キャンプ後の片付けの時、結構使い終わった炭や燃えカスの処理に困ったことはありませんか?
特に初めてのキャンプ場などで灰捨て場がなかったときは本当に困ります。
燃えカスの後処理をスムーズにする方法の1つには、火消袋のようなアイテムを使うというのがあります。
火消しアイテムとして、結構役立つのは火消し壺。
耐熱性抜群で密閉も出来るので、大人数でキャンプをするときには重宝できるアイテムです。
ただし難点は、持ち運びがしにくいところ。
そこで、役立つのが耐熱性の収納袋です。
収納袋には、zen campsのアッシュキャリーというのがありますが、持ち運びしやすく、燃えカスや薪、灰処理などで役立つアイテムです。
燃えカスを持ち帰ることも想定して作られているためコンパクト。
行きには炭入れ、帰りには灰入れ、と汎用性もあります。
とくにソロキャンプやバイクキャンプには使いやすいと思いますので、今回はZEN Campsのアッシュキャリーについてまとめていきます。
目次
ZEN Camps「アッシュキャリー」とは?どんな袋?
アマゾン、ヤフー、楽天と一部のショップだけ合計しても、1000件近くのレビューで平均4.5以上を獲得しているZEN Campsのアッシュキャリー。
商品すべて長所も短所もある中で、高評価を得ているところには理由がありました。
アッシュキャリーの基本情報とともに、使い勝手の秘密について解明していきましょう。
ZEN Campsはソロキャンプユーザーに多く親しまれています。
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【ZEN Camps】火消しの不安やストレスはたったこれだけで解消!!
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アッシュキャリーSサイズはソロキャンパーにピッタリ
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ソロキャンパーのニーズは、荷物を減らしたい・コンパクトにしたいというが多数。
メインであるテントはともかく、ミニアイテムや補助的アイテムは出来るだけ小さくてコンパクトな方が利便性が高いです。
アッシュキャリーには3つの大きさが用意されていますが、Sサイズ・Mサイズはどちらも縦横30㎝程度に収まる燃えカス収納袋。
Lサイズは高さが40㎝近くになるので、2つに比べてだいぶ大きくなります。
たとえ使わなくても折りたためる様になっているので、畳んでしまえば邪魔になりません。
Sサイズ | 幅24cm×高さ25cm |
Mサイズ | 幅29cm×高さ32cm |
Lサイズ | 幅34cm×高さ38cm |
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SサイズとMサイズでは幅が5㎝違うので、どちらかというとSサイズ・Mサイズは燃えカスが少ない方にいいかなと感じます。
例え、燃えカス入れにならなくても、ゴミ袋入れに出来ますしね。(笑)
5㎝幅が大きくなると、それなりに空間が広がってファミリーキャンプの燃えカス処理にも対応出来るようなイメージでいると、サイズが選び安いかと思います。
耐熱性へのこだわり素材
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燃えカスの収納袋というからには、耐熱性に優れていなかったら使いたくないですよね。(笑)
本体はもちろん耐熱性に適した素材を使っていることを選んだ方がいいですし、その本体を繋ぐ糸の素材にも注目した方が良いです。
袋本体は、クロスやロープなどにも良く使われるガラス繊維(シリコン加工)。
種類によっては300℃~1000℃の熱に耐えられる力をもっています。
裁縫糸はアラミド繊維。
化学繊維界でも、高性能・高強度のスーパー繊維の1つとして知られているものです。
これも種類によりますが、その糸は400℃~500℃と400℃越の耐熱性を持つ繊維です。
ポイント
- 火消袋というよりは、耐熱性収納袋として活用した方が良い。
- なので、燃えカスも入れる前は火が完全に消化したものを入れるのがベスト。
- ただ火が挙がってなかったり、超微量で火が残っていたとしても、
キッチリ遮断すれば持ち帰ることも出来るレベル。 - 元も子もないですが、基本的に火の後処理はキャンプにおいては必須のこと!
ちなみに余計な情報ですが、買いたてのアッシュキャリーで、
- 10秒中をライターであぶる
- 真っ赤な炭を入れてきっちり密閉してまた開く
と、実験したツワモノがいたようですが、ケースが溶けることなく無事消火されたとの話もありました。(笑)
水洗い可能なのが吉
燃えカス入れとして持って帰ることにも使えますが、実際使うシーンでは、灰袋入れのように使うことも多いかなと思います。
こうなると、結構袋が汚れてしまうんです!
そのまま片づけてしまうと他のキャンプアイテム(ギア)に汚れが付着して、めちゃくちゃ萎えます。(笑)
というところでありがたいのが、水洗い可能なところ!
特に表面がガラス繊維ということもあって洗いやすく、シンプルに洗える・洗いやすいは助かります。
ここは誤解しないで!アッシュキャリーの注意点
利便性が高く使いやすいZEN Campsのアッシュキャリーですが、誤解されがちなところがあります。
それはアッシュキャリー=火消袋というイメージ。
そもそもですが、キャンプの燃えカス処理は、完全に炭や薪などを鎮火させることが大前提です。(火消し壺は除いて。)
なので、火消しが出来るからそのまま突っ込めーとアッシュキャリーに突っ込むのはNGです。
燃えているものは少しでも酸素があれば、燃え続けますし、耐熱性があるとはいえ、無茶な使い方をすると破損しちゃいます。
正直、赤い炭を入れ閉じた後に開いたら消火出来た例があるように、消火機能も全くゼロとは言えません。
だからといって、そのまま使うと本来の使用用途とは異なるので、寿命が短くなっちゃいますから要注意です。
ZEN Camps「アッシュキャリー」の簡単使い方!
アッシュキャリーを使って、使い終わった炭や薪の燃えカス処理をするときに気を付けてほしいのはやけどなどのケガです。
ある程度のおき火にも耐えられるので、早く片づけたい時は、そのまま処理をすることもあると思います。
ただカスとはいえ火。熱いですから怪我しないように必ず手袋をしましょう。
ポイント
アッシュキャリーの燃えカス処理のやり方
- 袋を開けて立てる。
- 燃えカスを入れる。
- 上からクルクル巻いて畳む。
- 両脇についてるフックをカラビナで止める。( or 紐を結んで止める)
- 家で捨てる。
とても簡単です。
説明書がなくても感覚的に使えるのが便利なところですね。
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ZEN camps ash carryアッシュキャリーの使い方をご紹介
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燃えカス処理に役立つコンパクトギア「アッシュキャリー」:まとめ
今回は、ZEN Campsのアッシュキャリーについて見ていきました。
燃えカスの処理が出来ないと途方に暮れる時間が結構萎えます。(笑)
アッシュキャリー1枚持っておけば、邪魔にならない上にどこのキャンプ場でも対応できるようになります。
一枚持っておいて損はないかなというアイテムです。
ちなみに、動画にもありましたが、アッシュキャリーと併せて焚火シートを持っておくと、更に処理が楽になりますよ。
キャンプ場も綺麗に保てるし、気持ちのいいキャンプが出来そうです。
相性のいい焚火シート
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