コンパクトな焚き火台として人気の「ピコグリル」。実は他のキャンプギアと組み合わせることで、焚き火台としてだけではなくいろんな使い方が出来ます。
そしてピコグリルを便利に使えるアイテムがダイソーにあるんです。
この記事ではピコグリルの魅力と、ピコグリルと組み合わせて便利だったダイソーのオススメキャンプギアをご紹介します。
目次
ピコグリルって何?
ピコグリルとはスイス生まれの焚き火台で、2011年スイスのSTC社が手がけ「超コンパクトな焚き火台」として登場しました。ピコグリルには4種類あり、
- ピコグリル85
- ピコグリル239
- ピコグリル398
- ピコグリル760
といったように、サイズとデザインの違いで商品名の後に数字がついています。
今回はピコグリルの中でもキャンパー達から絶大な人気を誇るピコグリル398について、魅力や組み合わせたいダイソーキャンプギアをご紹介します。
ピコグリルの魅力
キャンプの人気道具の一つである焚き火台の中でも、キャンパー達から高い支持を集めるピコグリル。キャンパーの心を惹きつけるポイントをご紹介します。
1. とにかく軽量・コンパクト
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組み立て時の大きさからは信じられないほどコンパクトに収納できるのは大きな利点。持ち運びも楽々です。
いつもキャンプの準備をする時に、荷物の持ち運びとどうやって荷物をまとめて車に載せようか悩むのですが、これだけコンパクトで軽いと助かります。
2. デザインがシンプルで美しい
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ピコグリルのシンプルなデザインは見た目の良さだけでなく、耐久性や燃焼効率の良さも兼ね備えています。
薪の大きさを気にせず乗せられるし、焚き火の途中で薪を追加したい時にも入れやすいので、せっかく起こした火が大きくなる前に消えてしまう悲劇と薪割りの苦労から解放されキャンプをより楽しめますね。
3. 組み立てが簡単
ピコグリルの組み立ては、火床になるステンレス板2枚をくの字にはめ込みフレームと合体させるだけ。説明書要らずであっという間にセッティングが完了する組み立てやすさも、色々と準備することが多いキャンプシーンではとても助かります。
キャンプ初心者でその上不器用な私には、「簡単」ほど有難いものはありません。準備がサクッと終わるって良いですよね。
ピコグリルの弱点
使い勝手抜群のピコグリルですが、気になる点についても紹介します。
1. 価格が高め
他の焚き火台と比べてピコグリルはお値段が高めです。10000円を超える商品なので、他の商品とよく比べて買うかどうかを決めた方が良いでしょう。
2. 多人数での使用には向かない
そのコンパクトさゆえにピコグリルの焚き火台は1〜2人での使用が最適で、大人数での使用には向いていません。大人が4人を超えるような多人数でのキャンプにはピコグリルよりも大きなサイズの焚き火台をオススメします。
3. 火の粉が飛びやすい
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焚き火台の構造がフラットになっているため、風が強い時などは火の粉が舞うことがあります。舞った火の粉がテントやキャンプチェアなどに飛ぶと穴が空いてしまったりするので、風が強い時の使用には注意が必要です。
ピコグリル豆知識
ピコグリルの魅力・弱点の次はピコグリルの豆知識も紹介します。
1. 薪の載せすぎに注意
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ピコグリルは燃焼効率が良いので大きな薪もよく燃えるのですが、よく燃えるからとあまり薪を載せ過ぎると火床の板が変形する原因になります。使用するときは火床の負荷に注意しましょう。
2. 使えるのは上だけじゃない!火床の下も使える
火床に網などを乗せられるだけでなく、火床の下に網を敷い輻射熱を利用しピザなどを焼くこともできます。他のキャンプギアをちょい足しすることで使い勝手が広がります。
3. 火床が歪んできたら裏返し
薪の載せすぎや繰り返し使うことで生じる火床の歪みですが、2枚の火床を一度バラバラにして裏返し再度はめ込むことで歪みをなおすことが出来ます。
火床の歪みにお悩みの方は是非試してみてくださいね。
ダイソーはキャンプギアが豊富
あらゆる生活雑貨が手に入るダイソーは、キャンプ用品も豊富です。アウトドアグッズのコーナーはもちろん、アウトドアコーナー以外にもキャンプに使えそうなアイテムがたくさんあります。
その中でもピコグリルと一緒に使うと便利なグッズを紹介します。
ピコグリルと組み合わせると便利なダイソーキャンプギア
色々な物が販売されているダイソーにはキャンプ用品も豊富ですが、キャンプ用品コーナー以外にもキャンプに役立つグッズがたくさんあります。
次はピコグリルに合わせて便利なグッズを紹介しましょう。
水切りスタンド
ピコグリルのオプションであるスピットは五徳として使用することができますが、フラットな地面が少ないキャンプ地では、ケトルや鍋が滑り落ちるなど五徳としての安定感は少し物足りないのが気になるところ。
そんな時にオススメしたいのが、ダイソーの「水切りスタンド」です。
両端にあるスタンド脚部(ボコッとした出っ張り部分)がピコグリルのフレームに見事にフィットしてくれるので、ズレる心配をせず使えます。
鍋などを乗せて五徳として使うだけでなく、大きめのお肉を乗せて直火焼きにも使えます。
足つき網
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「足つき網」も色々な使い方ができる便利なダイソーグッズです。普通の網としても使え、足になる部分をスライドさせて高さを持たせることもできます。
普通の状態でフレーム上に乗せれば五徳として、足を出して火床に直接乗せれば炭火焼き網に、足を出して火床の下に置けば輻射熱を利用してピザを焼くなど、一つで何役もこなしてくれる優れモノです。
ステンレストレー
ダイソーの「ステンレストレー」もピコグリルのフレームにピッタリとフィットして使いやすいグッズです。アルミホイルを装着してフレームに設置すれば、ジャストサイズのフライパンとして活躍します。
スキレットを乗せるとと少し重すぎて不安定になってしまうので、個人的にはステンレストレーの軽さが気に入っています。
ピコグリル×ダイソーのキャンプギアでキャンプをもっと便利に!:まとめ
- 火床より高い位置にフレームがあるので色々なキャンプギアに対応できる
- コンパクトなピコグリルとダイソーのキャンプギアは相性抜群
- 使い方自由、それがピコグリル
焚き火台としてだけではなくグリルとしても優秀なピコグリル。少人数でのキャンプにはうってつけですので、是非一度チェックしてみて下さい。