このような悩みにお答えします。
外で楽しむバーベキューはキャンプならではの醍醐味ですが、バーベキューの後の後片付けは正直面倒臭いですよね。
BBQ後の後家付けは我が家の恒例罰ゲームになっていて、鉄板にこびりついた油汚れや焦げつきを見ると憂鬱になります。
とはいえサボるわけにもいきません。少しでもそんな面倒な作業は楽にしたい!
今回は鉄板の汚れを簡単に落とす方法と鉄板を買ったら必ずやりたいシーズニングの方法を紹介します。
外は日差しが強くなくても(曇りでも)焼けてしまうので、日焼け止めは忘れずに。(私が常備している海でも焼けない最強アイテム)
最初が肝心!シーズニングをしよう
鉄板はBBQの必須アイテムですが、調理中に焦げてしまったり、しばらく使わないうちにサビ付いてしまったりもする。
私には難しいアイテムでもありました。
「鉄板だから仕方ない」と半ば諦めていたのですが、「シーズニング」という作業が必要だということを知ったのです。
これが「鉄を育てる」とも言われる大事な作業なんだそうで、、、
まずは、鉄板を買ったら使う前にやっておくと、キャンプ後の手入れも楽になり鉄板の持ちも良くなるシーズニングについて紹介します。
シーズニングをする理由
鉄板はサビに弱いためサビ止めのコーティングが施されていて、製造過程で出る鉄屑やホコリも一緒に付着しています。
このまま調理をしてしまうとコーティング剤の匂いが料理がについてしまいます。
せっかくの料理が臭いでダメになってしまってはもったいないですよね。
そのコーティングを剥がし新しいコーティングをして鉄板を長持ちさせるための作業が「シーズニング」です。
少し手間がかかりますが、この一手間をかけるかどうかで鉄板の持ちだけでなく使った後の手入れのしやすさも全然違ってきます。
シーズニングで用意するもの
- 食器用洗剤
- スポンジ
- キッチンペーパー
- 食用油
シーズニングの方法
1.洗剤で洗い流す
まずは中性洗剤でコーティング剤を洗い落とします。
初めて知った時は意外でしたが、鉄板の手入れで洗剤を使うのはこの時だけ。
普段のお手入れで洗剤を使ってしまうとコーティングが剥げて錆びてしまうので、洗剤を使うのはこれが最初で最後です。
2.空焼きして水分を飛ばす
鉄板を洗ったら、次は「空焼き」の作業に入ります。
空焼きの時は煙がたくさん出ますので、屋外での作業がオススメです。
3.冷まして油を塗る
続いてはシーズニングでもっとも重要な工程、「油ならし」の作業です。
この作業は3段階に分けて、じっくり馴染ませていきましょう。
- 薄く油を塗り加熱→冷ます
- 多めの油を塗り加熱→冷ます
- 野菜クズを炒めて鉄臭さを消す※ネギなどの香味野菜がオススメです
4.水で洗う
洗剤は絶対使わずに洗います。油を落としてしまうと今までの工程が無駄になってしまうので、水に普段食器を洗っているように洗いましょう。
5.水分を飛ばす
洗い終わったら水分を飛ばすために加熱します。
大きい鉄板や厚みのある鉄板は時間がかかりますが、私が初めてシーズニングをした時、十分に水分がとばせていなかったようでサビさせてしまいました。
サビを防ぐための大事な作業なのでしっかり加熱しましょう。
水分が完全に飛んだら冷まします。
6.最後の仕上げ
仕上げに薄く油を塗ります。
気合を入れて油を塗りすぎてしまうと周りのものまで油まみれになってしまうという大惨事になります。
保存用の袋やケースから浸み出さないように塗りすぎに注意しましょう。
使用後の鉄板の洗い方
シーズニングをしてBBQを楽しんだ後は片付けとお手入れが待っています。
楽しいキャンプの後の片付けは面倒なものですが、楽に洗う方法と長持ちするお手入れの仕方を紹介します。
パパッと片付けて、キャンプの時間を少しでも長く楽しみましょう!
使うもの
- 金属のヘラ
- タワシ
- 重曹
洗い方
- まずは食材を焼き終わったら、鉄板が熱いうちに水をかけておきましょう。水を入れておくことで焦げが浮き上がり、汚れが落としやすくなります。
- 鉄板が冷めたら金属のヘラを使って表面の汚れを落としていきます。
- 最後に重曹をつけたタワシで全体を洗い、水で流せば完了です。
※重曹がない場合は固形石鹸でもOKですが、食器用洗剤を使うとコーティングが落ちてしまうのでNGです。
鉄板選びも大事!オススメアウトドア鉄板7選
ここまで鉄板のお手入れ方法を紹介してきましたが、続いては是非使ってみていただきたいオススメ鉄板を紹介します。
きっとキャンプがもっと楽しくなりますよ。
キャプテンスタッグ 鋳物グリルプレート
キャプテンスタッグの鋳物グリルプレートは、アウトドア用の焚き火台&BBQグリルに乗せて使うグリルプレートです。
熱伝導率に優れていて色々な作るのに便利で、お値段も安くてコスパ抜群です。
デザインもシンプルでコンパクトなので、調理したものをそのままテーブルに持っていき直接そこから食べるのが筆者流。
洗い物も減らせて片付けも楽になりますよ。
キャプテンスタッグ ミニ鉄板焼器
安全に持ち運びやすいフックハンドルが嬉しいBBQ用の鉄板です。
七輪にピッタリのコンパクトサイズでソロキャンプには特にオススメ、お値段も安いのも魅力的。
お休みの日にお家キャンプをするときなど気軽にちょっと使いがしやすい鉄板で、片付け・準備が楽ちんなので重宝しています。
スノーピーク グリルプレート黒皮鉄板
スノーピークからリリースされているグリルプレート黒皮鉄板は、サイズが大きめで大人数のBBQを楽しむときに便利です。
焚き火の強い火にも耐えられる頑丈な作りの料理用鉄板で、本格派のBBQを楽しみたい方にピッタリ。
Belmont(ベルモント) 極厚鉄板
ソロキャンパーに人気の平型形状で、持ち手が取り外し可能なタイプ。
さらに鉄板の厚さは6㎜で、鉄板の中でも注目を集めている極厚鉄板です。
STAR(スター) アウトドアグリルプレート黒船
アルミニウム製の波型鉄板で、とても軽量なのが大きな魅力です。
少しでも荷物を軽くしたい方や、女性キャンパーさんのソロ用におすすめです。
Tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) 男前グリルプレート
アウトドア用の鉄板で鉄製は最も人気が高く、丁度いい3㎜の厚さのミニ鉄板なので、ソロモデルの鉄板としてポピュラーな商品です。
一家に一台あっても良いアイテムですね!
UNIFLAME(ユニフレーム) ユニ鉄
ソロ用の深型タイプの鉄板ですが、半分は波型のタイプになっているので、この1枚で2タイプが味わえる珍しい鉄板です。
キャンプ後の鉄板のお手入れを楽にしたい!オススメ鉄板も紹介:まとめ
と、いうことで、今回はキャンプ後の鉄板のお手入れを楽にする方法とオススメ鉄板をご紹介しました。
キャンプの楽しみの一つであるBBQ、網で直火焼きも良いですが、鉄板があると料理の幅が広がるのでやっぱり欠かせませんよね。
準備・片付けの手間も一工夫で楽になりますし、何より「育てる」楽しさは鉄板ならでは。
汚れを楽に落とす方法を手に入れて、片付けの時に進んで鉄板洗いを名乗り出ればみんなに喜ばれること間違いなしです。
アウトドアではフライパンなどの家庭用調理器具よりも、蓄熱性の高い鉄板の方が効率的に美味しく料理が仕上がります。ぜひ一つは購入を検討してみてください。
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