このようなキャンプ飯アヒージョについての疑問にお答えします。
アヒージョっておしゃれな響きですよね。この料理、キャンプと相性がよいだけでなくすごくおいしいんです。えらそうに言ってますが、それに気づいたのは、ごくごく最近・・・
キャンプ初心者の頃は
・アヒージョってそもそもどんな料理?
・みんなスキレットを使ってるけど必要なの?
・普段料理しないし、本格的なものは自分にはできないだろうな。
と、分からないことばかりなので、何も考えずに作れるBBQばかりに・・・
しかし、実際につくってみると、アヒージョは、
簡単・スピーディ・アレンジできるの三拍子がそろっており、こんなにキャンプにうってつけの料理はない!
内心もっと早く気づきたかったですよ。
ポイント
この記事では、キャンプでのアヒージョの簡単な作り方について紹介し、BBQに飽きてしまった、アヒージョに苦手意識をもっていた方も明日からキャンプでつくることができます。
目次
キャンプでアヒージョが簡単な理由
アヒージョとは、スペインの小皿料理で本来の意味は「刻んだニンニク」
オリーブオイル・ニンニクをベースに、様々な食材を煮込んでつくる料理になります。
オリーブオイルとニンニクと具材をいれて煮込むと、アヒージョの完成です。
調理も具材を入れて煮込むだけなのでスピーディーに作れ、煮込むだけなの料理の手順に追われることもない。
なんだか簡単につくれそうでしょ。
でも具材はなにを入れたらいいの?
・エビ
・イカ
・タコ
・きのこ類
・パプリカ
・牡蠣
・マッシュルーム
・ブロッコリー
・トマト
色々書きましたが、なんでもOKです。
みなさんのお好みで具材を選べるので、アレンジがしやすいのもアヒージョのよいところ。
僕はキャンプでは手間をかけたくない人なので、具材は冷凍のエビと適当な野菜を投入しておしまいですが皆さんにはぜひ、自分だけのアヒージョつくりを目指してもらいたいです。
キャンプでアヒージョつくり 使うのはスキレット?フライパン?
キャンプでアヒージョをつくる時に、スキレットとフライパンどちらを使うべきなのか。
結論をいうとどちらでもOK
しかし使い勝手に細かい違いがあるので軽く紹介しておきます。
スキレット
熱伝導率がゆっくりで熱を蓄えやすい。つまりむらなく火を通すことに優れています。使う前、使った後にメンテナンスが必要となります。フライパンに比べ、少し重たいです。
スキレットのメンテナンス方法
使う前
オリーブオイルを全体にぬり、5分程度加熱し馴染ませます。
その後キッチンペーパーで拭き取り完了。
※サビ防止剤が塗られておりそのまま使うことができません。
使った後
焦げが残っている場合は水を入れて沸騰させ、浮いてきた焦げをきれいにする。
乾かしたあと、またオリーブオイルを全体にぬり加熱。
その後キッチンペーパーで拭き取り完了。
スキレットを使ってお肉を焼くと、外はカリ中はジューシーに焼けるのでアヒージョ以外にも使い道があってGOOD。
フライパン
熱伝導率が早いが保温性は低い。スキレットに比べて軽く洗うだけでOK。
焦げ付き防止のコーティングがされており、汚れを落としやすい。
フライパンはスキレットに比べると圧倒的に片付けが楽です。
キャンプで片付けの手間を減らしたい人にはフライパンがおすすめです。
スキレット・フライパンのどちらにするか決まったら次は、大きさです。
1人分だと6インチくらい、2~3人分だと8インチくらいがおすすめ。
9インチ~10インチくらいあればステーキも焼けます。
スキレット・フライパンどちらを使ってもおいしくできるので、自分のキャンプスタイルに合うほうを選んでください。
キャンプでアヒージョのつくりかた
アヒージョは、オリーブオイルとニンニクと具材をいれて煮込む簡単な料理
具材はなんでもいいですが、今回は「冷凍のむきえび」と「なすび」を入れてエビとナスのアヒージョにしていきます。
ポイント
スキレットを使う際は、あらかじめ弱火でスキレットを温めておくと、アヒージョもおいしくなるのでおすすめ。
【材料】
・オリーブオイル
・にんにくチューブ
・塩 小さじ一杯
・赤とうがらし
・具材(エビ・なす)
【作り方】
1:フライパンにオリーブオイルを入れ、温める。
2:ニンニクチューブ、鷹の爪、具材をいれ、中火で煮込む。
3:火を止めたら、塩をかけて味見調整し完成
オリーブオイルとにんにくがエビに染みてたまらないですね。野菜をしっかりとれるのもアヒージョのよいところです。
エビがあまったのでオクラもいれ、エビ・オクラのアヒージョにしてみました。
アヒージョのかたづけ方
アヒージョはオリーブオイルを多く使う料理。
使い切れたらいいですが、中途半端に余っていまい片付けに困ってしまう方もいるでしょう。ペーパータオルにしみ込ませてそのまま捨ててもいいですが、どうせなら残ったオリーブオイルで一品つくってみませんか。
なぜなら
アヒージョに使ったオリーブオイルがまたとてもおいしいんです。
残ったオリーブをバゲットに浸すとワインも進みますしパスタにも使えます。
オリーブオイルが残ったときはぜひ一工夫を。
おまけ(スキレット・フライパンをもっていない場合)
キャンプでアヒージョをしたいけど、スキレットやフライパンを持っていないという人も中にはいるでしょう。
そんな時は缶詰をつかいましょう。
実は、缶詰でアヒージョをつくるのはすごく簡単なんです。
ポイント
食べたい缶詰を選び、蓋をあけてオリーブオイル・にんにくを入れて、網の上に置きます。あとは煮込むだけで完成です。缶詰だけあればできてしまうので、これなら道具をもっていない人でも簡単にできますし、缶詰をお皿代わりにすると道具のかたづけもしまくてよいのですごく助かります。
今回は、手元にあったホタテの貝柱の缶詰アヒージョを紹介します。
ホタテの貝柱アヒージョ缶詰
【材料】
・ホタテの貝柱の缶詰
・にんにくチューブ
・オリーブオイル
・塩
【作り方】
・缶詰の蓋をあけて、網の上で火にかける
・缶詰の中にオリーブオイルを入れ、煮込む
・最後に塩をかけて完成
缶詰飯もご紹介しています。
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キャンプでスペイン料理?簡単・スピーディ・アレンジできるアヒージョのつくり方:まとめ
・アヒージョはオリーブオイル・にんにくとで煮込むだけなので簡単につくれる。
・具材は何を入れてもOK。キャンプで自分だけのアヒージョをつくれる。
・スキレット・フライパンどちらを使ってもOK。自分のキャンプスタイルに合わせよう。
・もっと簡単につくりたいなら、缶詰アヒージョもおすすめ。
キャンプを始めたばかりだと、どうしてもBBQばかりになりがちですが、キャンプ飯のバリエーションが増えるだけで楽しみが何倍にもなります。ぜひお試しください〜