人気の高いwaqかルーメナー、どっちがいいんでしょうか?
そんな疑問にお答えします。
LEDランタンは欠かせないキャンプ用品の一つです。
軽くてコンパクトなLEDランタンとしてキャンパーから人気が高いと言えばルーメナーですよね。
愛用されている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そんなルーメナーにそっくりと話題になり、とても人気が出たのがwaqのLEDランタンです。
そんなwaqのランタンですが、パワーアップした「LEDランタン2」が昨年販売されました。
こちらも先行販売からとても話題になり、あっという間に人気が出ました。
- 色々なメーカーからLEDランタンは販売されているけど、なぜwaqのものがそんなに人気なんだろう?
- ルーメナーと何が違うんだろう?
LEDランタンを選ぶ時にこのように悩む方も多いと思います。
そこでこの記事では人気の高い
- waq LEDランタン2
- ルーメナー2
- ルーメナー7
を比較してみます。
選ぶ際の参考にしてみてくださいね。
ちなみにwaqの先代のLEDランタンは現在は新規で販売されていないようです。
先代モデルの買い替えを希望する場合は、残念ながら中古品を探すしかないようです。
目次
LEDランタンの魅力って?
キャンプ初心者の方にはLEDランタンって何がいいのか分からない方もいらっしゃると思います。
まずはLEDランタンの魅力を確認しましょう。
とにかく安全!
ガスやガソリンの場合は火を使うので火災や一酸化炭素中毒の危険性がありました。
LEDランタンの場合は火を使わないので、火災や一酸化炭素中毒の危険性はないですよね。
もちろん火を使わないのでどこにでも置けますし、倒しても大丈夫です。
安全は一番大切なので、嬉しい進化ですよね!
安定して使える!
燃料式のランタンだと風が強いと火が消えてしまったり、寒いと火が付きにくいというデメリットがあります。
一方LEDランタンの場合は一定の明るさを保つことができます。
そのような気象条件に左右されません。
手軽に使える!
燃料式の場合はすすが着いてしまうなどしてしまい、定期的なメンテナンスも必要です。
私の子どものころも、キャンプ後は両親がお手入れをしていたのを何となく覚えています。
一方LEDランタンの場合は充電をするか乾電池をいれて使うことが出来ます。
火を使わないので特別なメンテナンスは必要がありません。
操作もスイッチを押すだけなので、子どもでも使うことができますよ。
LEDランタンは何を基準に選ぶ?
LEDランタンは色々なメーカーからたくさん販売されています。
そんな中から何を基準に選べばいいのでしょうか。
ここではLEDランタンの選び方をご紹介します。
①明るさ・発光色で選ぶ
LEDランタンはlm=ルーメンという単位で明るさが表示されています。
キャンプで使用するランタンの場合、
グルキャンサイト全体:1000lm
少人数キャンプサイト全体:700lm
ソロキャンプサイト全体:300lm
手元を照らす:200~300lm
テント内:100~200lm
あれば充分と一般的には言われています。
数値が大きいほど明るくなります。
最近のシティサイクル用の自転車のライトが200~300lmが多いようです。
LEDライト一つでキャンプ中過ごしたい、という場合は明るさの切り替えが出来るものを選ぶのがおすすめです。
またライトには
- 電球のような暖色光
- 蛍光灯のような白色光
があります。
お好みで選ぶのもいいですが、発光色を切り替えることが出来るものを選ぶと色々な用途で使えるのでいいですよね。
②充電方式か乾電池方式か
LEDランタンはスマホなどのように充電をして使うか、懐中電灯のように電池を使うかのどちらかです。
それぞれの特徴としては、
充電式→コスパがいい。充電を忘れたり、充電切れすると使えない。
乾電池式→電池があれば長時間使える。電池代がかかるのでコスパは良くない。
といったところがあげられます。
③デザインで選ぶ
一言でLEDランタンといっても色々なデザインのものがあります。
- 手のひらサイズのコンパクト
- 昔ながらのランタンの形をしたもの
- インテリアとして映えるもの
など様々です。
中には火の揺らぎを再現したものや折りたためるタイプもありますよ。
素敵な映えキャンプサイトを目指すならほかのキャンプ用品同様、LEDランタンのデザインも大切です。
waqとルーメナーのスペックを比較!
そんな魅力的なLEDランタンの中でも人気の高いのがwaqとルーメナーです。
どこがどのように違うのか、細かくチェックしていきましょう。
サイズを比較!
まずはキャンプ用品では大切なサイズを比較してみます。
waq
サイズ:11.5㎝×8㎝×3.5㎝
重量:330g(本体のみ・付属品含むと約600g)
ルーメナー2
サイズ:12.9㎝×7.5㎝×2.3㎝
重量:280g
ルーメナー7
サイズ:9.2㎝×9.2㎝×2.8㎝
重量:220g
一番コンパクトなのはルーメナー7、薄さで選ぶならルーメナー2ですね。
ちなみにwaqの先代モデルはルーメナー7とほぼ同じ大きさでした。
こうやって比べるとwaqは厚みがあるなと思うかもしれませんが、それには理由があります。
それは後ほど詳しくご説明しますが、バッテリー容量が一番大きいからです。
比べると大きいし重いなぁと思うけど、単体で使うとそこまで気にならないとのことでしたよ!
明るさと連続使用可能時間を比較!
次にLEDランタンとして一番大切なのは明るさを比較してみましょう。
waq
最小:250lm~最大:1650lm
ルーメナー2
最小:100lm~最大:1500lm
ルーメナー7
最小:260lm~最大:1300lm
3商品とも充分明るいですが、waqは最大1650lmと一番明るく照らすことが出来ます。
実際にキャンプで使用したレビューを見てみると、最大ではまぶしすぎて使えないという意見もあるくらいです。
ちなみに3商品ともライトの色は昼光色と発光色、電球色の3色です。
waqもルーメナーも、雰囲気に合わせて発光色を変えることが出来ますよ。
バッテリー容量を比較!
waqとルーメナーはどちらも充電式のLEDランタンです。
充電式で大切なのは、スマホ同様バッテリーの容量ですよね。
waq
バッテリー容量:13400mAh
ルーメナー2
バッテリー容量:10,000mAh
ルーメナー7
バッテリー容量:10,000mAh
バッテリー容量はダントツでwaqが一番大きいです。
大容量なので、ルーメン数が大きくても連続使用は8.5時間(1650lm時)〜60時間(250lm時)と長時間可能となっています。
13,400mAh=スマホ充電約2.5回分、10,000mAh=約1回分です。
(スマホの容量によって充電回数は異なります)
なおルーメナーは2商品とも8時間〜100時間の連続使用が可能ですよ。
3商品とも1泊のキャンプであれば明るくしていても充分使うことができますよね。
なお3商品ともモバイルバッテリーとしての機能も持っています。
モバイルバッテリーとしても使うことを想定するのであれば、容量の大きいwaqがいいですよね。
充電時間について比較!
キャンプに行くには準備することがたくさんありますよね。
充電式のLEDランタンで準備にかかる時間=充電時間も大切な比較対象です。
waq
充電時間:約3時間
ルーメナー2
充電時間:約5時間
ルーメナー7
充電時間:約5時間40分
waqはバッテリーが大容量にも関わらず、急速充電が可能なので約3時間で充電できます。
5時間でも夜の間に充電できるので短く感じますが、3時間だと朝起きてキャンプに出発するまでに充電できますよね。
今はスマホだったりタブレットだったり、充電するものが沢山あります。
そんな中、充電時間が短いのはとても助かりますよね。
私は普段使いのスマホ以外はすぐに充電するのを忘れてしまうので、短い時間で充電できるのは本当に助かります。
防水性能を比較!
キャンプではキャンプ用品に水滴がつく可能性がとても高いですよね。
特にLEDランタンは電化製品にあたりますので、防水性能は大切です。
waq
防水・防塵性能:あり
ルーメナー2
防水・防塵性能:あり
ルーメナー7
防水・防塵性能:なし
waqとルーメナー2にはIP67相当の防水・防塵性能があります。
IP67相当とは?
防水性能:既定の圧力、時間で水中に浸漬しても有害な影響を受けないレベル
防塵性能:粉塵が内部に侵入しない
水の中に長時間置いていたりしない限りは水に濡れても問題ないようですよ。
急な天気の変化やテント内の結露など、キャンプではキャンプ用品に水滴がつくことが多いので、この機能は嬉しいですよね。
ただし完全防水ではありませんので注意が必要です。
そのため、結露でびちょびちょになったままにしていたら壊れました。
キャンプ用品は防水性能があるものに限りますね!
吊り下げ方はどう違う?
LEDランタンは置いて使うだけでなく、テントやタープで吊り下げて使うことも多いですよね。
吊り下げ方にも差がありますよ。
waq
マグネット式ハンドル、カラビナ
ルーメナー2
カラビナ、マグネットフック
ルーメナー7
カラビナ、フック
3商品とも付属品で吊り下げることが可能です。
タープ下でもテント内でも広く照らすことができますよ。
waqのマグネット式ハンドルは着脱式ですが、残念ながらこのマグネットは強度が少し弱く簡単に外れてしまうようです。
ただ吊り下げたままでも着脱が可能なので、夜中にトイレに行きたくなったりした時もすぐに持っていくことが出来ますよ。
ルーメナー2にもマグネットフックが付いていますが、こちらは結構強力です。
テント生地を本体とフックの間に挟んでも取り付けが可能で、吊り下げが難しい場合でも好きなところに取り付けることが出来ます。
waqのマグネット式ハンドル、ルーメナーの本体に付いているハンドルは、卓上にランタンを置く時に角度を付けることが出来るスタンドにもなります。
料理や食事など、手元や卓上を照らす時にも便利に使うことが出来ますよ。
夜の映え写真の撮影の照明にもぴったりですよね!
カラーを比較!
私は特に映えサイトを狙っているわけではないですが、キャンプ用品のカラーを結構重視します。
みなさんはいかがですか?
waq
タン、オリーブ
ルーメナー2
メタルグレー、メタルブラック、メタルブラウン、迷彩ブラック、迷彩グリーン
ルーメナー7
カラー ベージュ、レッド、ブラック、迷彩グリーン、迷彩グレー
カラーはルーメナーがで豊富です。
迷彩が販売された時は、ランタンがこんなにオシャレなんて!とかなり盛り上がったと聞いています。
ルーメナー7についてはベージュやレッドなど、キャンプ女子にも手が出しやすいカラーも販売されています。
waqは販売されている他のキャンプ用品同様、オシャレなアースカラーが販売されていますよ。
waqのカラーは飽きることなく長く使える感じなのがいいですよね!
価格を比較!
スペックの中で大切な点もいくつかありますが、それよりもお値段は大切ですよね。
最後に定価の販売価格を比較してみます。
waq
9,980円
セット内容:本体×1
専用収納ケース×1
マグネットハンドル×1
専用カラビナ×2
充電用USB Type-Aケーブル×1
ルーメナー2
16,280円
セット内容:本体×1
専用ポーチ×1
マグネットフック×1
カラビナ×1
マイクロUSB5ピンケーブル×1
ルーメナー7
12,100円
セット内容:本体×1
専用ポーチ
マイクロ5ピンケーブル
ハンガーリング×2
カラビナ×2
防滴キャップ
お値段はだんとつでwaqが安いです。
先代のwaqのランタンも、ルーメナー7とスペックは変わらないのに安い、ということでとても人気でした。
LEDランタン2については、ルーメナー7より2,000円ほど、ルーメナー2と比べるとなんと6,000円ほど安く購入することが出来ます。
さらにwaqは定期的にセールが行われており、タイミングを合わせることが出来ればさらに安く購入することも可能ですよ。
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waqのランタンはセール中がお得?気になる性能も紹介!
スペックはほとんど変わらないのに値段の差が大きくてかなりショックだったと言っていました。
話題のwaqのLEDランタン2!ルーメナーと比較してみました!:まとめ
waqのLEDランタン2とルーメナー2、ルーメナー7を比較してみました。
こうやって比較してみると、似ているところ、違うところの差がはっきり分かります。
しかし両方を持っている方に話を聞いてみると、この3製品ではサイズ感や防水性能以外はそこまで変わらない、という方も結構いらっしゃいます。
それなら低価格のLEDランタンをwaqを選んで、浮いたお金で別のキャンプ用品を購入するのもアリだな、と感じました。
waqのLEDランタン2かルーメナーでお悩みの方の参考になれば幸いです。
なお、waqのLEDランタン2についてはこちらで詳しくご紹介しています。
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【先行販売から大人気】waq LED Lantern2を大解剖
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