ダッチオーブンといえばキャンプの料理に必需品ですよね。
ダッチオーブンは鉄製なので重かったり、お手入れが大変というイメージがありませんか。
マイナスなイメージもあるダッチオーブンですが鉄製だからこそ保温性も高いです。
そんなダッチオーブンですが、長く使っていくためにも必要なのがシーズニングです。
今回は人気ブランドユニフレームのダッチオーブンと合わせてシーズニングを紹介します。
ユニフレームブランドが好きな方
ダッチオーブンの購入を考えている方
シーズニングのやり方を知りたい方はぜひご一読ください。
目次
そもそもシーズニングとは
シーズニングという単語を聞くとパッと浮かぶのは調味料ではないでしょうか。
正直なところ私はそうです。
確かに調味料もシーズニングですが、鉄製のフライパンやスキレット等の油ならしの事もシーズニングと言います。
シーズニングには乾燥という意味もあります。
フライパンやスキレットを乾燥させて手入れすることからシーズニングと呼ばれる様になったそうです。
ユニフレームのダッチオーブン
出典引用:ユニフレーム
シーズニングの方法を紹介する前にユニフレームのダッチオーブンについて知っておきましょう。
ユニフレームとは
ユニフレームはキャンプ好きな方なら知っているほどメジャーなアウトドアブランドです。
会社も新潟県燕市にある日本のアウトドアブランドになります。
また、燕市は金物の町としても知られており職人の方々が作る製品は品質の良いものが多いです。
日本製で品質良しはかなり魅力的ではないでしょうか。
ダッチオーブン
スペック
- サイズ:鍋径:約20.5×9.5(深さ)cm
- 材質:本体・フタ→黒皮鉄板4.5mm厚を加工・クリアラッカー焼付塗装、 ツル→ステンレス鋼
- 重量:約4.2kg
- 満水容量:約2.9L
- 付属品:レシピブック・ステンレスフリーター・収納用トートバッグ
- 適正炊飯量:1〜4合
大きさだけみると少し小さく感じる方もいらっしゃるでしょう。
しかしご飯が4合も炊けるので結構しっかりとした量の調理ができます。
また、この商品は取っ手がクロスしているので吊り下げて使う場合でもずれることがなく安定します。
ステンレスフリーターも付いているので熱々のフタを取るのも安心です。
ダッチオーブンのシーズニングとお手入れ方法
ユニフレームのダッチオーブンのスペックも知ったのでいよいよシーズニングの仕方と普段のお手入れ方法を紹介します。
シーズニング
用意するもの
- 油(あればオリーブオイルがおすすめ)
- ヘラ
- 油性か中性洗剤
- たわし(金属製のたわしは×)
- キッチンペーパー
- 野菜くず(皮やへた、切れ端など)
- 耐熱性の皮の手袋
手順
1.ワックスを洗い流す
ダッチオーブンにたっぷりと水を入れ、沸騰させ火を止める。
ある程度冷めたらたわしでやさしく擦ることでワックスなどが剥がれ浮いてくる。
2.乾燥させ、油を塗る
①のお湯を捨て、ダッチオーブンとフタを弱火で20〜30分熱し完全に乾かす。
完全に乾いたら柔らかい布などで油を塗る。
3.オイルをダッチオーブンに焼き付ける
ダッチオーブンの内側、外側、フタに隅々まで油を塗る。
しっかりと油を塗ったら強火で熱する。
きれいな黒光りを目指して4〜5回この工程を繰り返す。
4.野菜くずを炒める
野菜くずをダッチオーブンとフタの両方で炒めます。
これをする事でダッチオーブンの鉄臭さを取り除くことができる。
5.油を塗る
④の工程が終わり、完全に冷めたら野菜くずを取り出し再び油を塗り全体に染み込ませたらシーズニング完了。
注意点
- ダッチオーブンが傷ついてしまうため、金属のたわしは使用しないようにしましょう。
- 洗浄は基本的にお湯のみで洗い、どうしても汚れが取れない場合のみ中性洗剤を使用しましょう。
- ダッチオーブンによってはシーズニング不要な商品もあるので購入前に確認しましょう。
こちらの商品はステンレス製ダッチオーブンなのでシーズニングが不要で、洗うときも食器用洗剤が使えます。
ユニフレームの公式からもシーズニングの動画があります。
お手入れ
ダッチオーブンはシーズニングの方法からもわかるようにただ洗剤で洗って乾かすという工程はできません。
正しいお手入れ方法で長持ちさせましょう。
1.汚れを浮かせて洗う
ダッチオーブンに残ってしまった食材を全て出し、数センチ水をいれ火にかけてお湯を沸かす
柔らかいスポンジでやさしく洗う
2.空焚きして油を塗る
これはシーズニングの工程にあったものと同じく、ダッチオーブンの水気を完全に飛ばして油を塗る
シーズニングとは違い、一回油を塗るだけでOK
3.ツヤが出たら完了
汚れがなく、油によるツヤが出たらお手入れ完了
保管方法
頻繁に使う事がない方はしっかりとこの方法でダッチオーブンを保管しておきましょう。
用意するもの
- 新聞紙
- 割り箸
- 収納袋
ポイント
- 収納袋がコーティングした油で汚れないようにダッチオーブンとフタを新聞紙で包む。
- 湿気が篭らないようにダッチオーブンとフタの間に割り箸を挟んで収納袋へしまう。
この一手間が実は大切なんです。
私は以前、油を塗ってそのまま片付けていました。
保管場所も悪かったのもありますがいざ使おうとしたらカビ、錆が。
次は失敗するまいとこの方法を取り入れています。
ちょっとした手間で長持ちしています。
ぜひやってみて下さい。
放置で楽々ダッチオーブンレシピ
保温性の高いダッチオーブン。
その性能を活かしてキャンプ飯を作っちゃいましょう。
旨みUP無水カレー
材料
- 市販のカレールー
- お好みの野菜
- お好みの肉
- トマトソース缶orカットトマト缶1缶
- 赤ワイン少し
- 油大さじ1
作り方
- ダッチオーブンに油を敷き肉を焼く
- 肉の色が変わったら野菜→トマト缶→赤ワインの順に入れ、蓋をして弱火〜中火で1時間煮る
- 1時間後、蓋を開け水分が出ているのを確認できたら火からおろしカレールーを入れ混ぜる
- カレールーが溶けたら再び蓋をして弱火で30分煮て完成
無水カレーは野菜とトマト缶の水分だけでつくるので普段のカレーより濃厚です。
じっくり火を通すのでお肉は塊肉でもほろほろになります。
丸ごとキャベツスープ
材料
- キャベツ1玉
- ベーコン150〜200g
- コンソメキューブ3個
- 水1リットル
作り方
- キャベツは丸ごと、もしくは4等分に切り、ベーコンは食べやすい大きさに切る
- ダッチオーブンにベーコンを半分程度敷き、その上にキャベツを置き残りの材料を全て入れる
- 弱火で40〜50分フタをして煮る(水分が減っている場合は水を足す)
キャベツは切らずに丸ごと入れても柔らかくなります。
弱火で作るので焚き火の隅っこで放置調理できちゃいます。
他にもいろいろなダッチオーブンレシピがあります。
続きを見る
キャンプ飯をダッチオーブンで簡単に作れる?楽々放置飯!
-
ユニフレームのダッチオーブンを使ってキャンプ料理のレシピに一工夫!
続きを見る
ユニフレームのダッチオーブン。シーズニングの仕方とお手入れ方法:まとめ
ユニフレームのダッチオーブンはいかがでしたか。
鉄製なのでシーズニングやお手入れが必要不可欠ですが、使い込むほどに自分好みに馴染んできます。
ぜひ自分だけのダッチオーブンに仕上げて下さい。
おすすめ記事
-
メスティンのシーズニングって毎回やるべき?絶対に必要なの?
続きを見る
-
【シーズニング不要】ユニフレームのスキレット7インチのお手入れ術
続きを見る