このような疑問にお答えします。
燻製料理が好きな方多いですよね!特にキャンプで食べる燻製は格別に美味しいです!かといって、燻製用に鍋を持っていくのも大変だし、作るのも大変そう・・・と思う方もいらっしゃると思います。
実は、ダンボールで燻製が作れちゃうのはご存知でしたか?ダンボールで料理をするとなると燃えてしまう心配だったり、美味しく食べられるのか疑問に思いますよね。
私も最初は半信半疑で、恐る恐る作っていたものです・・・しかし!自分で作ったダンボール燻製器で食べる燻製料理は何とも言えないくらい美味しい!そしておつまみにも合う!!興味が湧いてきましたよね!
目次
燻製器を自分で作るメリットとは!?
ダンボールで作る燻製器・・・なかなかイメージが湧かない・・・
いやいや、たくさんメリットがあるのです!
結露が出ても吸収してくれる!
燻製を作る際に空気を閉じ込めるため水分が出てきてしまいます。その水分がダンボールに付着するのですが、なんと吸収してくれる役割があるのです!
通常の燻製容器や鍋だと結露が付着し、下に垂れてしまいます。そうなると食べ物についてしまい燻製が上手く出来上がらない場合もあります。水分を吸収してくれると燻製に出来上がりもよくなるので、すごく優れているのです!
とにかく安く作れる!
ダンボールは、ホームセンターやスーパーで無料でもらえるものなのでお財布に優しい!専用の燻製容器を購入するだけでお金がかかってしまうので、お手頃に済ませたい方にはオススメです!
片付けが楽チン!
一番大変な後片付けもダンボールなので、キャンプ場のゴミ捨て場に捨ててしまえば、帰りは荷物も減るのでとても楽です。洗わずにポイッと捨てることが出来るので、子供に頼むことも出来るので、みんなで後片付けが出来て効率よく作業ができますよ!
ダンボール燻製器=「温燻」
燻製にも時間と温度によって、種類が異なります。
熱燻(80℃以上で約10分)
温燻(60℃~80℃以上で数時間)
冷燻(20℃以下で数日)
ダンボール燻製器は、温燻に適しています。1時間ほどで出来てしまうので、驚きですよね。
また、私はダンボールなのに60℃以上の熱を閉じ込めることが出来ることを最初聞いたとき、一番驚きました!すぐにヘナヘナになってしまうイメージですが、結構丈夫に出来でいるのだなと感心したのを覚えています。
事前準備~食材を乾燥させる~
ダンボール燻製器を作る前に、事前準備として大事なことをしなくてはなりません。それが「食材を乾燥させること」です。水分が残ったまま燻製器に入れてしまうと、酸っぱさを感じるような味になってしまうため美味しくなくなってしまいます。
もう燻製は作らない!と思わないためにも、しっかりと水分を取る必要があります。
水分の飛ばし方としては・・・
・ドライネットに入れる
・風通しのいい場所に吊るしておく
これが一番いいですね。食材なので虫が寄って来てしまうこともあります。新聞紙の上に直接食材を乾燥させるのではなく、ドライネットに吊るして乾燥させたほうが虫も寄ってこないですし、食材を全体的に乾燥させることができますよ。
実践~ダンボール燻製器を作ってみよう!~
ワクワクが止まらない、ダンボール燻製器を作ってみましょう!
【材料】
・ダンボール
・スモークウッド(90分燃焼するもの)
・金網
・アルミホイル
・揚げ物用受け皿(金属プレート)
・ガムテープ
・金属の棒 2本
・カッター
・着火マン
【ダンボール燻製器の作り方】
- ダンボールの上下を開ける
- 下になる部分を下にして立てて、一箇だけ開けた状態で、他二箇所をテープで止める。(持ち手の穴が空いていたらテープで止める)
- 網の幅を確認し、ダンボールに2本の金属棒の穴を開けて通す。
- 網を乗せて、穴の隙間がないようにテープで止めて、完成!
わかりづらい方は動画を参考にしてみてくださいね!
【燻製の作り方】
- 金属プレートにアルミホイルを隙間なく巻く
- アルミホイルを巻いた金属プレートの上に、スモークウッドを乗せる
- 面が黒くなり、煙が出るまでバーナーで燃やす
- 食材を網に乗せる
- スモークウッドをダンボール燻製器の下に入れる
- 上のフタを閉めて、約90分待つ(スモークウッドは90分使用のため)
- 冷ましたあと、クーラーボックスに数時間寝かせたら完成!
※煙がなくなっても開けずに待ちましょう!
少し時間はかかってしまいますが、キャンプに行ったとき着いた時に作ってしまえば、夜のおつまみの時間には美味しい燻製料理が出来上がっていること間違いなし!です。
自分で作るダンボール燻製器!キャンプで美味しく燻製を食べよう!:まとめ
ダンボールで作った自分の燻製器は、作ったあと嬉しい気持ちと満足感でいっぱいになります!
- ダンボール燻製器はメリットしかない!
- 温燻で美味しい燻製が作れる!
- 食材を乾燥させることが一番大切なこと!
- ダンボール燻製器は簡単に出来る!
キャンプに行った際みんなで楽しみながら作ってみるのもいいかもしれませんよ!ただし、カッターを使うので怪我には充分に気を付けて作業をしてくださいね。