ノルディスクって高いし、使い勝手はどうなのかわからないし、購入しようか迷っている。
こんな悩みにお答えします。
キャンパーの憧れとも言われている、ノルディスクのテント。
その中でも1,2位の人気を争うアルフェイムは、アルフェイム12.6とアルフェイム19.6がありますので、どちらの大きさが自分にとって良いのか迷っていませんか。
私の友人も、家族で使うには大きい方がいいけど、少人数で使いたい時もあるのでどちらにしようかずいぶん悩んだと言っていました。
結局、アルフェイム19.6を選んだのですが、そこにたどり着くまでには、他のメーカーのテントを購入して失敗したという経験をしたのです。
そんなことにならないように、この記事を読んで、アルフェイムの良さと特徴、欠点、注意点まで知ったうえで、購入してくださいね。
そして、おしゃれで素敵なキャンプを思いっきり楽しんでくださいね。
目次
アルフェイムの特徴と利点
アルフェイムの特徴は、なんといってもその美しい円錐形の形ですよね。
夜になって、ランタンの灯りなどでテント内を明るくすると、テント全体がランタンのように光って、これまた美しい姿を見せてくれます。
インスタ映えするので、インスタグラムに投稿している人も多いですよね。
ノルディスク、テクニカルコットンの特徴
ナチュラルで飽きの来ない色合い。
ノルディスクのシロクマのロゴマークがかわいい。
透湿性があるので、結露しにくい。
耐水圧350㎖となっているが、それ以上に雨に強く、雪にも強い。
他のメーカーより、幕が分厚くて丈夫で長持ち。
アルフェイムは、よく、ティピー型テントと言われますが、「そもそもティピーって何?」って思いませんか?
私は、ティピーの意味がわからなかったので、調べてみました。
ティピー型テントのティピーってなに?
ティピーとは、アメリカインディアンのうち、おもに平原の部族が利用する住居の一種で、円錐型に形作られていたため、アルフェイムが円錐形なので、こう呼ばれています。
語源は、スー族の言葉で、「住居」「家」という意味で、元々の発音は「ティーピー(tee-pee)」です。
アメリカインディアンは、3本~10本ほどのポールを円錐形に組み立てて、その周りに毛皮や布を巻いて、住居にしていました。
現代のティピー型は円錐形をまねしたけで、実際にはポールをたくさん使わず、ワンポールで設営できるものがほとんどです。
アルフェイムも、ワンポールテントなので、設営が簡単です。
アルフェイム12.6とアルフェイム19.6の違い
引用出店:nordisk
ではここで、この2種類のアルフェイムがどのくらい違うのか見てみましょう。
アルフェイム12.6の基本情報
サイズ:400×400×275m
素材:テクニカルコットン/コットン35%・ポリエステル65%
重量:約12㎏
付属品:スチールV型ペグ20本・スチールポール・ガイロープ・収納袋(32×99cm)
定員:2~5人
定員は5人までとなっていますが、別売りのインナーキャビンを使う場合は2,3人での使用がお勧めです。
アルフェイム19.6は、別売りのインナーキャビンを使う場合は、3,4人までの使用がお勧めです。
アルフェイム19.6の基本情報
サイズ:500×500×350cm
素材:テクニカルコットン/コットン35%・ポリエステル65%
重量:約18㎏
付属品:スチール製Vペグ28本・スチールポール・ガイロープ・収納袋
定員:2~7人
アルフェイム12.6は直径4m、アルフェイム19.6が直径5mなので、極端に大きさが違う感じもしませんが、高さが275cmと350cmと、差があるので、一回り大きいですね。
どちらもフロアシートは付いていませんが、別売りでジッパー式でつなげられるようになっています。
フロアシートは絶対一緒に購入した方がいいです。
特に、虫嫌いな人がいる場合は、ジッパーでフロアシートをつなげることにより、下からの虫の侵入を防ぐことが出来ます。
私は、虫がとても苦手なので、フロアシートがない土間でのキャンプなら行きません。(笑)
本当に設営は簡単なの?
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引用:インスタグラム
設営の手順は、簡単です。
1.フロアシートを広げたら、対角線上にペグを打って形を整え、フライシートを乗せて広げてジッパーでつなげる。
2.ポールを繋いで一本の長いポールにしたら、入り口を開けてテントの真ん中ポールを差し込む位置をとらえてポールを差し込み、中に入ってポールを真ん中の指定の位置に立てる。
3.風の強い時は、そのあとにガイロープをペグうちする。
風の弱い時は、ガイロープをペグ打ちしなくても大丈夫ですので、その分ペグ打ちの数が少なくて済みます。
設営の仕方と撤収の仕方のわかりやすい動画もありますので、是非ご覧ください。
引用:YouTube設営の手順は、アルフェイム12.6も同じで、ポールの高さとペグの数が違うだけなので、どちらもこの手順通り設営して撤収すれば、バッチリですね。
アルフェイムの欠点と注意点
重い:アルフェイム12.6は12㎏/アルフェイム19.6が18㎏
フロアシートが8㎏/12.6㎏
合わせると20㎏と30.6㎏という重さなので、何人かで手分けして持ち運びや設営をした方がいいですね。
ソロで使うなら、アルフェイム12.6ですね。20㎏の持ち運びも、ワゴン使ったり、オートキャンプ場なら楽勝ですよね。
雨の時には、出入口から雨が侵入しやすいので、タープを併設した方が良いでしょう。
風に弱いか強いか
実は、円錐形のテントは風には強いので、強風の時は、ガイロープのペグ打ちをしっかりすれば、安心です。
ノルディスクのアルフェイムは、美しいだけじゃない!設営簡単?:まとめ
アルフェイムの名前の由来は、北欧神話の「エルフ(妖精)の国」という意味からつけられています。
私の友人は、とにかくアルフェイムの色と形が気に入ったのですが、高価な為、最初は同じティピー型で安価な別のメーカーのテントを購入したそうです。
しかし、アルフェイムの事が忘れられなかったので、キャンプを始めて2,3年でついにアルフェイム19.6を購入しました。
すると、奥様と子供達は、アルフェイム以外のテントの時は、キャンプに行くときのノリが悪かったのに、アルフェイムを購入してからは、なぜかノリが良くなって、喜んでキャンプにいくようになったとか。(笑)
アルフェイムって、そんなに魅力的なテントなんですね!
中が広くて天井が高くて、昼間テントの中の明るく落ち着く色合いや、円錐形の美しくカッコイイ姿。
シロクマのロゴマークが私も大好きですが、きっと奥様や子供たちも、気に入ったに違いありません。
あなたも、アルフェイムを手に入れて、結露しない美しいテントでおおいにキャンプを楽しんでくださいね。