプ製品の開発が始まり、1988年にオートキャンプ事業が立ち上がりました。

これにより、オートキャンプシーンを創り出したパイオニアとして知られる。

1996年に初代社長のご長男が代表取締役となり社名を株式会社スノーピークへと変更しました。

スノーピークという名前は1996年からですが、キャンプ事業としてはもっと前から始まっていたんですね。

ブランドコンセプト

スノーピークが大切にしているのは「仮説-検証」の開発プロセスです。

初代社長が登山家という話をしましたね。

自分自身が道具を必要とし、道具を使うユーザーとして欲しいものを形にするというストレートな理由がプロセスになっています。

自分で欲しい物を考える=仮説作ったものを試してみる=検証を行う社長自らの行動からなるものなんですね。

スノーピークの企業理念にThe Snow Peak Wayというミッションステートメントがあり、経営の中核に置いています。

その中には自らもユーザーであるという立場で考え、お互いが感動できるモノやサービスを提供するという一文もあります。

自らがユーザーになり欲しい物も作り、試すというのはすごい事ですよね。

私はこのブランドコンセプトにかなり好印象を受けました。

スノーピークはキャンプ場もある

スノーピークという会社は自社のキャンプ用品をレンタルできるオートキャンプ場や同敷地内に直営店を持っています。

オートキャンプ場には手ぶらプランもあるのでスノーピークのキャンプ用品を実際に使用できます。

他にも体験型複合施設や複合型リゾートなども手掛けています。

つい最近では韓国に初の直営キャンプ場を開業する予定になっています。

飛ぶ鳥を落とす勢いとはこのことなんでしょうね。

スノーピークのキャンプ用品が気になる方は手ぶらプランのキャンプをしてみるのも有りですね。

最後に実際にスノーピークの施設の動画をどうぞ。

 

サバティカルとスノーピークの類似テント

サバティカルとスノーピークがどういうブランドなのか再確認できましたね。

では本題である類似テントについて見ていきましょう。

サバティカル『スカイパイロット』

サバティカルで人気の高いテントです。

販売開始から2023年の春先まで抽選販売になっていたほどに支持率の高い商品です。

基本スペック

使用サイズ:720×380×270cm

収納サイズ:82×39×29cm

総重量:22.4kg

耐水圧:1500mm

収容人数:6人

素材:TC素材(ポリコットン)

耐水圧1500mm

強い雨まで耐える事ができます。

特徴

  • 進化型ワンポールテントの特徴であるデッドゾーンだった部分を補った空間を最大限に活かした省スペース設計。
  • ポールを使ったピラミッドラインで設営が簡単ながらも耐久性をキープ。
  • 耐久性のあるTC素材。
  • アレンジが自由自在。

実際に設営をされている動画があります。

スカイパイロットはシェルターの役割もあるため半分をタープ代わりに、もう半分をインナーテントを用いるというアレンジも出来ます。

他にもたくさんのアレンジ方法があり自分好みにできるのは楽しいですよね。

ちなみにインナーテントは別売りになっていますのでご注意下さい。

サバティカルのインナーテント事情!便利グッズもあわせてご紹介!

続きを見る

また、最近サバティカルでは新商品が追加され専用のグランドシートの販売も開始されました。

今までは似た様なサイズを探さなければなりませんでしたが専用商品があると揃えやすいですね。

ワンランク上のテントはこれ!サバティカル『スカイパイロットTC』

続きを見る

スノーピーク『ランドステーションPro M』

出典引用:スノーピーク

見た目だけでいうとスカイパイロットよりも一つとんがりが少ないですね。

そしてテントではなくタープになる様です。

基本スペック

使用サイズ:740×460cm

収納サイズ:76×28×33cm

重量:11.0kg

耐水圧:3000mm

収容人数:3〜4人

素材:210Dポリエステルオックス

210Dポリエステルオックス

縦糸・横糸に210デニールの太さのナイロン糸を使用したオックス組織の生地をいいます。

特徴

  • ファミリーに最適なサイズ
  • レイアウトが豊富
  • 耐久性の高いハイスペックタープ

タープということで耐水性は圧倒的にスカイパイロットよりも高いです。

タープなので複雑な設営はありませんが設営動画を合わせて載せておきますね。

アレンジが豊富だとお伝えしましたがスカイパイロットの様な2ルーム風にされている方もいます。

スカイパイロット同様にランドステーションにもインナーテントが別売りであります。

インナーテントがあればこれ一つでことが足りますね。

比較結果

スカイパイロットとランドステーションを比べて私が感じたことをまとめました。

  • 耐水圧はランドステーションが圧倒的に高いので天候が変化しやすい山間部のキャンプにはランドステーションがおすすめ。
  • インナーテントを使わない場合にはスカイパイロットの方が収容人数が多く入れる。
  • 使用時のサイズ感に大きく差はない。
  • 冬シーズンも使用したい場合にはTC素材のスカイパイロットの方が暖かく過ごせる。
  • どちらもアレンジは豊富。

どちらの商品もたくさんの魅力が詰まっていて甲乙をつけ難いです。

使用する環境に合わせた商品を選ぶのが良さそうですね。

 

ほかのブランドにも類似品がいっぱい

サバティカルのスカイパイロットとスノーピークのランドステーションが似ていると紹介しました。

しかし、他のブランドでも似た様な商品が販売されているのでいくつか紹介します。

ogawa ツインピルツフォークT/C

こちらも名称としてはシェルターになります。

ですがやはりオプションにインナーテントが用意されていました。

設営動画も置いておきますね。

テンマクデザイン サーカスVC720

こちらはザ・タープです。

総重量も約25kgと重ためです。

ですがやはり、アレンジは豊富なのでとても魅力的です。

こちらの商品にはインナーテントなどがないのでタープとしてのみの使用になりそうです。

そう思っていた矢先にテントを中に入れている方がいました。

ぜひご参考にして下さい。

タープの開け方によっては中にテントが入るのは驚きでしたね。

これは私個人としても目から鱗でした。

スノーピーク スピアヘッドM

特徴的な形をしているワンポールシェルターです。

ワンポールシェルターという部分でスカイパイロットと同じ部類になりますね。

耐水性が1800mmなのでスカイパイロットよりも強めの雨にも耐えられる様です。

やはりテントが特徴的ですからワンポールといえども設営には少し時間がかかるというご意見が多かったです。

設営動画を載せるので参考にして下さい。

 

サバティカルとスノーピークのテントは似てる?比較してみた:まとめ

似ている商品って探すととてもたくさんあるんですね。

人気商品はもちろん気になるところではありますが自分が使いたい用途にあった商品を見つけることが大切そうです。

私個人としても大きめのタープを購入し、中にテントを入れるという方法があるということがわかりました。

今後のキャンプライフにかなり参考になりました。

皆様のお役に立てていたら幸いです。

満足できるキャンプアイテムで楽しいキャンプライフを送りましょう。

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