3月に入り徐々に春キャンプの時期が近づいてきました。
お花見キャンプに憧れている方も多いと思います。
キャンプをしたことがない人にとっては共通の疑問であり、不安要素のはずです。
私も始めは何を持っていけば良いのか分かりませんでした。
なので、キャンプに興味を持ってみたものの何を準備していいのかわからず。
家族に「キャンプに行きたい」と言われても「いつかねー」と曖昧な返事を繰り返してきました。
昔の私のように言葉を濁すことしかできないお父さん方にこの記事はおすすめです。
- 春キャンプの特徴
- 春キャンプの魅力
- 春キャンプの装備
上記の3点をポイントに解説していきます。
この記事を読むことで安心して初の春キャンプを迎えられるようになります。
目次
春キャンプの特徴
春キャンプをするなら必ず知っておくべきことがあります。
何も知らずにキャンプを行うことは体調不良等に繋がり苦い思い出になるかもしれません。
春キャンプ最大の注意点
結論から言います。
一番注意するべきことは『寒暖差』です。
冬が終わり春になると暖かくなりますが、それは日の出ている日中だけの話です。
夜になると一気に冷え込み、キャンプ地によっては10℃程度の差が出てしまう事もあります。
私も公園で花見をしている際に、日中は暖かくて薄着でいられたのに夜になってから凍えるほど寒い思いをした経験があります。
あまりに寒いと体力も奪われてしまい思うように楽しめなくなり、ひどいときには体調不良になることも考えられます。
なので、寒暖差があるということだけはしっかり意識して春キャンプに挑みましょう。
風に注意
春は風が強い時期でもあります。
日中の風は暖かくて気持ちが良いので春の魅力の一つでもありますが、あまりに風が強いと注意しなければいけないこともあります。
- テントの設営が大変になる
- テントのポールが折れる
- ペグが抜ける
初心者どころかキャンプに慣れた方でも困るような事もあります。
少しでも不安を感じる強風が吹くときには、キャンプ日を改めるのも大切です。
初めてのキャンプで真新しいテントが破損。
そんなことになれば、「もう2度とキャンプはやらない」なんていう悲しい結果にもなりかねません。
とはいえ、よほどの強風でなければ対策も可能です。それは後ほど説明します。
気持ちの良い気温
春キャンプにちょっと不安を覚えるような情報ばかり紹介してしまいましたが、春キャンプは人気が高いです。
理由の一つが日中の暑すぎない寒すぎない、そんなジャストな気温でしょう。
多少アクティブに活動しても汗だくにならない事は、夏キャンプにはない春キャンプの良さだと思います。
寒暖差は確かに激しいですが、焚き火で暖をとるのに適している気温とも言えます。
春キャンプの魅力
春になると冬の寒さが嘘のように暖かくなりますね。
私も今年はどこにお出かけに行こうか等と考えてわくわくしてしまいます。
外を歩くだけでも、あちらこちらに春を感じられるので楽しくなりますね。
そんな素敵な春ですが、春キャンプの魅力を知っていますか?
お花見×キャンプの魅力
お花見は場所取りが大変ですね。
人が入り乱れて風情のなさを感じた経験はありませんか?
全員でお酒も楽しみたいけれど、誰か運転手になる必要があるので誰かはノンアルで我慢。
お花見の残念なところだと思います。
ですが、知っていましたか?
お花見とキャンプをかけ合わせると、残念なところを同時に解消できることもあるんです。
区画サイトを利用
あらかじめ予約をしておく必要がありますが、テントを混雑時でも立てられるのは魅力。
ベストポジションは狙えずとも桜を眺めてバーベキューなど楽しむことが可能です。
残念な点としてはお花見時期はキャンプ場も混雑するので、桜を独占とは行かないところです。
ですが、区画サイト以外でもキャンプができるようになれば、静かな環境で桜を独占できる場所にもいけます。
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こんな贅沢な桜も楽しめますよ。
当たり前ですが、桜は散るのが早いです。
そのはかなさも魅力のうちだと私は思いますが、タイミングを外すとすでに葉桜だった。なんてこともあるかもしれません。
開花日や天気も含めると、桜との出会いは一期一会ですね。
みんなでお酒を飲んでも困らない
テントに泊まることを考えれば、ハンドルキーパーなんていりません。
思う存分お酒を楽しむことができます。
これなら夜桜も思う存分楽しめる事でしょう。
是非桜とお酒で素敵な夜を楽しんでみてくださいね。
春キャンプ×ハンモック
春は風も気持ちがいいですね。
静かな環境で、ハンモックでゆらゆらしながら空を眺める時間。素敵な時間です。
SNSでも「気持ちが良くて眠ってしまった」なんて投稿もあります。
非日常を楽しむ上では一番優雅な過ごし方ではないでしょうか。
そんな声も初心者の方からは聞かれるかもしれませんね。
確かに木に括りつけて使う一般的なハンモックを想像してしまうと、
- 難しそう。
- 危険がないか不安。
- 自分ではできないな。
なんて考えることも納得できます。
★自立式のハンモック
屋内屋外用として自立式のハンモックも販売されていることをご存じですか?
これなら、木に括り付ける必要もないので難しいイメージも少しは払拭できると思います。
こちらの商品なら組み立ての手間はありますが、自立式なので、従来の木に括り付けるハンモックよりも安心できるのではないでしょうか。
私は調べながら木に括り付ける、そんな手探り状態で準備したハンモックよりも安心して使えると思います。
重量は8.4キロと若干重たいかもしれませんが、女性でも十分運べる程度で持ち運びも可能。
従来のハンモックではちょうど良い木を探す必要がありますが、自立式なので場所を選ばないのも魅力です。
カラーバリエーションも豊富で、ネットとスタンドを選べるのであなた好みにカスタマイズできることも特徴で、 個性を生かしたい方にお勧めです。
室内でも使用できるので、日当たりの良い場所に置いてお昼寝用に使用しているユーザーもいます。
春キャンプ×焚き火
春キャンプの特徴である寒暖差は焚き火にちょうどいいです。
家族や友人と暖を取りながら眺める火はキャンプの醍醐味ですが、春の気候は焚き火に適しています。
私も友人と焚き火を囲んでいるときに話が弾み、夜が更けてしまったなんて経験があります。
焚き火を見るとリラックス効果があるそうなのでその為なのかもしれませんが、日常の疲れも吹き飛んだような気持ちにもなります。
ぜひ春にキャンプデビューして、最高のコンディションで焚き火を楽しんでみてはいかがでしょうか。
春キャンプの装備
キャンプ未経験者には、何を準備したらいいのか分からないですよね。
あれもこれもと調べているうちに、何が必要なのか分からなくなってしまったなんて方もいるのではないでしょうか。
それが原因でキャンプをあきらめてしまうのはもったいないです。
上でも書いたように、魅力たっぷりな春キャンプです。
ここでは必要な装備と初心者に扱いやすく、春に適した物をピックアップしました。
しっかり準備をして春キャンプを楽しんでください。
テント準備
テント
キャンプをするならテントは必須です。
コテージなどもありますが、一泊の料金が高かったり、何よりも自然を思う存分満喫するにはやや物足りないです。
なので、私はテント泊をおすすめします。
テント泊をしたことのない人にとって、「設営できるかな?」と不安に思う気持ちがあると思います。
私は不器用な方なので、設営ができるかが一番不安でした。
私のように取扱説明書をみても「よくわからん」という方でも、安心して設営できる物が良いですね。
テント泊が初めてなら窮屈な生活はストレスに感じるかもしれません。
なのでなるべく大きいものがいいですよね。
初めから高額な商品もちょっと不安ですよね。
キャンプ用のテントには耐水圧という、水に対してどれだけ強いかを表すものがありますが、一般的に1500㏄以上がおすすめされています。
春は天気の変化も多いですから、急な雨にも対応できる必要があります。
ということで、春キャンプ初心者におすすめのポイントをまとめます。
- 設営が簡単
- 大きいテント
- 価格低め
- 耐水圧1500㏄以上
この条件を満たした物をおすすめします。
おすすめはこちら
設営方法ですが不器用さんや、取扱説明書読んでも分からない私のような人間にも優しい動画付きです。
これなら、安心して設営に取り組めますね。
そして金額面ですが、高額なテントも多い中、4万円台なら手も出しやすい価格ではないでしょうか。
それでいて、耐水圧も2000㏄と安心できる数値で、サイズも広々です。
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コットとコタツが置いてあってもこれだけの広さなら、家族で来ても広々です。
これで4万円代ならコスパがいいと思います。
グランドシート
テントの保護のために地面とテントの間に敷きます。
また床からの浸水を防いだり、テントの汚れや傷を防止するのに必須です。
新品のテントの床面に穴が開いてしまった等は避けたいですね。
テントのサイズよりもやや小さめにするのがポイントです。
大きすぎるとグランドシートに雨水が直接たまってしまうことで浸水の可能性があります。
テントのメーカーのものに合わせて買うとサイズ感はちょうど良いですが、9千円近くするのでなかなか高額です。
代用品にブルーシートであれば千円台で買えるので節約になりますよ。
高くてもしっかりしたものが安心という方メーカー品をお求めください。
収納時の楽さなどを考慮すると、物はブルーシートよりもいいです。
ご予算に合わせて選んでくださいね。
ペグ
テントを固定するための杭です。
テント購入時に付属のものがついては来ますが、強度は低いです。
上記の通り、春は風が強い特徴もあるのでテントを守るためにも、しっかりしたものの使用をおすすめします。
紹介したテントのようなファミリータイプの物には30センチのペグがいいです。
人気商品でペグはこれ一択なんていう口コミもあるほどです。
付属にペグがあることを考えると値は張りますが、強度がある分風に強くなり、打ち込みやすくなることでスムーズにテント設営ができるメリットもあります。
ペグハンマー
名前通りペグを打ち込むハンマーです。
ペグを打ち込む側と、ペグ抜きがついています。
ですが、値は張るので普通の金づちで十分対応できます。
ペグについている穴にペグを差し込むことで引き抜くことができます。
抜けにくいときにはぐるぐるとペグを回してあげることで抜けやすくなりますよ。
寝床の準備
寝袋(シュラフ)
マミー型と封筒型と種類があります。
特徴としてマミー型はミイラに似ていることが由来だそうで、足元が細くなり密閉するため保温性が高い事が特徴です。
対して、封筒型は長方形でマミー型よりも体動にゆとりができる分保温性では劣ります。
ですが、キャンプ慣れしていない方には寝返りもうてないマミー型よりも封筒型の方をおすすめします。
身体が動かせないのは慣れるまで寝づらいですからね。
こちらの商品なら自由度がさらに高いのでおすすめです。
ソロキャンプ専門ブランドからの商品で、手足が出せるので自由度が大変高く、スマホを操作してから眠ることの多い方にもピッタリ。
また、足が出せるのでチェアーに腰掛けながら使用することも可能。
焚き火の暖だけでは足りない寒さの時に重宝します。
収納がしやすく、洗濯機で丸洗い可能なのでお手入れがしやすいこともいいですよ。
お値段も3千円台で家族分の準備も可能な金額だと思います。
ソロキャンパー用に設計されていますが、ファミリーキャンプにも適していますよ。
スリーピングマット
敷布団の役割を果たしてくれます。床からの冷気も防いでくれるので必須です。
地面の上では寝袋を使用しても寝づらいです。
寝不足と寒さは体調不良に直結しますから、必ず準備しておきましょう。
インフレーターマットといい、空気が自動で入り膨らむため準備の手間が少ないのが特徴です。
口コミでは空気を抜くのに苦労するため片付けが大変との評価もありますが、残念ながらインフレーターマットは片付けが大変な商品も多いのも確かです。
ですが、連結可能な作りなのでテントに敷き詰めると快適に眠ることができます。
しっかり眠り疲労が取れた後でしたら、多少片付けに苦労したとしてもデメリットに目をつぶることも可能でしょう。
評価も高い商品ですので安心して使用できますよ。
ブランケット・タオルケット
ご自宅に元々あるもので構いませんので、多めに持っていくことをおすすめします。
思ったよりも寒かったなんてことはキャンプではよくあることなので、もしもの時に備えておくと安心してキャンプを楽しめます。
焚き火の準備
焚き火台
基本的に直火での焚き火は許可されていない事の方が多いです。
なので、焚き火をするなら必需品と言えるでしょう。
キャンプ初心者なら、火起こしもしたことがないなんて方もいると思います。
なので、なるべくシンプルで使い勝手の良いものをおすすめします。
ビギナーの火起こしに特化しているこの商品。
まずは組み立てがすごく簡単です。
見た方が早いかもしれません。
動画からもわかりますがめちゃめちゃシンプルです。
足を出すだけで組み立ては終わり。
灰もお皿の中に溜まっていくので捨てるだけ。
ちょっとバーベキュー調理には使いにくいという声もありましたが、専用の網もあるので可能です。
また、ダッジオーブンをそのまま置けるのは暖かい料理を作るのにベストですね。
春キャンプに重宝すること間違いないでしょう。
この商品の面白いところはユーザーのアイデアを生かしやすいところです。
例を挙げるなら、
お皿にアルミを敷いて使うことで燃焼後アルミを包んで捨てるだけの簡単お手入れ。
他にも下の画像のように、
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このようなロングペグとフックを使ったアイデアなど様々。
飽きの来ない焚き火台です。
そして炎も美しい。
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火ばさみ
薪をくべるのに必須です。忘れずに持っていきましょう。
耐火グローブ
普通の軍手では火傷の恐れもあります。焚き火には必須です。
ライター
柄の長いものであれば火傷もしにくくなります。
薪
初心者のうちから自然の物で焚き火するのは難しいので持参しましょう。
慣れてきたら、現地調達と半々で焚き火するのも楽しいですよ。
チェアー
焚き火を囲んで暖をとるなら必須です。
背の低いチェアであれば炎が目線にあるので風情があっておすすめです。
春キャンプの装備はこれで安心!今年の春はキャンプデビューしよう:まとめ
春キャンプの知識を付けて楽しむために、
- 春キャンプの特徴
- 春キャンプの魅力
- 春キャンプの装備
について解説しました。
キャンプギアは多くあり、慣れてくると使いたいものも増えてくるのもキャンプの魅力だと思います。
その為キャンプに何が必要なのか混乱して、必要以上に難しいことだと思えてしまう方もいたのではないでしょうか。
この記事を読むことで、少しは初の春キャンプのハードルが下がったのではないでしょうか。
今年の春こそキャンプデビューしてみましょう。