そんな疑問にお答えします。
やっと寒い冬が終わり、暖かくなってきたのも束の間。
春になると「花粉」が多く飛び交うため、花粉症の方にとって1年で一番厄介な季節。
早い方だと2月頃から鼻がむず痒くなり始め、「今年も始まったか…」と思うほど、煩わしい時期ですよね。
今回はそんな方向けに、春キャンプにおいての対策ポイントをご紹介します。
私も以前はあまりの辛さに、春は外出が億劫になり「アウトドアなんてまっぴら!」と思っていましたが、これから紹介する花粉症対策のポイントを抑えて外に出たところ、かなり軽減されました。
今では、花粉症でも外出がこわくなくなり、春のアウトドアをエンジョイできています。
外に出るのが億劫になるそんな時期でも、しっかりと対策をすれば春キャンプを楽しむことができちゃいます。
目次
花粉予測情報をしっかりチェック
毎年、春が近づくと天気予報と一緒に花粉予測情報もチェックできます。
せっかくの楽しいキャンプが花粉で散々な思い出になっては元も子もありません。
まずは、花粉予測情報をしっかりチェックして万全な体制を整えるための情報を集めましょう。
花粉の飛びやすい日の見分け方をマスターしよう
花粉が多くなる日の条件を聞いたことがありますか?
意外と見落としているのですが、前日や当日の天候によってある程度推測することもできるんです。
花粉の多い日の見分け方
一般的に花粉が飛びやすいと言われているのは以下のような日です。
風が吹き、空気が乾燥している日
気温が高く、快晴な日
雨が降った次の日
数日暖かい気候が続いた日
春は天候が不安定で暖かい日や風が強い日が続きます。
そのため、雨が降っている日や肌寒い日以外はほぼ花粉が飛んでいると思って対策をした方が無難です。
花粉症の方にも軽い方や重い方がいるので、気候に以前に自分にあった対策をすることが必要ですが、先ほどまとめた、花粉が多くなりやすい条件を知っておくだけで対策のしやすさも変わってきます。
こちらの情報も参考にして、春キャンプの準備を進めていきましょう。
花粉を寄せ付けないためにはアウターの選び方が重要
花粉症の方にとって重要なのは、いかに自分の身につけているものに花粉が付かないようにするか。
万が一身に付けている服やカバンなどにべったり花粉がついてしまうと、自らが花粉の溜まり場になりさらに症状を悪化させてしまうことも。
花粉を寄せ付けないためには、服の中でも一番外側のアウター選びが重要になってきます。
特に素材選びなどでかなり改善できるので早速見ていきましょう。
“モコモコ”なアウターは花粉症の大敵!
寒暖差の激しい春はまだまだ冬用のアウターを使ってしまいたくなりますよね。
しかし、冬とは違い春は花粉があらゆるところに飛んでいます。
綿や毛の素材でできたアウターは、“モコモコ” 部分に花粉が付着し、体中を花粉塗れにしてしまいます。
特にフリース・ボアジャケットは花粉を呼び寄せるので、できるだけ控えましょう。
花粉を寄せ付けない! 春キャンプ向きアウターの選び方
花粉を寄せ付けないためにはアウター選びの際、3つのポイントを抑えることでかなり改善が期待されます。
ポイントに沿って、しっかり対策していきましょう。
ポイント1
上質な素材でしっかりプロテクト
まずは、花粉を呼びつけない品質選びから。
ナイロンやポリエステルなどツルツルとした素材なら、花粉もつきにくくしっかり対策ができます。
さらに、防寒機能もあるので寒暖差も激しい春キャンプの寒さからも守ってくれ、春キャンプにぴったりな性能を持っているのでオススメです。
ポイント2
首元までしっかりガードできるハイネックタイプがおすすめ
首や袖がガラ空きの状態だと中まで微細な花粉が入ってくるので要注意!
首元までチャックができ、袖もしっかりゴムやボタンでしめることができるものを選ぶことで、花粉が入ってくるのをしっかりブロックしましょう。
ポイント3
洗濯できるアウターで家まで持ち込まない
アウターはクリーニングやコインランドリーなどに持ち込まないと洗濯できないのも意外と多いですよね。
でも、できることなら、外出して花粉がついてしまったアウターは、毎回洗ってしっかりリセットさせたい。
そこで、気軽に洗濯できるアウターなら、花粉を手軽にオフできてストレスフリー。家に持ち込まず気軽にケアできるアウターを選びましょう。
アウターおすすめ3選
これまで、花粉症がつきにくいアウター選びのポイントを3点見てきました。
そのポイントをしっかり抑えたアウターをご紹介します。
THE NORTH FACE(ザノースフェイス) ドットショットジャケット
おすすめポイント
人気の秘訣はかさばらない薄さなのに、機能性も十分。
表面はナイロン100%でつくられているため、しっかり花粉も寄せ付けない!
さらにカラーバリエーションも豊富なため、ファッションの挿し色としても楽しめます。
Columbia(コロンビア) ヴィザボナパスジャケット
おすすめポイント
圧倒的な軽さとシワのなりにくさから、アウトドアをする方にはもってこいのジャケット。
ハイネックで袖口も調整が可能なので花粉が中まで入ってくるのを防いでくれます。
機能性が高く、ディティールまでしっかりしているので自身も購入しました。
春のアウトドアで、大活躍してくれています。
PUMA(プーマ) ライト ダウンジャケット
おすすめポイント
寒がりな花粉症さんにはこちらがおすすめ。
首元がセパレートで、上までしっかり保温し、花粉症もガードしてくれます。
スポーツブランドなので、機能性も抜群です。
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薬やマスクはタイミングをしっかり図って
花粉症にとって「薬」と「マスク」は必須アイテムですよね。
ですが、時間やタイミングに気をつけることでかなり効果が変わってくるのをご存知ですか?
薬はしっかり服用することで最小限に抑える
薬と言っても様々ですが、中でも点鼻薬・目薬・内服薬の3つを上手に使いこなして症状を最小限にしましょう。
まず点鼻薬ですが、キャンプ当日は症状が出る前にあらかじめ服用しておきましょう。
目薬は1日数回に分けて差すことが大切です。
なのでキャンプ中、数時間おきにサッと出せるように常に手元に置いておきましょう。
内服薬は通院している医師に指定された量を数日前からしっかり服用するようにして万全の状態で臨みましょう。
マスクは数時間ごとに交換して
花粉から顔を守ってくれる必須アイテムですが、時間が経過した花粉まみれのマスクをずっとしているのはかえって逆効果です。
マスクはストックを用意しておき、数時間ごとに変えるのがベスト。
さらに形によっては花粉が口元に入ってきてしまうものもあるので、できるだけ鼻や顎部分までぴったりフィットしてくれる立体型のマスクを選ぶようにするのがオススメです。
メモ
マスクだけでなく目を守る花粉症用のメガネなども使う際は、こまめに拭くことで花粉をリセットしましょう。
我慢できなくなったらシャワーや温泉で花粉を洗い流す!
これだけ対策しても、頭や顔まわりに付着して我慢の限界なんてこともありますよね。
そこでどうしても花粉に耐えきれなくなったら、お湯で洗い流すのがおすすめです。
温泉施設やシャワーなどが併設されたキャンプ場をあらかじめ確認して、予約しておきましょう。
お湯で洗い流すことで頭や体に付着した花粉が落ちて、不快感がなくなるのでかなりラクになります。
さらに、体が芯から温まりお湯の蒸気で鼻詰まりもスッキリ。
あまり無理しないよう気になった時にサッと入れるよう、1日何度入ってもOKな温泉が併設されたキャンプ場がオススメです。
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花粉予測情報をしっかりチェック
花粉を寄せ付けないためにはアウターの選び方が重要
薬やマスクはタイミングをしっかり図って
我慢できなくなったらシャワーや温泉で花粉を洗い流す!
この4点に気をつけるだけで、花粉がグッと抑えられます。
引きこもりがちの春でもしっかり対策をすれば外出もこわくない!
花粉を乗り切って、思いっきり春キャンプを楽しみましょう。