ちょっと調べたけど値段が高すぎて諦めた。
そんな方いらっしゃるのではないでしょうか。
実際私もその一人です。
一度調べてみたところ、物によってはサバティカルのテントとあまり値段が変わらないので、「ならテントを狙おうかな」と購入を辞めたことがあります。
でもちょっと待ってください。
高いのには何か理由があるのでは。
そう思い、キャンプを始めた時に購入した寝袋に年季が入ってきたので新しい寝袋が欲しくなってきた今、調べ直してみました。
めちゃくちゃいい寝袋。
きっとこの記事を読み終わったら、あなたも欲しくなりますよ。
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目次
サバティカルの寝袋
そもそもサバティカルの寝袋ってどんな種類があるのか。
ご紹介していきます。
オーロラDX シリーズとダウンバッグSTD シリーズの2種類ある
サバティカルの寝袋には、かなり機能的で高性能な素材が使われていました。
オーロラDXシリーズ
オーロラDXは、表地に40デニール※1の丈夫な防水透湿素材オーロラテックス®️を採用し、760フィルパワー※2のスパニッシュホワイトダックダウンを採用したシュラフカバーの要らないオールラウンドな立体構造の寝袋。
オーロラテックス®️とは
多孔質ポリウレタン防水コーティング加工を施したナイロン生地。
防水性を高めると蒸気透湿性が低下するという問題を高レベルで解決した素材。
2レイヤ地で20,000mm・透湿性6,000g/m2/24hrs、という高レベルの防水透湿性能を持っています。
ダウンバッグSTD シリーズ
ダウンバッグSTDは、しなやかで軽量な20デニール※1のナイロンタフタを採用し、650フィルパワー※2のスパニッシュホワイトダックダウンを組み合わせ、軽量・コンパクトでコストパフォーマンスの高い寝袋です。
ナイロンタフタとは
合成繊維のなかでも比較的軽く、引っ張り、摩擦強度が高い繊維。
滑らかでしわになりにくく、汚れが落ちやすいので手入れが楽なうえ、吸湿性も低いため濡れても短時間で乾きます。
また、他の加工剤とのなじみもよく、撥水加工や透湿防水加工などのコーティングにも適します。
※1 デニール:合成繊維の糸の太さを表す単位。デニール数が高くなるほど糸が太くなり、太い糸で織った生地は強度が高くなります。
※2 フィルパワー指数(FP):ダウンの測定基準で「ダウンの強度」または「その圧力に対する反発力」を表すもの。FP指数が高いほど良いダウンと言えます。
オーロラDX シリーズの商品と性能
AURORA 350DX Regular・Short
¥30,580(税込)
快適使用温度5℃、下限温度0℃
肌寒いくらいの時期や、標高の高いところでの夏キャンプ、夏山登山用にオススメ。
AURORA 450DX Regular・Short
¥36,960(税込)
快適使用温度0℃、下限温度-5℃
春・夏・秋にオススメ。真冬や下限温度を下回る環境での使用は寒く感じる。
AURORA 600DX Regular・Short
¥50,600(税込)
快適使用温度-4℃、下限温度-11℃
雪のない時期の冬季キャンプにオススメ。
AURORA 750DX Regular・Short
¥55,880(税込)
快適使用温度-8℃、下限温度-16℃
1年中使えて、雪中キャンプでも使える。
AURORA 900DX Regular・Short
¥61,710(税込)
快適使用温度-10℃、下限温度-19℃
サバティカルでは最も保温力の高い、厳冬期の雪中や高所登山の極寒に対応できるモデル。
寒がりな方に最適です。
AURORA 450DX-Coupler Regular
¥72,820(税込)
快適使用温度0℃、下限温度-5℃
オーロラ450DXを2個セットにし、連結できるように設計された商品。
それぞれを個別で使用することも可能ですが、連結した状態では大人1名、子供1名でゆったりと使用することを想定して作られています。
大人2人と小さなお子様を間に入れて3名で使用することも可能。
※Regularサイズ:身長183cmまでの方向け、Shortサイズ:身長165cmまでの方向けです。
※気温の感じ方は個人差があるので、寒さが心配な方や寒がりな方はダウンの量が多い商品をお選びください。
ダウンバッグSTD シリーズの商品と性能
ダウンバック350STD Regular・Short
¥24,970(税込)
快適使用温度8℃、下限温度3℃
肌寒いくらいの時期や、標高の高いところでの夏キャンプ、夏山登山用にオススメ。
ダウンバック450STD Regular・Short
¥31,460(税込)
快適使用温度5℃、下限温度0℃
春先から秋口までの肌寒い時期や、標高の高いところでの夏キャンプ、夏山登山用にオススメ。
ダウンバック600STD Regular・Short
¥44,000(税込)
快適使用温度0℃、下限温度-7℃
夏山登山から冬の低山キャンプにオススメ。
ダウンバック450STDカップラー Regular
¥24,970(税込)
快適使用温度8℃、下限温度3℃
ダウンバッグ450DXを2個セットにし、連結できるように設計された商品。
それぞれを個別で使用することも可能ですが、連結した状態では大人1名、子供1名でゆったりと使用することを想定して作られています。
大人2人と小さなお子様を間に入れて3名で使用することも可能。
※Regularサイズ:身長180cmまでの方向け、Shortサイズ:身長165cmまでの方向けです。
※気温の感じ方は個人差があるので、寒さが心配な方や寒がりな方はダウンの量が多い商品をお選びください。
※表記の温度域は下記の温度表記〈ヨーロピアン・ノーム〉に基づいています。
https://nanga.jp/knowledge/european-norm/#europeannorm
使用する環境や自分の体質でダウンの量を選べるのが嬉しいですね。
3人で寝れる寝袋『カップラー』もあるので、小さい子供がいる3人家族であれば『カップラー』を1つ購入しておけば安心して子供と寝れる。
横幅にゆとりがあるので、寝返りも余裕で打てるし、テント内で寝袋を着たままあぐらをかいて座ることも可能。
寝る時だけではなく、日中でも寝袋を着たままテント内で過ごすことも可能。
ズボラな私には最高の寝袋です。
合わせてこれも欲しい
かなり暖かい寝袋ではありますが、地面は冷たいです。
テント内にアルミシートはひきましょう。
このアルミシートは本当に暖かいのでオススメです。
地面の凹凸を平らにするにはエアマットが必須アイテム。
足踏み式で空気を入れることができるので、かなり便利。
我が家で愛用しているエアーマットです。
ふかふかで軽いので、持ち運びにも嬉しい。
サバティカルの寝袋の値段が高い理由
商品がたくさんあること、使用する時期の気温に合わせて選べることはわかりました。
やっぱり寝袋と思うと値段が高い。
確かに高いです。でもちゃんと理由がありました。
サバティカルの寝袋はNANGAが製造している
キャンパーの皆様は「あのNANGAか」と思われるかと思います。
NANGAとは、羽毛にこだわっているMADE IN JAPANの寝袋メーカーです。
キャンパーの中では有名なブランドですよね。
羽毛にこだわりのある寝袋メーカーの商品なんて暖かいに違いない。
しかもMADE IN JAPANの商品。安心して使える。
NANGAが製造しているサバティカルの寝袋は素材にこだわっている
日本で初めてスキーとタウンユースのダウンウエアを製造した羽毛専業メーカー、河田フェザー株式会社がヨーロッパ産の成熟した水鳥の羽毛を輸入。
羽毛の洗浄や加工まで行っており、縫製まで全て職人の手で国内で仕上げられているとのこと。
一つの会社が一貫して輸入から加工まで携わっているのは安心。
また、先述した通り、オーロラテックス生地やナイロンタフタ生地のような高機能・高性能な生地が使われているので、ちょっとのことでは壊れたりしない。
NANGAの寝袋は永久保証。サバティカルの寝袋は?
NANGAの商品は永久保証のサービスがあるので、サバティカルの寝袋でも永久保証が適用されます。
期間が決められているのではなく、永久保証です。
これ最高じゃないですか。安心して寝袋を使い続けることができますね。
※修理の際の往復送料はお客様負担
※修理可能かについては、一度NANGAで確認後の対応
※商品の不良と認められた場合、無償になります。
ただ、以下の破損は実費負担になるのでご注意。
<有償修理の例>
ファスナーの全交換 5,500円(税込)
収納袋の破損による交換やサイズ交換 1,100円(税込)
※商品の不良と認められた場合、無償になります。
なるほど、これだけいろいろとこだわって製造されていて、永久保証まで付いているのであれば値段が高くなるのも納得。
永久保証してくれるので、頻繁に買い替えることもなく長く使い続けることができるのでコスパが良いかもしれないな。
ただ、壊れがちなファスナーが有償修理になるのがちょっと厳しいな。
サバティカルの寝袋のファスナーはYKKの強度試験でスリーピングバックに最適であると判断されたファスナーが使われているとのこと。
チャックと言えばYKKの強度試験にクリアしているなら大丈夫かな。
NANGAが製造しているサバティカルの寝袋は家で洗える
キャンプ用品の時に気になるのは、お手入れ方法。
NANGAが製造したサバティカルの寝袋は、家の洗濯機で洗うことが可能です。
ただ、「毛布洗いコース」でネットに入れて洗ってください。
もし、食べ物や飲み物をこぼしても家に帰ってすぐ洗えるのはありがたいですね。
洗えるなら子供用の寝袋にも良いかも。
脱水は生地や素材を痛めてしまうのでNG。
一度ボーっとしてしまっていて、某アパレルメーカーのダウンを家で洗濯機を回し、脱水かけたら、着ているだけで中の羽毛が舞うようになってしまったことがあります。
絶対に脱水はかけてはいけません。気を付けてくださいね。
洗濯が終わったら、手絞りで陰干しをして水分を落とすようにしてください。
乾いたら両手で叩いて羽毛をほぐすようにしてください。
合わせてこれも欲しい
ダウンジャケットや寝袋が洗える洗剤です。
やっぱりダウンを洗うのが心配だなと思う方は、ぜひ使ってみてください。
私も見つけて早速購入しました。
NANGAが製造しているサバティカルの寝袋の口コミ
実際に購入した方、使用している方の口コミをご紹介します。
サバティカル オーロラテック ナンガ 750DXを175cm 98kgの巨漢が入ってみた
いろんな寝袋試してみたがこれはいい
寝返り打てるし、苦しくない
いい商品だ— 猫舌シェフ (@nekojita_chef) November 8, 2022
身長が大きい方でも寝返りを打てる広さとのこと。
かなりゆとりのある寝袋ですね。
念願のサバティカルの寝袋を買ってから、寝る時一度も暖房をかけていません
家の中で寒さを楽しみつつ、エコで暖房代も節約もできる...
地球に優しい進撃さんです pic.twitter.com/phztwJ3dE8
— 進撃のキャンプYouTubeデビュー (@tanakiyoCAMP) December 20, 2021
家で使ってみた方も。
購入した直後は、一度家で試してみたりしますよね。私だけでしょうか。
そんなことより、暖房いらないってすごくないですか。
NANGA×サバティカルの寝袋暖かさ恐るべし。
バイクキャンプでもマストで必要なコット忘れて腰が爆発しそうだったけど、
サバティカル×NANGAのオーロラ750DX
今回初卸だったけどくっっそふわふわぬくぬく出来て最高、思い切って買って良かった pic.twitter.com/OU2evvLyxL— ゴック12/09youtube動画UPしました (@GOKKU_DX) October 21, 2022
ふわふわぬくぬくなんて幸せな睡眠タイムができそうですね。
家のベッドよりも快適に寝れそうですね。
買って良かったって思えるのはやっぱり良い商品なんだな。
昨日電撃手配したサバティカルのオーロラ900DXがもう届きました。
広げて膨らませたらとにかくデカい。
600DXもいい加減デカかったのですが、ダウン量5割増しは伊達じゃないようで。
検品兼ねて中に入ってみましたが、室温じゃ速攻で蒸し焼きになります。
もう少ししたら試しに行こうっと。 pic.twitter.com/3cR43dWyqn— JS (@MadHammocker) February 7, 2022
快適使用温度が-10℃の一番暖かいモデルオーロラ900DXは暖かさ最強レベルですね。
真冬の雪山でのキャンプ時の寝袋には絶対これだな。
こだわり抜かれた素材を使用!サバティカルの最強寝袋をレビュー:まとめ
・2種類の素材から選べる寝袋
・高性能、高機能な生地とこだわりの羽毛でかなり暖かい
・永久保証で長く使える
・買ってよかったの口コミ多数で満足度が高い
サバティカルの寝袋のお値段が高いのにはしっかり理由がありました。
日本製でかなり素材にこだわっていて作りも丈夫。
アウトドアで使う物は丈夫で機能的なものが嬉しいですよね。
サバティカルの寝袋はまさにどのような環境でのキャンプにも最適な寝袋でした。
我が家も前向きに購入を検討してみようと思います。
あ、でもサバティカルの商品だから買えないかな。
え、買える。え、Amazonにも売ってる。
(2022年12月20日現在)
Amazonユーザーで今すぐ欲しいと思った方は、ぜひこちらからチェックしてみてください。
こちらをチェック
もちろんサバティカル公式HPにも取り扱いがあります。
なお、直営のお店にも取り扱いがあるとのこと。
在庫状況については、店舗によって異なるので確認してから訪店されることをオススメします。
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