選ぶ基準やオススメのローチェアを教えてください!
そんな疑問にお答えします。
最近のキャンプでは焚き火を近くに囲むロースタイルのキャンプが流行っています。
ロースタイルのキャンプで欠かせないのがローチェアですよね。
私はもともと普通の高さのあるキャンプ用チェアを使っていました。
キャンプ場でローチェアのあるテントサイトを見る度に、椅子が違うだけでこんなに雰囲気も変わるのかと思っていました。
かなり気になってきたので、実際に店舗にローチェアを見に行ったことがあります。
流行しているのもあって、色々なメーカーから沢山の種類が出ているのにびっくりしました。
あまり下調べをせずに勢いでお店に行ってしまったので、その時は決めきれずに帰宅しました。
そこで
- そもそもローチェアを選ぶメリットは何なのか
- どういう基準でローチェアを選べばいいのか
を改めて調べてみました。
そうするとメリットはオシャレであること意外にも沢山あったし、選ぶ基準も思っていたより沢山あることが分かりました。
目次
ローチェアのメリットデメリット
そもそもローチェアのメリットは何なのでしょうか。
逆にどういう点がデメリットなのでしょうか。
まずはそこを確認していきましょう。
【メリット①】ゆったりくつろげる
ローチェアは深く腰掛けて、足を延ばしてゆっくりすることが出来ます。
ソロキャンプや少人数でのゆっくりするキャンプにぴったりですよね。
焚き火が近くなって暖をとれるのはもちろん、視界が低くなる分、より自然の迫力を感じることも出来ます。
【メリット②】軽い
高さが低い分、フレームも短くなります。
そのため全体的な重さも軽くなります。
【メリット③】安定性がある
座面が低い分、重心も低くなります。
ですので多少デコボコしているような不安定な地面でも、安定して座ることが出来ます。
【デメリット①】立ち上がるのが大変
キャンプはずっと座っているだけでは何もできません。
料理をしたり物を取りに行ったり洗い物をしたり、椅子から動く場面は度々あります。
ローチェアは座面が低く深く腰掛けるため、立ち上がるのが大変です。
また動き回る子どもがいるキャンプでも立ち上がる回数が増えるため、ローチェアはあまり向いていないかもしれません。
【デメリット②】腰や背中が痛くなる
メリットでもお伝えした通り、ローチェアは深く腰掛けて寝転ぶようにゆっくりくつろげます。
お尻部分が沈むような体勢になるチェアもあり、自分に合ったチェアでないと腰や背中に負担がかかる場合もあります。
購入する場合は一度店頭で試してから購入するのがオススメです。
ローチェアを選ぶ基準は?
SNSやインターネット上で検索したり店舗に見に行っても、沢山のローチェアが紹介や販売されています。
種類が沢山あると選ぶのに困りますよね。
ここではローチェアを選ぶ基準をご紹介します。
座面と背もたれの高さ
ローチェアの座面は一般的に高さ30cm程です。
しかし中には20cmほどのものもあり、低いほど足を延ばしやすくなります。
また背もたれもチェアによって違います。
よりくつろぎたい方は高め、小柄な方や子どもは低めがおすすめです。
座面も背もたれも好みによりますので、ぜひ店舗に行って試してみてください。
生地
キャンプ用のローチェアの生地はポリエルテルやナイロンを使われているものが多いです。
ポリエステルは速乾性、ナイロンは耐久性など特徴が異なりますので、自分の目的にあったものを選びましょう。
ローチェアは焚き火の近くで使われることが多いため、中には燃えにくい素材を使っているチェアもありますよ。
ひじ掛けとリクライニング
ローチェアには、立ち上がりやすくなるひじ掛けが付いているものもあります。
またリクライニング機能が付いているローチェアもあります。
ひじ掛けとリクライニングはすべてのローチェアに付いているわけではありません。
必要な方は購入の際に確認しておきましょう。
耐荷重
ローチェアの耐荷重は商品によって異なります。
- 1人で座るのか
- 子どもを抱えて座るのか
- 自分だけ座るのか誰かと共有するのか
など使い方によって耐荷重を選びましょう。
収納と持ち運び
ローチェアは折りたたみタイプや組み立てタイプなど収納方法がいくつかあります。
折りたたみ式は簡単に広げられて簡単に収納できますが、収納サイズが大きく持ち運びも少し大変です。
組み立てタイプは広げたり収納するのに手間がかかりますが、コンパクトになり持ち運びもしやすくなります。
またフレームがアルミニウム製だと比較的軽く、木製やスチール製だと重さがあるものが多いですよ。
キャンプでオススメのローチェア5選!
ローチェアは沢山の種類が販売されています。
その中から特に人気でオススメのものを5つ、ご紹介します。
【キャプテンスタッグ】ロースタイル リクライニングチェア
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座面高:(約)185mm
サイズ:(約)幅580×奥行590・600・700・800×高さ710・680・620・520mm
収納サイズ:(約)580×630×厚さ80mm
重量:(約)2.5kg
耐荷重:(約)80kg
座ったままリクライニングを調整できるという優れものです。
背面にポケットがあり、スマホなどの小物が収納可能です。
木製のひじ掛け付きで、立ち上がるのも楽ですよ。
折りたたみ式なので、広げるのも片づけるのも簡単です。
座ったままリクライニング出来るので、のんびりキャンプにはまさにピッタリですね。
【ヘリノックス】チェアゼロ
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座面高:(約)35cm
サイズ:(約)幅52×奥行50×高さ66cm
収納サイズ:(約)35×10×12cm
重量:(約)890g(スタッフバッグ除く)
耐荷重:(約)145kg
とにかく重量が軽く、収納サイズがコンパクトのがこちらの特徴です。
スタッフバッグと呼ばれる収納バッグはチェアに取り付けて小物入れにも使えます。
脚部分が少し安定しにくいというレビューも見られるので、使う場所には少し注意が必要かもしれません。
組み立て式のローチェアで、生地をフレームに取り付けるのに少しコツがいるとのことですよ。
一度試して座ったことがありますが、本当にお尻や背中が包み込まれてゆっくり出来ましたよ!
チェアワンもオススメ!
【ロゴス】あぐらチェアプラス
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座面高:(約)20cm
サイズ:(約)幅57×奥行65×高さ64.5cm
収納サイズ:(約)直径19.5×高さ77cm
重量:(約)3.1kg
耐荷重:(約)120kg
名前の通り、あぐらをかいても座れるローチェアです。
重心が低く安定しているので、子どもが座っても安心です。
あぐらをかけるのにひじ掛けが付いていて、楽に立ち上がる事ができます。
大きめのバックポケットが付いているので、のんびり読書をしたい方は本を入れたり、子どもの小さめのおもちゃなども入れることが出来ます。
リクライニングはないですが、足を延ばして座れる高さなのでゆっくりくつろげますよ。
【コールマン】コンパクトフォールディングチェア
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座面高:(約)28cm
サイズ:(約)53×54.5×62cm
収納サイズ:(約)53×9×56cm
重量:(約)2.1kg
耐荷重:(約)80kg
ローチェアといえばこちらを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
キャンプ場などでもよく見かける人気のチェアです。
生地は強めに張られていて、ローチェアでもしっかり座りたい方におすすめです。
折りたたみ式なので広げるのも収納も簡単です。
フレームはアルミで出来ているので軽く、ハンドルも付いているので持ち運びがすごく楽ですよ。
私も使ったことがありますが、ひじ掛けの位置が絶妙で、ローチェアでもとても立ち上がりやすかったです。
【DOD】SUGOISSU
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座面高:(約)32cm(ロースタイル時)
サイズ:(約)幅60×奥行66×高さ69/86/90/94cm
収納サイズ:(約)39×奥行46×高さ11cm
重量:(約)約2.3kg
耐荷重:(約)100kg
こちらの特徴は椅子の高さや背もたれの角度を使用用途に応じて、全部で10通りにまで変えられることです。
座面はコットン生地なので肌ざわりはばっちりです。
専用のおしゃれなキャリーバッグもあり、持ち運びもしやすそうです。
ペットボトルやスマホを入れることが出来るサイドポケットと、ブランケットなど柔らかいものを入れられるバックポケットがあるので収納力もバッチリですよ。
ローチェアだけではちょっと、という方はこれ一つで使い分け出来るのでおすすめですよ。
私は知り合いの持っているものに座ったことがありますが、フィット感がとてもよく、すごく座り心地が良かったですよ。
焚き火を囲んでのんびりキャンプをしたい!オススメのローチェア5選!:まとめ
キャンプ中って椅子に座っている時間って意外と長いですよね。
だからこそ、こだわって選ぶキャンプ用品の一つではないでしょうか。
ローチェアはこちらでご紹介したもの以外にもたくさんあります。
ぜひ自分に合うものを選んでみてください。
素敵なローチェアで焚き火を囲んで、のんびりゆったりした時間を過ごしましょう。
囲炉裏で使うのもアリ!
ラグと合わせてもオシャレ!