このような疑問にお答えします。
バイクキャンプって最高ですよね。
自分の愛車とともに、落ち着いたひと時。
自然の風景の中で輝く愛車を眺めながらの一杯。
バイク好きにはたまりません。
しかし、車ならもっとたくさん持っていけるけれど、バイクだと積載にも制限があり、持ち物選びも慎重になってしまいます。
持ち物の中でも特に気になるのは、「食材」です。
夏ならなおさら、食材の管理には十分注意しておかなければ、キャンプ場に到着するまでに傷んでしまった、ということにもなりかねません。
この記事では、バイクキャンプ初心者における「役立つ食材選びと管理法」をご紹介したいと思います。
こんな方におすすめ
- バイクキャンプは初めてで、どんな準備をしたら良いかわからない。
- 持っていく荷物に制限があるけれど、食材はどうしたら良い?
- これだけはあったほうが良い食材を知りたい!
目次
食材の保冷
食材の持ち運びや管理の中で、夏場は特に注意しなければならないのが「保冷」。
バイクキャンプといえども、保冷は重要ですよね。
クーラーボックスは、一般的な大きさのハードタイプと軽量で薄型のソフトなものがあるので、バイクの場合は、ソフトタイプがおすすめです。
荷台に載せるタイプのものから、折りたたみ式のもの、バッグ型など種類もたくさんあるので、用途や持ち運びに便利なものを準備しましょう。
私もいくつかクーラーバックを使用していますが、期間や用途によって使うものを変えています。
1人で一晩過ごすのであれば、料理を楽しむというよりは、冷たい飲み物があれば最高だなと考えます。
その場合は、飲み物が数本入る程度のクーラーバックや小型のクーラーボックスをいつも持参しています。
また、知り合いや仲間とのバイクキャンプは、料理もちょっとこだわってみたり、みんなで分け合ったりすることも多いので、少し大きめのクーラーバックを持っていきます。
折りたたみタイプ
折りたためるのはとても便利です。入る容量は少ないですが、飲み物だけでも十分楽しめるという方にはおすすめです。
肩掛けタイプ
一般的なものと比べて薄型のものになりますが、持ち運びにとても便利です。
また、バイクに縛り付けやすいよう、固定用Dリングもついています。
リュックタイプ
食材や飲み物をたくさんもっていきたいという方におすすめです。
容量も20L以上と大きく、リュックなので食材や飲み物が横になったり倒れたりすることも軽減されます。
ただし、入れすぎにはご注意を。
また、食材の鮮度に関わらず、「保冷剤」もきちんと準備しておきましょう。
小さいものをたくさん入れるという工夫もできますが、長時間はやはりもちません。
キャンプ用のもので、数時間保つものもあるので、そちらを1つは持っておくと安心です。
野菜や具材は前もって小分けにしておく
確かにそれでも良さそうですが、野菜などをとりあえずという考えで丸ごと1個入れていくとなると、だいぶ場所を取ってしまいます。
例えばカレーを自分で作りたいとなった時に、じゃがいも、にんじん、たまねぎなど、具材として入れるものを考えていくと、結構な量ですよね。
料理をすることは、キャンプの醍醐味ではありますが、その料理を楽しむためにも、下準備をしっかりしていきましょう。
自分が食べる分、または他の人を含めた分も考えて、食材や具材を小分けにしていれておくことが大切です。
そうすることで、スペースもコンパクトに使うことができますし、何よりキャンプ当日の段取り力もアップしますね。
ジップロックなどで密封し、汁がもれることのないように注意しましょう。
ポイント
キャンプ場で何を作るのかを事前に考え、食材や具材は小分けにして持っていきましょう。
何かと便利な「卵」
料理をする上で、これはあったほうがいいと思う食材に「卵」があります。
焼いて良し
茹でて良し
混ぜて良し
こう考えると、卵ってとてつもなく万能ですよね。
しかし卵を持っていくとなると、当然ながら割れる心配があります。
私自身、卵には大変お世話になっています。
しかし、いざ料理をしようと思ってバッグの中を見たときに、何度か卵が割れていたという経験があります。(笑)
バイクキャンプとなると持っていくものに制限があるので、どんなに小さなものでも大切に扱いたいですよね。
キャンプ用の卵ケースも売っているので、そちらもぜひ活用してみてください。
あると便利、即席食品
キャンプ場で料理をしている自分。
想像するだけで、ワクワクしますよね。
しかしバイクキャンプ初心者ともなると、移動やテントの準備をするだけでも結構な体力を使います。
私も初めてバイクでキャンプに行ったときは、夜になるともうヘトヘトでした。
夏の暑さで体力を消耗し、なおかつあまり料理が得意なほうではなかったため、料理を作る時間になると、気が滅入ってしまった経験があります。
結局料理は仲間に全て作ってもらい、私自身はお酒を飲みながらゆっくりした時間を過ごすことができたのですが。(笑)
でもやはり料理も楽しみたいですよね。そんな時に簡単に作れる料理であれば、工夫次第で美味しく食べられ、充実感も増していきますね。
そこで今回は、これだけは持っていこう即席食品をいくつかご紹介します。
私自身キャンプに慣れてきてからも、お世話になっているものばかりです。
すぐできる、手間がかからない、この2点はキャンプ初心者において重要視しましょう。
缶詰
こちらは有名ですよね。
缶詰は種類も豊富で、開けるまで中身がもれる心配もありません。またサイズも小さいため、持ち運びにはとても便利です。
缶詰の具材を、他の食材と上手に組み合わせて、自分流の味を出すことも、キャンプならではの楽しみです。
また、缶詰はお酒のつまみにもなります。
私のおすすめは「焼き鳥の缶詰」。他の食材との組み合わせも多種多様なので、とてもお世話になっております。
インスタント麺
私はカップ麺よりも、インスタント麺をおすすめします。
「食べる」という事自体に変わりはありませんが、料理が苦手な人でも、キャンプでの料理感を味わうことができ、雰囲気を楽しめます。
また、カップ麺に比べればサイズも小さいので、容量としてもそこまで大きな幅をとりません。
アルファ米
麺類も良いけれど、やはり日本人といえば、米ですよね。
このアルファ米は、袋を開けて、水またはお湯を入れて待つだけで出来上がります。
ベテランキャンパーにもなれば、現地で米炊きから始めても良いかもしれませんが、こちらは初心者でも簡単に作れるので、持っていって損はありません。
味の種類も豊富です。これなら飽きずに楽しめますね。
お味噌汁
夏といえども、自然の中は涼しいことが多いです。また、朝晩の気温差が昼よりも低くなるときもあります。そんなときこそ、「お味噌汁」です。
私は普段あまり味噌汁は飲まないのですが、知り合いに勧められてキャンプ場に持っていきました。
食べてみてびっくり。朝方自然の中で食べるお味噌汁は普段の味と全く別物でした。
環境が変わると、味わい方もここまで変化するものなのかと驚いた経験があります。
インスタントなら、お湯を注ぐだけ。スーパーなどに行くと、小分けにされたものが安くで手に入ります。
まずは手軽に作れるものが一番です。
その他ビスケット等の非常食はいくつか持っていきましょう。
ポイント
初心者の方は思った以上に体力を消耗するので、手軽に簡単に作れるもの、食べられるものを準備しておく。
キャンプ場近くのお店で購入することも視野にいれておく
事前準備も大切ですが、食材は鮮度を保つことも重要です。
いくらクーラーバッグで保冷を確保できたとしても、夏の場合、炎天下の中を移動することになるので、食材が傷む可能性があります。
自宅から近い場所でのキャンプなのであればまだ良いですが、遠出となると、食材のケアには注意しなければなりません。
そのような心配事が増えてしまうと、キャンプの楽しさが半減してしまいます。
特になまもの系の食材に関しては、キャンプ場近くのお店で購入することを視野に入れて計画を立てましょう。
ただし、キャンプ場の近くにお店がない場合も多いので、事前にルートを確認する時に、寄ることができるお店をいくつかピックアップしておきましょう。
ポイント
事前にキャンプ場近くのお店をチェック
バイクキャンプ初心者におすすめ!役立つ食材選びと管理法:まとめ
今回はバイクキャンプ初心者の方に対して、食材選びや管理法についてご紹介しました。
メモ
・クーラーバッグは、コンパクトに用途にあったものを選ぶ。
・まずは手軽な即席食品をうまく活用して、キャンプでの料理を楽しむ。
・食材管理は、事前準備をきちんと行い、移動時にお店での購入も視野に入れておく
キャンプをする前に、この3点は頭に入れておきましょう。
ぜひ楽しいバイクキャンプをお過ごしください。